いつもはあまり長々とものを書かないのですが、
今回は読んで欲しいのでがんばります。
FBから移植してたくさん加筆しました。
ハラフロムヘルというバンドのMV(ミュージックビデオ)をつくりました。
「クラスメイト」という曲です。
「クラスメイト」という曲です。
脚本・演出・撮影・編集と自分ひとりで映像作品をつくったのは初めてです。
いい音楽といい映像でいい作品になっています。
結論を言ってしまいました。
そういう事でした。
いい作品はいい映像といい音楽で出来てしまうんです。
わたしはこのハラフロムヘルが本当に好きフロム腹、つまり腹の底から好きというわけで、腹と言っても宇宙ぐらいの胃袋を持った腹の見えない底からくらい好きなんです。
そしてそんな宇宙の力を感じずにはいられない在オーストラリア今時分のわたしです、初めてだらけの映像編集にはいろいろとやられましたけど、おかげ様で今出せる限界くらいに納得しています。
それではハラフロムヘルとのなれそめなどから、
第一章 蔵フェスこそが全てのはじまり
初めてハラフロムヘルを観たのが2012年2月18日の蔵フェスvol.19。
蔵フェスとはデロッピードロッピーという千葉のバンドの松田兄妹が、
成田空港駅が最寄り(!)の実家の土蔵(!)や母屋をつかって自分らでつくっている音楽フェスだ。
19回目の蔵フェスは大好きで仲良しのランランランズというバンド(デロッピードロッピーの兄がドラマーを兼任している)のレコ発イベントで、
ずっと観たかったフジロッ久(仮)で大いに心身がヴわァッとして感動してみなぎった感じがしたり酩酊したりして、とにかく楽しいフェスなのだ、フジロックと並んで日本の二大フェスである。
[ 蔵フェスvol.19 写真]
[ 蔵フェスvol.19 映像]
わたしは前回にあたるvol.18から公式カメラマン(!)として参加している。
あの時は前日に下北でオワリズム弁慶のライヴがあって朝まで打ち上げしてそのまま多古町まで行ったのだそういえば。
そう、まさにフジロックの入場ゲートのように華麗に空港駅のパスポートチェックをスルーして
もちろん持ってなかったけど
蔵フェスについてもそのうち書きたい し
というよりもむしろ行きたい。しかし神々しい写真たちだ、素晴らしい。
松田家にて(たぶんほそね君撮影) |
成田空港にて(グーミ小畑くん撮影) |
フジロック’12(撮り人知らズ) |
第二章 蔵の中のわたしとハラフロムヘル(ようやく)
ハラフロムヘルはとっても衝撃的にぐっときた。
衝撃的なのにじんわりしているしほっこりしているしとんがってるけどやさしくて、
なんかこれ知ってる、憶えてるなこの感覚みたいな感じだった。
照れみたいな感情も受け入れられるような懐が深く浸透力のある世界観。
なんだこれは、これは書いててちょっと恥ずかしくなったけど、ハラフロムヘルは不思議とそうならない。
ただ懐かしさだけでは説明できない童謡っぽさやノスタルジーといった類いの情景。
それになんていたって大事な事を書き忘れていた!
ライブで放たれる熱量、得てして生き急ぐかのように尻上がりに上昇するテンションの波?渦?は見ている人、フロアとの境界を力づくでぶち破ったりする。
ありきたりなエヴァの初号機が両手でATフィールドをあれするイメージ。
パンクバンドをやろうと結成させた経緯を見てもうなづけると思う。
身体か心かわからないけど、何かぶわあっと熱が生まれたような。
それになんていたって大事な事を書き忘れていた!
ライブで放たれる熱量、得てして生き急ぐかのように尻上がりに上昇するテンションの波?渦?は見ている人、フロアとの境界を力づくでぶち破ったりする。
ありきたりなエヴァの初号機が両手でATフィールドをあれするイメージ。
パンクバンドをやろうと結成させた経緯を見てもうなづけると思う。
身体か心かわからないけど、何かぶわあっと熱が生まれたような。
そしてその感情は今回こうして「クラスメイト」という曲のMVをつくるということを、何となくわかっていた、と強がってもいいくらいの何かだった。
実際その日は1曲しか撮らないと決めていて、それが「クラスメイト」だったのだ。
第三章 夏休みの宿題
実際その日は1曲しか撮らないと決めていて、それが「クラスメイト」だったのだ。
第三章 夏休みの宿題
八月、わたしはバイトしていたレストランにホリデーをもらい、
気温一桁、冬のメルボルンから、熱中症とゲリラ豪雨注意報の灼熱日本に帰省した。
およそ1ヶ月間、分刻みのスケジュールをこなしながらライヴハウスなんかを飲み歩き、時には公園で野宿しながら千葉東京埼玉を飛び回り撮影した。
千葉は遠い。
千葉県は東京・埼玉の隣だけど、千葉駅は新宿から電車で1時間かかる。
「千葉のバンド」といっても千葉と柏はこれまた1時間くらい離れていて文脈よっては全然違うものらしい。
それを言ったら「東京のバンド」だって新宿と八王子じゃいろいろ違うだろうものね。
単純で当たり前の事なのに忘れてた。
稲毛の海ではバンドのアー写(アーティスト写真)も撮った。
これも採用になったのはやっぱりOM-1のフィルムで撮った写真だ。
夏休み中の中学校にお邪魔(ゲリラ)してびくびくしながら撮影したり、ひとりひとり呼び出したり家に押し掛けたりもした。
千葉は遠くなくなっていた。
クラスメイトのMVをつくろうという話はヴォーカルのタテジマヨーコとたぶんどっちからともなく以前からしていた、はず。一時帰国に合わせて自然とつくる流れになる。
頭の中にあったイメージをお粗末な絵コンテみたいのに起こした。
脚本みたいなのもあったけど、それはつくっていく中で結構変わっていく。
この作品は8ミリフィルムで撮影した映像をメインに使っていて、
高校生のときの自分が撮っていたフィルムが作品の中でとても大きな意味を持っている。
2005年、8年前に2003〜05年に撮った8ミリと今年新たに撮ったものとが、
それぞれの想いや表現を含み、弾けて融けた。
あの時の気持ちだけじゃなくて明るさとか匂いとか空気の流れまで入り込んで溢れ出した。
あの時つくりたかったものが今回こうして完成したんだ、ともう一回強がりたい。
8ミリフィルムと曲終盤の5人での合唱というイメージをハラフロムヘルの印象的な情景と結びつける。そしてそれが「クラスメイト」という曲であるということが全てを示しているように思う。
気温一桁、冬のメルボルンから、熱中症とゲリラ豪雨注意報の灼熱日本に帰省した。
およそ1ヶ月間、分刻みのスケジュールをこなしながらライヴハウスなんかを飲み歩き、時には公園で野宿しながら千葉東京埼玉を飛び回り撮影した。
千葉は遠い。
千葉県は東京・埼玉の隣だけど、千葉駅は新宿から電車で1時間かかる。
「千葉のバンド」といっても千葉と柏はこれまた1時間くらい離れていて文脈よっては全然違うものらしい。
それを言ったら「東京のバンド」だって新宿と八王子じゃいろいろ違うだろうものね。
単純で当たり前の事なのに忘れてた。
稲毛の海ではバンドのアー写(アーティスト写真)も撮った。
これも採用になったのはやっぱりOM-1のフィルムで撮った写真だ。
夏休み中の中学校にお邪魔(ゲリラ)してびくびくしながら撮影したり、ひとりひとり呼び出したり家に押し掛けたりもした。
千葉は遠くなくなっていた。
クラスメイトのMVをつくろうという話はヴォーカルのタテジマヨーコとたぶんどっちからともなく以前からしていた、はず。一時帰国に合わせて自然とつくる流れになる。
頭の中にあったイメージをお粗末な絵コンテみたいのに起こした。
脚本みたいなのもあったけど、それはつくっていく中で結構変わっていく。
この作品は8ミリフィルムで撮影した映像をメインに使っていて、
高校生のときの自分が撮っていたフィルムが作品の中でとても大きな意味を持っている。
それぞれの想いや表現を含み、弾けて融けた。
あの時の気持ちだけじゃなくて明るさとか匂いとか空気の流れまで入り込んで溢れ出した。
あの時つくりたかったものが今回こうして完成したんだ、ともう一回強がりたい。
8ミリフィルムと曲終盤の5人での合唱というイメージをハラフロムヘルの印象的な情景と結びつける。そしてそれが「クラスメイト」という曲であるということが全てを示しているように思う。
ああ、やっぱり長い文章は特に何言ってるかわかんなくなっちゃう。
思い出したら書き足したりするのかも。
とにかく自分の中でのハラフロムヘルの「クラスメイト」はこういうものになりました。
思い出したら書き足したりするのかも。
とにかく自分の中でのハラフロムヘルの「クラスメイト」はこういうものになりました。
何度観ても新たな気づきがあって愉しめるはずなので飽きるまで観てください。
”うたのおねえさんタテジマヨーコ”みたいなのをどこかで見かけたけど、
NHKさんみんなのうたに載っけてくれないかなホントに。
NHKさんみんなのうたに載っけてくれないかなホントに。
宇宙がすごいのと、はたらくおっさん最後の「行こうやろう踊ろうさわごう〜」H山ズの「知りたい食べたい飲みたい遊びたい」のくだりはまた別の機会に
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