2014-02-01

インタビュー意訳まとめ : Joe Kay (Soulection)

FEATURES TOUCHING BASS: SOULECTION YOU NEED TO HEAR THIS By Errol Anderson(元記事)
  
 好みのものが多くてよくお世話になっているLAのレーベル、ラジオ Soulection の共同創立者 Joe Kay (Co-founder, Head of A&R, DJ)  noisey UKによるインタビューがおもしろかったのでテキトー意訳でまとめた。違ってた教えてください!onegai

Soulection チームメンバーの写真や紹介は こちら Joeさん若そう。

 「A&R(エーアンドアール)はレコード会社における職務の一つ。[Artist and Repertoire(アーティスト・アンド・レパートリー)の略。アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する。実際には上記の職務だけでなく企画、制作、宣伝に至るまでレコード会社の業務全般に幅広く責任者として携わる。」(wiki)だそうで、要は中心人物でディレクターってことですかね。

 彼自身は音楽をつくることはなくて、良い音楽を広めることに専念しているそうです。

 
 インタビューはまだ小さい自分の娘(音楽大好き!将来が気になる)の自慢話から、子供の時はドリームキャスト(!)にハマりまくって NBA 2Kっていうバスケットゲームでは国内TOP10入りもしていた(!)っていう他では聞けない話なんかで始まる。ハマるとトコトンやっちゃうタチらしいです。猫?



 音楽との出会いは母ちゃんとおばさんに連れられて行ったロングビーチ(L.A.,CA)のコンベンションセンターでやっていたレゲエフェスティバルで、ルーツ、ダヴが流れる中、滅茶苦茶オープンな人たちがウィードをつけてて、家族と来てたのにこれはヤバイってなっちゃたって、え、さすがに今ではもうやってないようなすごいパーティだったらしいけど、南も北も米大陸で起こってる大麻合法化の波に乗って復活したりして。しないか。

http://chronicfatigue209.com/archives/2220

 今は袂を分けた 96(印象的な眼とSの文字を組み合わせたロゴなどヴィジュアル面も担当していた)とSoulectionを始めた2010年頃はアート・カルチャーの紹介するブログだったのが、Flying Lotusのレーベル Brainfeeder などを見て、世界中にはまだまだ沢山かっこいいビートメイカーがいるから、自分らの好きな曲だけでコンピをつくりたいとなって、ラジオもやっちゃえってやったら、大好評。
 
  2011年4月1日にリリースされたレーベル2枚目は、オーストラリアの Ta-Ku による「24」で、これはTa-KuがSoulectionでのJoeの音楽セレクションにインスパイアされて24時間でつくり上げたアルバムを、完成してそのままJoeに送り、その日のうちに公開されたものとのこと。そしてName Your Priceのアルバムの売上など前の月に起こっていた東日本大震災への義援金として送ってくれていたそうです。

 そこからいろいろ動き出して、実験的なことをしながら5,6枚リリースしてから、もちょっとマジでやってみるかとなり、96氏が離れた後は同じく共同創立者の Andre Power がそのとんでも無い才能を開花させて(!)Soulectionのアート・ディレクションやアーティストとのコミュニケーションまでこなし今に至る。

 ” Errol Anderson : How important do you think it is to have an online identity. In the sense that people recognise you as being a cultural force rather than getting lost within the Internet?

 Joe Kay : It’s very true. You can post something and within minutes it can be swallowed up on your feed. Social media, to me, is something that just makes sense to me. As my day job I also do social media so I’ve just embraced it. It’s also just quality content and being honest rather than just spamming people. ”


オンラインアイデンティティで真っ先に思い浮かんじゃったやつ。すぐ観たくなる。


インターネットの話からSoundCloudで面白いと思うアーティストにあげていた Mr. Carmack わたしのアイドル マクロス MACROSS 82-99 も「Carmack 凄すぎ 音楽つくるのやんなっちゃった」と言っております。

そしてなんとJoeさん日本に興味津々、あとオーストラリア、ニュージーランド、スペイン。いいね。では、あたしは中南米に。

” I want to visit Japan because we have a really good presence out there.
 We now have our own team out there and I love how different their culture is but they still embrace things. "

元来ビートレーベルであったSoulectionは今後、自らのでヴォーカルを擁し、膨大な過去のR&Bやラップのサンプリングと共にネクトレベルへ行くそうなので、とても楽しみです。