tag:blogger.com,1999:blog-89336933456476257652024-03-14T04:32:12.830+09:00morookamanablogUnknownnoreply@blogger.comBlogger59125tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-2216232955645211392017-03-10T05:54:00.003+09:002017-03-10T05:54:26.502+09:00誕生日<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
3月9日、サンキューの日<br />
<br />
大学の友だちが30歳になった。<br />
わたしもあと数ヶ月で30になる。<br />
小中高でどんな30歳の自分を想像していたか全く覚えてないけど、<br />
たぶんその想像よりは複雑にだらしない30歳になるだろう。<br />
<br />
もうひとつ。66歳の誕生日。<br />
生きていればだけど。<br />
若いな〜と思った。<br />
<br />
そろそろ東日本大震災から6年が経つって。<br />
3.11<br />
まだハイチでバイトしてて、配達でちょうど五反田のあたりにいたんだな。<br />
スバル・サンバーが揺れてた。<br />
<br />
9.11なんてもう16年も前なのかと思うと速いのか遅いのか。<br />
当時は中学生だったよ。<br />
野球部の後輩と「こりゃ戦争始まるぞ!」って盛り上がってた。<br />
<br />
今年はちょっと頑張ろうと思っていますので、<br />
そうぞよろしくお願いします。<br />
<br />
morookamanabu</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-5782784402018093572015-05-19T04:16:00.001+09:002015-05-19T04:19:48.156+09:00もう5月も19<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
こういうことがあると若い人たちはもっと投票行くことになるのかなやっぱり。<br />
60代以上の反対ってことは。<br />
これからみんな年老いていくわけだ。<br />
先日ピントカの解散ライヴの撮影いって「オーバーサーティおばさん」大合唱させててあーやっぱりこの人はすごいなーと思った。<br />
ライヴもいい曲いっぱいだった、カメラ回しながら歌っちゃうとこいっぱいあった、絶対少女以降のはわからないけど、鳥肌たっちゃった。<br />
人はみんな歳とるからなあ。過去の偉人なんて超えようがないけどだって今はもうむかし。でもやっぱり今生きているとこがわたしたちの最高であって。いやはや、靖子ちゃんの子すごい楽しみです。だって全然想像つかないし、2020年オリンピックだ5年後だなんて言ってたけどそんなものより何かAKIARとも違うしとか?屋根が間に合わないどころじゃない話ですよ。おめでとう!<br />
あとはもうHTPのハバナイはめちゃくちゃ泣いてしまった。すごかったなみんな本当に。赤シャツが宙を浮いてた。しょうがない、あの日は、いろいろなことが積み重なって毎日が終わってゆくのです。<br />
VOGOSに茶封筒でアー写のギャラくれたのも嬉しかったなあ〜〜…(*´~`*)。o○ ムニャムニャ<br />
<br />
来月6日からにんじん展にZINEを出すので是非見に行きてくださいまし。<br />
がんばってつくっております。<br />
パソコンは常日頃バックアップを取っておいたほうが絶対にいいですね。心の健康のためにも。なんとか安く早く帰ってこれてよかった。<br />
フライヤーがちょーかっこいい<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://twitter.com/1__gezan__3/status/595170081056817153" target="_blank"><img alt="" border="0" height="425" src="https://pbs.twimg.com/media/CFRyeyVVAAERQX-.jpg:large" title="" width="640" /></a></div>
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-59307971786915427322014-05-25T21:35:00.002+09:002014-11-05T23:59:54.571+09:00 読書感想文『遊び疲れた朝に―10年代インディ・ミュージックをめぐる対話』を聞いて<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div>
<br /></div>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4907276117/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4907276117&linkCode=as2&tag=okamabu-22" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="1" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4907276117&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=okamabu-22" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">仕事帰りにお近くの書店でも、すぐに届く<b><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4907276117/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4907276117&linkCode=as2&tag=okamabu-22" style="background-color: white;" target="_blank">Amazon</a></b>でも。</td></tr>
</tbody></table>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span>
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ツイッターで以前から気になっていた音楽ライター・磯部涼さんと、編集者・ライターの九龍ジョーさん(クーロンと読むそうです。以下敬称略)の対談本。</span><br />
『<b><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4907276117/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4907276117&linkCode=as2&tag=okamabu-22" target="_blank">遊び疲れた朝に―10年代インディ・ミュージックをめぐる対話</a></b>』<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">5月10日発行となっております。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">アマゾンちゃんがオーストラリアのあたしのもとに届けてくれたのが15日。早い。すごい。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">送料込み三千円也になってしまったけど、こんな面白い本に出会えるなんて。国内3000円でも買いました、多分。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">これで興味を持って本を読んだらすぐにもっと読みたくなっちゃう251ページになることでしょう。</span><br />
<br />
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">最後に長いものを読んだのは友人Mからもらった<b><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&index=aps&keywords=%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%A8%88%E5%8A%83&linkCode=ur2&tag=okamabu-22" target="_blank">伊藤計劃</a></b>の小説ぐらいしか思い出せない、あとこれまた貰い物の<b><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003280113/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003280113&linkCode=as2&tag=okamabu-22" target="_blank">やし酒飲み</a></b>。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ネットでもあんまり長いのは読めない。<br />
それがもう3周目に入っているというから自分でも驚きと感動でザワザワして、実際に読んでいて思った事を書こうとしてもソワソワして何から手をつけたらいいかわからなかったりだったのです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">この本のどこにそこまで興奮していたかは(すぐにでもタンブラーにコピペしちゃいたいような文章だらけなところを何とかその衝動は抑えつつ)ちょうどわたしの考えていたこととリンクしているような所を掻い摘んで引用させていただきつつ、まあいつものようにあっちこっちに脱線しつつになるでしょうが、これは自分のためにもアウトプットしておきたいので長くなることを覚悟で書きます。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: x-small;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">コメントでもメールでも<b><a href="http://twitter.com/okama_bu" target="_blank">ツイッター</a></b>でも反応をお待ちしております。同じようなことを考えている人は今いっぱいいると思っています。あと明らかな誤認、誤字脱字、リンク切れなどあったら教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします〜(◕∀◕)</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">おふたりの話は個人的な嗜好というか芯のようなものを持ちつつも、豊かな知識のもとにフラットな目線から語られている印象。そういうのが知りたかったの!みたいな。示唆に富みながらユーモラスで何度もニンマリ笑える。目からウロコでもある。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">まず全四章を概観してみます。といっても恥ずかしながら浅学で薄識なわたくしの全く知らない話とか、名前だけなら…みたいのだらけなんですが、それを物ともせず読めるというのは、なんというか、うん、も〜知識はいらない〜とかでは無いなまだ!と思うのでした。知ってる人・シーンもいっぱい出てくるからゃったのはある=3ハァハァ</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"> 第一章 2000年台のサブカルチャーと銀杏BOYZ</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">¶ みんなみんな、銀杏のファンだった/バンド・ドキュメンタリーの時代/2000年代「童貞」リヴァイヴァル/「キツさ」を受け止める銀杏BOYZの宗教性/圧縮情報のシャワー/銀杏は「大人」になったのか/ポスト・銀杏BOYZといえば誰ですか?/自然主義の現在形</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">2007年に九龍・磯部両筆者が初めて一緒に仕事をした対象のバンドでもある銀杏BOYZについて。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">銀杏BOYZはこのふたりにとって少なくともこの本の中においては最も重要なキーワードであると思う。全ての章に必ず「銀杏BOYZ」はいる。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"> 第二章 「人生を賭ける音楽」ではなく</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">¶ 2000年代、ぼくらは何をやっていたのか/実話誌に見るアンダーグラウンドの変容/日本に「インディ」が根づくとき/なぜ音楽のなかで社会について語ろうとするのか/下からの再開発/音楽と「リベラル」/韓国インディ・シーンの今/世界標準か、ガラパゴスか</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">2004年にふたりが初めて会った頃の話から。「フリーター」ということばの「自由」が「不安」を生みつつ合った00年代初頭、<RAW LIFE>の流れあたりをルポしていた磯部と、<ウラBUBKA>でライターをしていた九龍が、アンダーグラウンド、ヤンキーや、ヒップホップなどに「地域性」や「歴史」を当時の社会情勢と絡めて振り返りつつ、第三章にもつながるような「社会運動家としてのミュージシャン」や、韓国のシーンと日本のシーンの相関から「アンチ・ダンス・ロー」に流れていく。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"> 第三章 社会を考える</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">¶ 音楽が社会を変える必要なない?/暗い東京を楽しむ/現実の「複雑さ」の前で/風営法が本当に守るべきもの/歌と踊りの政治性/「ずっとウソだった」ーヒット・ソングが示すもの/「二万字インタビュー」最高</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">2010年、震災前に九龍が坂口恭平を磯部に紹介したところから始まる三人の関係と、ここ10年で顕在化してきた非正規雇用問題や経済格差、3.11以降の社会、”不謹慎”、磯部が今まさに取り組んでいる風営法とクラブの問題、政治に関わるときのネゴシエーションの大切さ。ヒットソングと社会・政治。</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『九龍:いろんなことが政治的ではあるからね。もちろん恋愛も、食事も、夜遊びも。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"> 磯部:逆に言うと、政治も恋愛と同じくらい身近な話でもあるからね。』(p.169)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">メディア論的立場から再考する「ロキノン二万字インタビュー」の項もそれそれ!って感じで面白かった。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"> 第四章 音楽のなる場所</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">¶ シティ・ポップ・ブームの多層性/都市的な音はイメージを求める/Jポッポの復権と葛藤/「文脈読み」で窒息する前に/cero以降/SNS的リアリティ/東京はどこにあるのか/地図を描こう</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">銀杏BOYZがあって、さあ現在進行形の10年代のインディ・ミュージックといえば、<b style="background-color: white;"><a href="http://www.geocities.jp/cerofan/" target="_blank">cero</a></b> ですねという話なんだけど、第二章も阿佐ヶ谷にあるそのceroのメンバーの母のバーで収録していたり、この本は銀杏BOYZにはじまってceroに続いていくと言っていいくらい重要なキーワードであり、周辺のシーンも含め何度も登場する。この本で言っている「インディ」は特にこのシーンなんだな、という流れがわかった。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そしてやっぱりといいましょうか最終章らしく一番ワクワクしたし自分にもつながってきたのがわかりました。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">読み終わって「はじめに」と「おわりに」で全部まとまってる!と思うのです。『』は引用。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍はこの本について狭義の「インディ・ミュージック」ではなく『日常的に親しんでいたり、関わりのある音楽について語ってみた』本であって、『しかし、そうやってさんざんに話をつくし、議論のための前提やら知識やらがすっかり雲散霧消してしまい、自分たちですら何について話をしているのか怪しくなってきた頃、それぞれの人生の手触りのようなものにゴツッとつきあたることがある。そこはおそらくそれまでの議論が全てムダになってしまうような波止場で、きっと音楽を楽しんだり、音楽に心底震えたりするときの自分もそんな場所に佇んでいる。』</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部はこれまでずっと『ライブハウスやクラブといったいわゆる”現場”と呼ばれる狭義のものではなく、それぞれの自宅やインターネット、または社会や心情も含めた複雑な空間』としての『”音楽が鳴る/生る/成る場所”』のことを考えてきたと書いている。そのことがわかるから九龍が音楽について書く文章が好きなのだと。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">あたしもおふたりのお話好きです♥</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">それはまさしくこの一年くらい日本を離れ <b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/07/youtube-was-uploaded.html" target="_blank">オーストラリアで考えていたこと</a> </b>に、更なる発展の希望を与えてくれるような感じでした。展望よ〜し!あたしの考えていた”音楽がなる場所”についてはもちろん、光明というか、それも多方向から差し込んでクロスオーバーしていくような。自意識過剰なのかしら?</span><br />
<div style="text-align: right;">
<span style="font-family: Arial; font-size: x-small;"><b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/12/blog-post_24.html" target="_blank">▶2013/12/24 年の瀬二〇一三 / 夢見てる</a></b></span></div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『もうニューヨークとかオリンピアに幻想を持たなくていい、自分の生活圏で起きていることを記録すればいい』(九龍:p.90/日本に「インディ」が根付くとき)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">では第一章から。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ふたりの銀杏愛を感じさせる出ててくる出てくるいろんなエピソード。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">わたしはまさにその世代ど真ん中だという認識でいるけど、実は銀杏にハマったのは長かった「銀杏ダサいんじゃないのか」時代を抜けた二十歳を過ぎた後。最初に銀杏を意識させたのは大学に入ってから会った友人Mで、実際それは私にとってとても意味深いものだったと思う。雪が溶け、冷戦が終わったというと、言い過ぎと叩かれるのだろうか。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">「銀杏ダサい」時代の私はというと、はっぴいえんどフォロワーみたいな日本語にこだわったソフト?ロックなんだけど、その先にアメリカのブルースとか、たぶん「シティ・ポップ」みたいのも見せてくれるようなバンド、今はひとりになってしまった田中拡邦のMAMALAID RAGにハマっていた。追っかけだった。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">2005年に初めてフジロックに行ったのは彼らのステージを見るためだし、RSRではサポートで叩いていた坂田学のドラムに笑った(苦)好きなんですけど坂田学。あの手かずというかオカズというか笑。彼らが定期的にライヴをやっていた渋谷のB.Y.Gには毎回通って、そこで友達になったお姉さまグルーピーの方々には大変よくしていただし、風味堂とかバンバンバザールとかBBBBを聞き出したのもBYGのおかげです。美しく若いなんとか。好きです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そんなフジロックもわたしにとって今年は節目の10年目。decade! そう globe!</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">globeが2004年にあんなに <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/72549761202/tsangenfang-globe-decade-access-best-seasons" style="background-color: white;" target="_blank">素晴らしいライヴ</a></b> をしているのを知っていたとしてもたぶん興味を示してなかったし、それは聴かず嫌い、観ず嫌いという点では銀杏とも似ている「ダサい」という感覚に近いのかもしれない。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">でもその時のあたしは岸田!めがね〜!とかMOOOOOOOBYYYYYYYY〜〜〜〜とか言ってはしゃぐ方を選んでいただろうし、やっぱりタイミングかな〜と思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">銀杏の場合はまさに本の中でも言われている『童貞を売りにしているバンドでしょ?』という感じ。わたしは当時まだ異性を知っているわけでもなかったし、でもかなり意識していたはずだけど、スノッブ(この本で知りました)な感じというか、もっと大人っぽいものを聴きたかった。白シャツにニットタイにカーディガンにテーラードジャケットだった。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">globeはもともとスキーが大好きー=globeも好きーという公式通りに好きだったし、今ではいろんな意味でもっと好きなんだけど、それはもうメインストリームに感じざるを得ない「ダサさ」であって、なんでもそうだろうけど。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ちなみに「ダサい/ダサくない」という言葉とか感覚ってあたしはとても大切だと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">まだどこがどう大切なのかまとまっているわけじゃないんだけど、生きていく上で「ダサさ」を考えるのは「カッコよさ」を考えるのと同じくらい有意義だと思っている。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『モンパチがちょっとチャラいと思う人はゴイステを聞いてましたね。』</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">なんと出てきたのが <b style="background-color: white;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/%E5%AB%81%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89" target="_blank">嫁入りランド</a></b> のメンバーで、しかもこの本の写真も撮っていたという寺沢美遊(なんてステキな名前♥)嫁入りランドcho=好きなんだけど、ユカさんしか声わからないのよね〜。ライヴ遊び行きたい!</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">まあそんなお膳立てが良すぎてぽぽーんと本の内容に入っていけた。自分にとってもちょっと特別だと思っていたこの10年を思い出させるのによく作用したんだと思います。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">今は、なぜここまで銀杏が重要なのかということが、それを知っている人によって書かれた多くの実証や考察によって、より理解が深まったと思う。言語化されるというのはほんとにありがたいことだ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そして<b style="background-color: white;"><a href="http://twitter.com/oomoriseiko" target="_blank">大森靖子</a></b>も出てくるもんだから、ソフトカバーの両表紙の端はしおれてしまいました。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">靖子ちゃんが峯田にメールを送っていたのはどこかで知っていたけど、なんせ身内だと思ってる人が出てくるとビックリします。「<b><a href="http://okamabu.blogspot.com/2013/12/blog-post.html" style="background-color: white;" target="_blank">絶対少女</a></b>」聴きまくっているので、そういうタイムリーな感じがまた。<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/79264250216/0721twitter" style="background-color: white;" target="_blank">H Moutainsのケンジ</a></b>くんをリキッドルームのワンマンライブで招聘したってのがまたオーストラリアでひとり心躍らせておりました。<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/H-Mountains" target="_blank">ききたい</a></b>。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">わたしが東京のライブハウスに通いだしたのが2010年から。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">友達の友達のバンドみたいな感じでmotherという好きなバンドがいて、そこに友人Mが入ったので最初はその後身バンドである<b><a href="http://www.youtube.com/results?search_query=kooreruongaku" style="background-color: white;" target="_blank">kooreruongaku</a></b>のライヴに通うようになり、ライヴ写真を撮るようになり、映像を撮るようになり、<b><a href="http://www.owa-benkei.com/" style="background-color: white;" target="_blank">オワリズム弁慶</a></b>というバンドに入り、よりはしゃぐようになり、脱ぐようになるというのが2013年までの流れ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">東京と言っても最初は学生時代に遊んだ下北沢、そして新宿が中心だし、その中でもだいたいいつも行くライヴハウスは限られてきて、<b><a href="http://www.flickr.com/photos/morookam/9781749786/" target="_blank">新宿Motion</a></b>と<b><a href="http://www.flickr.com/photos/morookam/9656059886/in/set-72157635349150692" target="_blank">下北沢THREE</a></b>が一番多いかもしれない。リンキー系列にも古くからスタジオを含め大変お世話になっております。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そこらへんで出会った人たちが一年前は予想もしていなかった形でクロスオーバーしていく様子がとても面白くて、それを実際に起こっている日本のライヴハウスの中ではなく、インターネットでつながったオーストラリアでも”現場”として体験しているような気分でいたのです。ひとつの出来事や、音楽だけに関わった話ではなく、それこそ「生き方」とか「人生」みたいなところまでつながっていくような。それはもう今や当たり前、テレビとか車みたいに人々の生活の前提としてあるインターネットだけの話でもないし、やっぱり「政治」とは絶対に切り離しては考えられないのであって、そういう面白い話はこの本にいっぱい出てきます。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">いつの頃からかライヴの後の打ち上げとかで呑んでるときに「今周りにいるちょっと売れてきているバンド例えば<b><a href="http://owarikara.com/" target="_blank">オワリカラ</a></b>とかがスピッツとかみたいに大きく売れることはないでしょ、じゃあそれより売れない人たちはやっぱりだんだんバンドやめちゃうよね」みたいな全く失礼なことをのたまわっていた。オワリカラはMotionのドリンクカウンターの後ろに大きいポスターが貼ってあるのだ。他意は無いし、極めて可能性の高い推測だと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ちょっと長いけど引用。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:ボクがいつも思うのはそういったアーティストたちと、例えばRADWIMPSとかSEKAI NO OWARIとか、『ロッキング・オン』系の雑誌の取り上げられるようなアーティストってパイのケタが違うじゃない?でもやっていることがそこまでちがうのかどうか、ってことなんだよね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:そこまでちがうも何も、インディの方が明らかにおもしろいと思うけど。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:いや、そうかもしれないけど、さっき言ったような<b>「カリスマを見に行く」という構図を作るかどうか。そこに行かずにどこまで自分たちの音楽の受け取り手を増やせるか</b>、ということがずっと気になっていて。ceroはひとつの指標だよね。彼らがどこまで行けるのか。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:まぁ、90年代後半のミスチルとかスピッツみたいな売れてるバンドと、サニーデイとかGREAT3みたいな通に受けるバンドが、それぞれ、ゼロの数をひとつずつ減らした感じじゃない?</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:たしかに構造としてはそうかもね。いまゆるメインストリームもケタをひとつ下げている。大森靖子がメジャー・デビューを発表したけど、大森さん自身も、「じゃあ、レコード会社がどこまでおもしろい動きをしてくれるのか?」っていうのをかなりシビアに見ているのが頼もしかったね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.206、第四章/cero以降)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">これはやっぱりそうだよな〜と思ったけど、そう思い始めたころとは思考のベクトルが変わっているから、当時どこかにあった悲観的な感情は今はほとんどないし、むしろワクワクさん。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">その頃あったというのも、あたしは当のバンドをやっている人=バンドマンでは無い(オワリズム弁慶はいわゆるバンドとはくくれないと思う)のになんでかな〜と自分でも不思議に思っていたのだけど、それはあたしがバンドマンが好きだから、そこにある音楽も空間も人間もシーンも好きで、そのフィールドが興味の対象で、何よりまさにそこが自分の遊び場だと思っているからだと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『自分の「人生」って自分しか、それも一回しか体験できないんだよ?究極の一回性。だからこそ、他人の「人生」にも興味があって、詳しく訊いてみたい。』(磯部:p.175)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">しょんぼりじゃなくてワクワクなのは、売上が『ゼロの数をひとつずつ減らした感じ』でも、例えば自分たちでシーンをつくろうとしていたり、意識的にいろいろ考えて実践してみたり、それはやっている人にしかわからないと思うのだけど、かなりワクワクするはず。「二万字インタビュー」じゃないけどロキノンがマーケティングの中でつくりあげていったのであろう「カリスマ」じゃなくて、周りを見渡せばもっと「ヤバい」と思う人がいて面白いっていう環境にいるのであればなおさら身に沁みて実感できる気がする。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">つまり楽しいはつくれるってこと。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">まだどこかで誰かが自分を楽しませてくれるっていう気持ちでいるともったいない気がする。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/69548146548" style="background-color: white;" target="_blank"><span style="color: purple;">まず探してみる</span></a></b>。自分が好きそうなもの、求めているものがどっかにあるかもしれない。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">しかもそうして能動的に出会った音楽は、それがいろいろハマった時の多幸感までもたらしてくれると思う。例えれば売れてないけど可愛くて頑張ってる地下アイドルを発掘して見守るファンの親心みたいなところもあるはずだ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『ちなみに『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』というタイトルには、「誰かに憧れる時期は終えて、自分たちで新しいことをはじめよう」みたいな意味を込めている。』(磯部:p.79)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『2冊目の単著『音楽が終わって、人生が始まる』っていうタイトルには、旧来的なロックンロールにうかがられるような「人生を賭けるような音楽」よりも「生活に根ざした音楽」のシーンを築きたいみたいな意味も込めている』(磯部:p.80)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">いちリスナーとしては自分ができない分「人生を賭けるような音楽」に感じる切迫感とかリアリティとか、ある種の羨望は到底無視できない感情なのだけども。それはマジョリティだろうからまあここではとりあえず置いといてと。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">インターネットは新宿でも東京でも日本でもロサンゼルスでもメルボルンでもメキシコシティでもケープタウンでもどこにだってつながっている。この場合はつながっているというよりも、イメージとしては「インターネット」というレイヤーに近い気がする。<b style="background-color: white;"><span style="color: purple;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/tomad" target="_blank"><span style="color: purple;">tomad</span></a></span></b>がインターネットが国家になるかもって言っていたのとはちょっと意味が違くて、それこそ坂口恭平的なレイヤーとしてのインターネットというか。もうインターネットが国境を超えるとかそういう類いの話でも無いと思っていて、今やインターネット、ITは生活のほとんど全てに関わっているのだから、iPhoneやパソコンの画面上とかでの物理的な認識のインターネットじゃなくて、思考の中に、生活の中にインターネットというレイヤーがあるというか。「インターネット」の拡大解釈?</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:いまだったらそうやって大量の情報を捌く能力をみんなある程度身につけているけど、2000年代前半ぐらいは、いっぱいいっぱいになっていたと思う。銀杏の初期の混沌は、その情報に溺れる感じを表していたりするのかも。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:まだあの頃は「我々はIT社会の情報の渦に立ち向かっていかなきゃいけない!」って気合いを入れる感じがあったけど、いまはもう普通にこなしているもんね。「ニュータイプ」というかね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:だってみんな、前見なくても歩けるじゃん。誰もがiPhoneの画面を見ながら歩いてるのに、ぶつからないっていう。新しい身体性を獲得しつつある。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.51、第一章/圧縮情報(ノイズ)のシャワー)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:プライバシー・ポリシーに対する価値観が以前とは違うっていうか、<b>プライバシーは晒されていてるのがデフォルト</b>。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">それとも、みんなTwitterやらFacebookやらTumblrやらInstagramやら、複数のアカウントを持って、複数のタイムラインを行き来しているのが当たり前なわけで、生活もそのひとつに過ぎないって感じかな。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:そうした空間が加わることで、一人の人間がレイヤーとして複数化するからね。いないのにいたり、いるのにいなかったり、そこかしこにいたり――。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.210、第四章/SNS的リアリティ) </span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:たしかにかつてのように、アニソンを聴いている人たちがアキバ系ファッションをしている層と重なるのかと言われれば微妙だし、<b>いまはある音楽とそれを愛好するリスナーの照応関係はもっと複雑になっている</b>ところはある。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.99、第二章/なぜ音楽のなかで社会について語ろうとするのか)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そしてその結果、同じ事を考えていたり、びっくりするような面白いシーンに出会ったり、逆に意図的にしろ偶然にしろ自分が発信したものに、思わぬところからの思わぬ反応があったり。そこで人と人が出会ってつながっていく。だからインターネットは素晴らしいなと思う。まあ、そんなことは <b><a href="http://okamabu.blogspot.com/2014/01/vaporwave-perfume-perfect-blue-ultra.html" style="background-color: white;" target="_blank">以前にも書いた</a></b>のだけど。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">この本でも終始言われているように、情報がインターネットから無限に手に入る時代において、これは単に情報の取捨選択とは言い切れないような気がしている。どこまでその情報が自分に必要なのか、アウトプットの為だけじゃなく、インプットとしても何かしらのスルメ的要素が入っているのかとか、「⌘+delete」じゃなくてフォルダ分けというか。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:あの頃から情報のギアがひとつ上がったんだよね。銀杏以前はもうちょっと雑誌や音楽もゆるかったと思う。でもいまとなっては、あらゆる情報に目配せしつつ上手に取捨選択していかないとダメ、っていう状況はサヴァイヴァルでもなんでもなくて、若い子にとっては至極あたりまえの現実でしょう?</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.45、第一章/「キツさ」を受け止める銀杏BOYZの宗教性)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:いまはやっぱり、ひとつの音楽から引き出せる情報が過剰でしょう?前にも言ったけど、ももクロなんてそこに流れ込んでいるコンテクストの量はかつてのポップ・ソングの比ではない。それを全部享受しきることができない以上、聴いている側の人間も、ある程度自分の都合でその文脈を捌きつつ聴くようにしないと、生活が破綻してしまう(笑)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.202、第四章/「文脈読み」で窒息する前に)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:でも、どちらにも行けずに、かついろんなものが見えすぎていたり、なんとか文脈を読みきってやろうとしてる人たちにとっては苦しい時代だと思うよ。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:ツッコミ側から、ツッコまれる側に回ることができればラクなんだけどね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.201、第四章/「文脈読み」で窒息する前に)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:いまのアイドルって仕掛けがプロレス的だから、制作側に回ったほうがおもしろいっていうのはあるんじゃない?</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:そうだね。もしくは制作側が強かで、批評を取り込もうとしているということもあるのかもしれないけど、当の批評家も楽しそうだし、結局、状況分析より、状況をつくることに関わるほうが書き手としてのいちばんの幸せなのかなぁなんて思ったり。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.174、第三章/「二万字インタビュー」再考)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:情報の圧縮度、性愛の問題、自作自演の物語、銀杏がやってきたことをアイドルもまた受け継いでいるのかもしれない。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.46、第一章/「キツさ」を受け止める銀杏BOYZの宗教性)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:前野健太が、タワレコの「NO MUSIC, NO LIFE」のポスターに出た時に「今がどういう時代か、というのが分かっていたら、『歌』は答え合わせになってしまう」っていうキャッチをつけてたんだけど、まさにその通りで。(中略)リスナーの誰もが楽理の理解に走る必要はないし、その逆にマーケティングに行く必要もない。<b>それぞれの文脈に即して楽しめばいいんだと思う。</b></span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:前の章でも話したように、最近の音楽批評ではポピュラーなのものに現代性を見出す語り方が主流になっていると思うし、一方で、インディ・ミュージックがテレビ番組やお笑いみたいなエンターテイメントをイミテートしているところも何か引っかかるんだよな。当人がその可能性を自覚していないっていうか、「アンダーグラウンド」って言うと、すぐ、「現代の文化はタコツボかつ水平な構造であって、”メジャー/マイナー”みないな上下構造は存在しない」みたいなことを言い出すひとがいるんだけど、アリーヤがシー・パンクをパクったり、モーニング娘。がブロー・ステップを導入したり、新しいものを生み出す実験の場として「アンダーグラウンド」が機能しているのもたしかで、<b>実際、こんなにも日々、マイナーで新しい音楽が生み出されている時代もなかったと思うよ。</b></span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:そんななかでも、<b>もっとミクロな、自分にとってしっくりくるような感覚で音楽とつき合えばいいと思うんだよね。</b></span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.202、第四章/「文脈読み」で窒息する前に) </span></blockquote>
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:<b>オレは「ポピュラー」か「アンダーグラウンド」かと言うよりも、極端な話、個人的なつながりがあるものしか信用しない。</b>(中略)ceroにしても、妻の高校の同級生の麻理ちゃん経由で知ったわけだからね。そういう、<b>個人的な関係の絡みや、出会いの積み重ねという代替不可能な一回性こそが「人生」。</b>批評は、究極的には、そこによるしか無いと思うんだよね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.118、第二章/音楽と「リベラル」)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">引用の引用になってしまいますが、「<b style="background-color: white;"><a href="http://ensou2.blogspot.com/" target="_blank">東京の演奏</a></b>」というイベントのオーガナイザーの糸賀こず恵さんの文です。</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『「東京の演奏」というのは地方出身者である私が東京で出会った演奏、を指すのです。「これが東京の音楽だ!」という意味ではそもそもなく、ただ結果的にみんなの音楽のことは「これが東京の音楽だ!」と大きい声で言えるのですが。コミュニティがあったり、そんなものどうでもよかったり、しますが、私生活では接点の無い人々が音楽だけで繋がれるという現象が毎夜発生する事実からすると、「繋がる」というのは音楽の大きな力のひとつです。みんな今はクロスしていなくても、これからすることが無くても、既に東演で繋がっているんだからね君らは、という思いでいます』</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.222、第四章/地図を描こう)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ちょっと個人的は話に。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:<RAW LIFE>は主催(主宰?)の浜田淳さんが、BetaLandがやっていたようなDIY・パーティのエッセンスを、ロック・フェスに注入したようなところがあって、じつは当時はちょっと薄いと思っていたんだけど、今振り返ると本格的なドロップアウターや不良だけじゃなくて、普通の音楽ファンも出入りしていたのとこがおもしろいかな。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:<フジサンロクフェス>もまさにそんな感じだったよね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:cero『My Lost City』(2012年)のジャケットの写真も手がけている鈴木竜一朗くんが、富士山の麓にある実家の庭で開催したフェスね。cero、片思い、表現、NRQなんかが出ていたんだけど、客はそれぞれのバンドの友達が集まっていて、初対面のひともどこかでつながっていて。その内輪なんだけど開いてる感じがよかった。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:コンセプトは「クロープン」。クローズだけどオープンっていう。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:みんなでライヴを観て、カレーをつくって、雑魚寝して。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:その場で即興的にいろんなユニットも生まれてね。わざわざユニットという言い方もする必要がないという。それこそ「音遊び」だった。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.105、第二章/なぜ音楽のなかで社会について語ろうとするのか)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">「東京」は首都圏一帯でもあるから、海外から見たら<b><a href="http://www.nextmusicfromtokyo.com/" target="_blank">千葉もTOKYO</a></b>になるわけで。ヘタしたら日本中なりかねないけど。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><b style="background-color: white;"><a href="http://deroppydoroppy.seesaa.net/" target="_blank">デロッピードロッピー</a> </b>というバンドをやっている松田兄妹が、成田空港駅が最寄りの実家にある土蔵、庭、および母屋で開催している<<b><a href="http://okamabu.blogspot.com/2014/03/blog-post.html" style="background-color: white;" target="_blank">蔵フェス</a></b>>というDIYフェスがある。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><フジサンロクフェス>のような意識的なコンセプトがあるわけではないと思う。ただ、実家に蔵があって、機材もあってライブができる環境があるから自分たちでやっちゃえというイメージだけど、文章にしてみると<フジサンロクフェス>と同じになってしまう。クロープンな環境でライブ見て、松田母特製のカレーを食べ放題して、お酒も飲み放題して、<b><a href="http://69.xmbs.jp/runrunruns/" style="background-color: white;" target="_blank">ランランランズ</a></b>のギターボーカルであり釣り人の<b><a href="http://twitter.com/runrunruns_tosy" style="background-color: white;" target="_blank">トッシー</a></b>が釣ってきた魚を松田父がおこした火で焼いて食べたり、母屋で弾き語りしながら雑魚寝するという。わたしは勝手にフジロックと並ぶ日本の二大フェスと呼んでいる。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">いわゆるDIYフェスって他には体験したことがないから比較はできないんだけど、蔵フェスは音がいいと思う。バランスとか。これはゲスバンドやkooreruongakuのレコーディングとか、楽器の改造や修理なんかもしているデロッピードロッピー妹の夫、こいち の存在が大きい。Ustreamで中継されてアーカイブも残っているからそのDIYらしからぬ音の良さはわかってもらえるのではないだろうか。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ただ、<<b><a href="http://tonchirecords.com/" target="_blank">とんちれこーど</a></b>>のシーンはこの本で言われているようにサポートなんかでフレキシブルな活動ができるプレーヤー個人が点でつながっていくという姿が想像できるのに対して、蔵フェスはバンド単位でつながっていくイメージだから当たり前だけど同じではない。もちろん個人的なつながりは何かしら生まれるだろうし。どっちがいいかとかではなく。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:先程の「職人」の話と同じだけど、「アーティスト」である前に「プレーヤー」だという。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:たとえば銀杏BOYZのような「替えのきかなさ」とは、ちがったバンドのあり方だよね。(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:冒頭の章で話したような銀杏BOYZのヤバさとは真逆のベクトル。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.192、第四章/「都市的」な音はイメージを求める)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:まあ、ceroはフィクションにこだわるひとたちだから、本来はライヴ・パフォーマンスよりの楽曲制作の方が向いている。(p.197、第四章/Jポッポの復権と葛藤)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:だからこそ、大瀧さんみたいにサウンド志向のひとは必然的にライヴをやらない方向へ進んでいくよね。(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:そんななかでceroのライヴはいま、その分岐のところにあるからおもしろいなと思いながら見てるよ。(p.198)</span></blockquote>
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:ここ数年の日本のインディ・ミュージックを考える上で、「シティ・ポップ」というトピックがひとつの大きなものとしてあるよね。ただ、それはいわゆる「シティ・ポップ・リヴァイヴァル」みたいな無邪気な時期をとっくに終えていて……。たとえば、ceroは2012年10月にリリースしたアルバム『My Lost City』――そのタイトルからして意味深長だけれど――の最後の曲「わたしのすがた」で「シティ・ポップが鳴らすその空虚、フィクションの在り方を変えてもいいだろ」と歌い、シティ・ポップの本質を看破した上で、それを時代に合わせてヴァージョン・アップさせることをはっきりと宣言していた。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:当初は、彼らにどこか70年代のティン・パン・アレーだったり、はちみつぱいだったりの空気を感じていたけど、<b>そうした参照軸を成り立たせる無時間性への違和感やいらだち</b>を、「わたしのすがた」からは感じたよね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.180、第四章/シティ・ポップ・ブームの多層性)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そうは言われてもやっぱり今求めているのは『かつての日本語ロックからシティ・ポップへと流れたティン・パン・アレー的なものの影』ではなく、言ったらやっぱり銀杏的なものなのかもしれない。それは単純に反動というか、ハマった順番が年齢的に逆だったみたいなものなのかな。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">MAMALAID RAGがはっぴいえんどをはじめそのあたりにハマる入り口になったわけだけれども、ラベリングやカテゴライズを気にして聴いていた記憶は無いし、空気公団とかメレンゲとか初恋の嵐とかそういうソフトなロック、ポップスを、10代の反抗期を経験せず聴いていた身としては、『今はクロスしていなくても、これからすることが無くても』とりあえず今はいいかなってそれだけなんです。遅かれ早かれ手を出すのだろうけど、それはタイミング任せです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><<b style="background-color: white;"><a href="http://www.youtube.com/playlist?list=PLA7CB10F0F3EBC125" target="_blank">RAW LIFE</a></b>>の存在を知ったのも10年代に入ってからだと思うけど、YouTubeで見た時「これは誰でもいいから記録しておいてよかったやつだな」と思った。<<b style="background-color: white;"><a href="http://www.youtube.com/playlist?list=PLD9516E727CFF7A14" target="_blank">Take Away Shows</a></b>>の<b style="background-color: white;"><a href="http://www.vincentmoon.com/" target="_blank">Vincent Moon</a></b>には、テクニック的なこと以外にも大きな影響を受けていると自覚してるんだけども、彼はインタビューでこう答えている。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/67352665930" target="_blank"><span style="font-family: Arial;">自分の立場が、今この時代における「記録する立場」であるということには不思議な感じもしますね。今の時代はあらゆる「記録」が氾濫しすぎて、ピュアでオーガニックな人間関係が数少ないからこそ、記録者としての仕事は複雑で難しいことであるように思えます。僕が常にミュージシャンに言っているのはとにかくユニークなものを共に作り上げましょう、ということなのです。そこにはプレッシャーは全く存在しません。なぜなら人生における経験や快楽のためだけに行っているからなのです。それはつまりあらゆる音楽ビジネスや社会が強要するルールや制限を忘れた詩的な交流なのです。</span> </a></blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/67352665930" target="_blank">僕は人間という生き物が間違いや失敗を積み重ねて生きていく様子、そして「今ここで、この場所で」の積み重ねこそ人間の人生であるという考えが大好きなんです。僕の持つすべてのエネルギーをそのような瞬間に捧げるということは、言葉の通り人生の祝福という行為であり、全ての瞬間を大切に想い、全ての出会いを最初で最後のものとして大切にしていくこと。僕が昨年プロジェクトを共にした友川さん(友川カズキ)が言っていたように、「別れ」というものは存在しないのです。生きていく上で存在しているのは「初めて」のことだけ。「死」も、別れではなく「初めての経験」なのですから。</a></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そしてまた蔵フェスでつながってきます。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><b><a href="http://vimeo.com/album/2587332" style="background-color: white;" target="_blank">ハラフロムヘル</a></b> や <b><a href="http://vimeo.com/39501025" style="background-color: white;" target="_blank">フジロッ久(仮)</a></b> に出会えたのは蔵フェスのおかげ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">これは誰かが記録しておかないともったいないやつだと思った。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">フジロッ久について言えば、一般に周知されるようになるのは銀杏BOYZとのライヴからだろし、サウンドデモや、ちょっと前に学生による立法院占拠があった台湾のバンド <b><a href="http://www.toumingmagazine.jp/top.html" target="_blank">透明雑誌</a></b>とのつながり、そして『インデペンデントのまま音楽活動をしていくことがダイレクトに政治問題とぶつからざるおえないとい側面がある(九龍:p.123)』らしい韓国インディー・シーンが、日本の</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><</span><b style="background-color: white; font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://trio4.nobody.jp/keita/" target="_blank">素人の乱</a></b><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">>を</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">モデルにしていたり、と、まだまだ関わりの浅いわたしですら本を読んでいろいろとつばがったのがおもしろかった。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">しかし、これだけは言えるのが、わたしは彼らがやっている社会運動的な側面から興味を持ったわけではなく、最初に音楽ありきで好きになったということ。この場合は磯部さんが「社会運動家としてのミュージシャン」には期待していないというスタンスと近からず遠からずという感じか。それは何もフジロッ久(仮)だけに限った話ではなく、「バンド」というひとつの形態について言えることなのだけど。その塊を構成するメンバー全員が果して同じ志(というと大げさかもしれないが)をもって社会的活動ができるのかという点においてわたしは少し懐疑的だ。社会変革に携わろうとする彼らの活動を坂口恭平のように「そんなのは無駄だ」とは到底言えないし、彼らの音楽が好きだということにしたって、そういった文脈の中で聴いているからという、因果関係ではなく相関関係があることは言うまでもない。行動するにはエネルギーがいるし、誰もができるわけではない。そしてその熱量がそのまま音楽に「説得力」や「チカラ」として還元されているとも思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:「怒っているのはわかった。で、どうするんだ?」って代替案を求められても、それを音楽で表現するのは難しいし、再生可能エネルギーについて歌ったらいいのかっていうのとも違うし、やっぱり、具体的な行動は音楽家の役目ではないと思うけどね。とはいえ、誠実なミュージシャンほどいかに「それを音楽で表現するか」っていう問題に向かい合って迷走してしまうというのもまた仕方がないことなのかもしれない。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.152、第三章/現実の「複雑さ」の前で)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: large;">でもやっぱり個人的に一番ワクワクしたのは、<b style="background-color: white;"><a href="http://guessband.com/" target="_blank">ゲスバンド</a></b>が <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/SCUM-PARK" style="background-color: white;" target="_blank">SCUM PARK</a></b>、さらには <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%89%8D%E5%A4%9C%E7%A4%BE" style="background-color: white;" target="_blank"><span style="color: magenta;">歌舞伎町Forever Free!!</span></a></b> (2014/5/26@<b><a href="https://www.flickr.com/photos/morookam/9663100718/in/set-72157635349150692/" target="_blank">新宿LOFT</a></b>)、そしてまさかの <b style="background-color: white;"><a href="http://soundcloud.com/lovely_summer" target="_blank">ラブリーサマーちゃん</a> </b>にまでつながったこと。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span>
<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
みんなもケータイ捨てよう!
■6/2月@新宿LOFT Bar
共同企画「飲放題2014」
19:00〜 1000円D込飲放題有
ゲスバンド
東京真空地帯
壊れかけのテープレコーダーズ
Guest Act:ラブリーサマーちゃん <a href="http://t.co/LrHiDlBSSP">pic.twitter.com/LrHiDlBSSP</a><br />
— はしもとぽこにゃん (@pcGenginn) <a href="https://twitter.com/pcGenginn/statuses/468761472084897792">2014, 5月 20</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">もともとクラヴよりライヴハウスの人間だったわたしが、koorerungakuと親交の深かった(サウンドは真逆くらい違うのだが)ゲスバンドの前身バンド、Creepy popと出会うのは2010年。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(ゲスバンド結成のいきさつは </span><b style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://blog.livedoor.jp/takanomerde/archives/1689164.html" style="background-color: white;" target="_blank">高野さんのデブログ</a> </b><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">が詳しい)</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そのライヴハウスという”現場”を離れて1年くらい経った2013年末くらいからオンラインミュージックの巨大プラットフォーム、サウンドクラウドやバンドキャンプで<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/vaporwave" style="background-color: white;" target="_blank">ヴェイパーウェイブ</a></b>や<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/KEATS%2F%2FCOLLECTIVE" style="background-color: white;" target="_blank">フューチューファンク</a></b>、<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/juke" style="background-color: white;" target="_blank">ジューク</a></b>などを掘り掘りし始めた。タイミングとしてもちょうど良かったと思っている。ヴェイパーウェイブが流行り始めたらしい2011年ごろの音源よりも、往々にして今の出てきている音の方が好きだからだ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">どんなのが好きかっていうのは暇な方はあたしの <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/music" style="background-color: white;" target="_blank">タンブラー</a></b> 流してください。ちなみにもはやVaporwaveともFuture Funkとも思っていない(カテゴライズなんてどうでもいいという意味で)<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9" style="background-color: white;" target="_blank">マクロスMACROSS 82-99</a> </b>がダントツで好き♥</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ここで面白いなと思ったのが、ヴェイパーウェイブはその成り立ちからベッドルームミュージックの代表格(なにそれ?)と言っていいとおもうんだけど、それに対してjukeはフットワークという一般人はまず踊れないような高速のダンスという身体性との相性の良さで知られている。そしてSCUM PARKの首謀者のひとりである</span><b style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://soundcloud.com/blackchinpilaboy" style="background-color: white;" target="_blank">Have a Nice Day!</a></b><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">というバンドの <b><a href="http://twitter.com/SCUM_BEACH_BOY" style="background-color: white;" target="_blank">アサミさん</a></b> のツイッターアカウントは「ベッドルーム」(だった時期もあったの)で、もともとベッドルームミュージックの人なんだろうけど、そこがまたいろいろと面白いと思った。<SCUM PARK>のメインがバンドだとすれば、DJなどがメインの<<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/INTERNET-SCUM-PARK" style="background-color: white;" target="_blank">INTERNET SCUM PARK</a></b>>ではイベントの中に<タンブラーの楽しみ方>という企画(というのかな?)まであったり、”インターネットモッシュピット”なるハッシュタグまでつくっていて、かなり興奮した。今でこそ家にインターネットが通ってないから、図書館とかマクドナルドまで行ってネットをするんだけど、ネットがあった時はバイトしてるとき以外ずっとタンブラーをやっていたと言ってもいいくらいどっぷりだったので、まさに「インターネットが”現場”だ!」とはしゃいでいた。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ちなみにわたしは<b><a href="http://soundcloud.com/blackchinpilaboy" style="background-color: white;" target="_blank">Have a Nice Day!</a></b>も<a href="http://soundcloud.com/sseekkii" target="_blank"><b style="background-color: white;">NATURE DANGER GANG</b></a>も生で観たことが無いのだけど、ハバナイの音源はすごい好きだ(生より好きっぽいのがちょっと心配だけど)。メンバーの<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/67476078344/battle-train-tokyo-footwork-battle-tournament" target="_blank">内藤さん</a></b>は以前テーストオブ学生気分というMC、トラックメイカーPCその他、鍵盤ハーモニカの3人からなるユニットでフリースタイルラップをやっていて、<b><a href="http://twitter.com/KoyaDouf/status/76493064931254273" target="_blank">オワリズム弁慶主催のイベント</a></b> </span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">に出てくれた時からの大ファンだし、<b><a href="http://www.youtube.com/watch?v=KtYKUqQYQqA" target="_blank">MV</a></b>を今は大森靖子のスタッフとしても多忙そうなカメラマン仲間のニノミー(<b><a href="http://twitter.com/YUNINO" target="_blank">二宮ユーキ</a></b>)が撮っていたり、<b><a href="http://www.flickr.com/photos/morookam/9659876091/in/set-72157635361811208" target="_blank">ポニーちゃん</a></b>があたしの二十年来の幼なじみでアーティストの<b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/12/endlesssummer-children.html" target="_blank">平川恒太</a></b>の</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">後輩だったり。NDGはまさに「ライヴハウスは脱いでもいい場所」だと信じ続けていたあたしが現場に欲していた存在だし、これまた会ったことはないんだけどサックスの</span><b style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://twitter.com/TacFukuyama_HEA" target="_blank">ふくすけくん</a></b><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">はちょっと前までオワリズム弁慶にも参加していたり、これでシンパシーを感じない方がどうかしてるというくらいの状況だったのです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">話を戻すと、この本では「シティ・ポップ」のイメージとして『都市の中にバラバラに存在する部屋の中で、それぞれがひとりで聴いている姿』や『個室感』(九龍:p.184)を挙げているが、それはヴェイパーウェイブにも絡めて話されていて『それ自体がコミュニケーションの手段になっている』(九龍;p.187)とか、『イメージの空虚さを前衛的に突き詰めているという意味では、ヴェイパーウェイブもシティ・ポップ・リヴァイヴァルだといえるのかもしれない。実際、サンプリング・ネタにもAORとかフュージョンとか、あるいは山下達郎そのものを使っていたりするわけで』(磯部:p.187)『あのローファイさは、オリジナルのシティ・ポップの職人性とは真逆だから、むしろシティ・ポップ批判なのかもしれないけど。』(九龍:p.187)</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:一方で、ここ数年、日本の若いDJやトラックメイカーのあいだで、「シティ・ポップ」というよりも、「Jポップ」が復権していることも感じる。たとえばtofuくんやSugar’s Campaignなんかもそうなんだけど、彼らの楽曲は、同じようにネットから出てきたものでも、ヴェイパーウェーブの発想とは真逆のウェルメイドなものだよね。……イメージが重要で、サウンドにはあまり意味がなくて、元ネタにフリー・ソフトでエフェクト一発かけて終わり、みたいなノー・ウェイブなアプローチではない。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.193、第四章/Jポップの復権と葛藤)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ここでハッとする。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">確かにその通りだと思ったんだけど、わたしが好んで聴いていたのは、vaporwaveのタグこそ付いているものの、そういったいわゆる初期?の、もしくは頑なにそれを貫いているヴェイパーウェイブというより、より多くの人に聴かれるように意識してつくられたものだと思う。例にあがった山下達郎はマクロスも大好きとみえて何曲も使っているけど、そこには愛すら感じる。しかもこれも <b style="background-color: white;"><a href="http://okamabu.blogspot.com/2014/01/happy-new-year.html" target="_blank">以前書いた</a></b> のだけど彼はメキシコ人だ。プロフィールはネオ東京に住んでいるアキラになっていたり、セーラームーンネタが出てきたりするけど、それは現実につくっている本人にとってかなり親しみがあって、わたしの知る限り、初期のヴェイパーウェイブの「イメージ」として引用された「日本」や「東京」とは違い、日本文化、とりわけジャパニメーションネイティブの外国人が「自分の欲しい音に必要なのはコレだ」という感覚で好きなモノを引っ張ってきているように見える。もちろんそれは『コミュニケーションの手段』という側面も持つvaporwaveの延長であるという前提はありで。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">とは言えヴェイパーウェイブが象徴するタンブラー的なインターネットミュージックシーンのマナーというか作法みたいなものにばかり目が行きがちで、変化し続けている肝心のサウンドが語られないのはまだこれから先を楽しみにしている身としてちょっとさみしくもある。まあそれも趣味嗜好の話でもあるんだけど。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:もちろん、オレもポップスは大好きなので、いわゆる「いい曲」が増えてうれしい反面、若いビートメイカーのライヴ・パフォーマンスが面白くなくなってきていることも感じていて。tofuくんのライヴにしても、ダンス・ミュージックのトリップ性が薄くなって、自分のヒット曲をかけてマイクで煽るだけになっている時も多いからね。(略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.194、第四章/Jポップの復権と葛藤)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ceroの場合は先に引用したような大瀧詠一タイプの潜り方をするのかなという感じ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><b><a href="http://soundcloud.com/tofubeats" style="background-color: white;" target="_blank">tofubeats</a></b> はプロデューサー?としての重要性みたいなものがこれからもっと認知されてきて、そっちになっていくんじゃないかと思う。実はtofubeatsもライヴで観たいとは思ったことがないし(実際に以前見ることがあったネットストリーミングのライヴも結局グッと来るものではなかった)、ちょっと前にヴェイパーウェイブ周辺の有名人で<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/Saint-Pepsi" target="_blank">SAINT PEPSI</a></b>というアーティストの来日もあったけど、ライヴそのものにはあまり興味が無くて、それよりライヴハウスで思いっきりはしゃぎたい思っていた。単にここオーストラリアで全くと言っていいほど遊んでないっていうのが単純にして最大の理由なんだろうけど。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">どちらにしてもわたしの場合はイヤフォンをして楽しむ音楽と、フィジカルに楽しむ音楽がわりとはっきりと分けられているんだろうなと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/85599414881" target="_blank">土屋:これからインターネットはどうなっていくと思いますか。tomad:端的に言うと、「集まっていく」と思うんですよ。集まっていって、国ができるんじゃないかって思うんです。PayPal創設者の人が出資したりしてITベンチャーのための人工島を作る計画があったり、それが後々に国として認められたらすごいなと思う。多分、インターネットを通して最終的にはどうしても同じところに集まろうみたいな流れってあると思うんですよ。それこそ、イベントみたいに。</a></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">インターネット・レーベルである<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/tomad" target="_blank"><span style="background-color: white; color: purple;">tomad</span></a></b>の<b style="background-color: white;"><a href="http://maltinerecords.cs8.biz/" target="_blank">マルチネレコーズ</a></b>が渋谷WWWや恵比寿LIQUIDROOMでイベントを組んでいたりしたのは、これもkooreruongakuつながりの <a href="http://twitter.com/atmggg" target="_blank"><b style="background-color: white;">あたまがぐあんぐあん</b></a> というVJを経由して知ったイベント<<b><a href="http://aki3.jp/" target="_blank">秋葉原三丁目</a></b>>とか、あたし自身行ったことは無いし詳しくもないのだけど、ネットからリアルへの流れの中で語れるのではないかとおもう。そういえば例のマルチネ<東京>の <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/bo-en" target="_blank">bo en</a></b> とか <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/tagged/MEISHI-SMILE" target="_blank">MEISHI SMILE</a></b> のステージはどんなだったのだろうか?</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:だから、みんながバラバラに聴いているというシティ・ポップのイメージについて話をしたけど、音楽が個人で聴く都市の音楽になった後、人々がもう一度集まって音楽を聴こうということになると、今度は逆にトランス・パーソナルな志向性が出てくる。個人を越えた大きなものに身を委ねる感覚というか。そこで「ロックスター」みたいなアイコンでもなく、トランス感覚でもなく、<b>あくまでバラバラな個人のまま集まるにはどうしたらいいのかという問題</b>が出てくる。その点、大滝さんの<ヘッドフォンコンサート>は慧眼だったと思う。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.198、第四章/Jポップの復権と葛藤)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">これは「シティ・ポップ」についての指摘なので、そのまま引用するのもちょっと違うとも思うのだけど、SCUM PARKは今のライブハウスのバンドシーン(演者、客含め)に「なにそのクソつまんないライヴ、こっちの方がSWAGでしょ」みたいな、言ったらかなりアグレッシブなインパクトを与えて(<b><a href="http://scumpark.blogspot.com/" target="_blank">SCUM PARKブログ</a> </b>と <b><a href="http://blog.livedoor.jp/omorimorimori/tag/%E5%A4%A7%E6%A3%AE%E9%9D%96%E5%AD%90" target="_blank">大森靖子ブログ</a></b> にどこか似た部分</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">を感じるのわたしだけ?)、それに反応した人たちが特定の出演バンド目当てでは無く、イベント自体のクラウドになってきているんだと思う。それにわたしは彼らがが仕掛けた「ライヴでシンガロングできるようにサウンドクラウドで先に新曲を流して予習させておく」というやり方が『人々がもう一度集まって音楽を聴こう』といった状況の中で、まさに今っぽい回答のひとつなのではないかと胸踊らせたのです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><b style="background-color: white;"><a href="http://ongakuzenyasya.tumblr.com/" target="_blank">音楽前夜社</a></b>も関わってくる新宿LOFTの<<b style="background-color: white;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/73993755482/1-20-2014-super" target="_blank">歌舞伎町Super Free!!!</a></b>>は、エントランスフリーの上に飲み放題プラン(<b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/07/youtube-was-uploaded.html" style="background-color: white;" target="_blank">日本以外で見たこと無い</a></b>)まであって「スタッフPASSなんていらない 演者とお客さんの境界線ぶち壊してお待ちしております」と言っている。どちらも”現場”を体験してないから当事者たちの物言いや、ネット上での評判からの希望的観測ではあるのだけど、これは胸熱以外に何となろうか。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">それらの背景には、ちょっと前にツイッター上などでバンドマンたちがで盛り上がっていたライブハウス論(ノルマなんかへの不満やら、タイムテーブルの非公開、再入場不可の不便さやら、椅子の有無、喫煙など設備的、物理的な問題とか)とか、風営法の問題が大きく取り沙汰されるようになっていたダンス・ミュージック界隈(演者、客含め)の思惑とか、NATURE DANGER GANGについて本書でも書かれている『「とにかく何かやりたい!」っていう衝動を感じる』(九龍:p.200)とかがあるんだろう。どこかで<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/75233979784/youtube" target="_blank">ライヴハウスとクラヴの邂逅</a></b>みたいな文言をみたけど、確かにその通りで、だからこそSCUM PARKの盛り上がりにあたしも湧いているわけです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">わたし自身そこらへんの感覚はライヴハウスにハマった頃からあまり変わっていなくて、2011年9月にゲスバンドがバンド結成の際に企画したイベント<b><a href="http://okamabu.blogspot.com/2011/10/live_02.html" style="background-color: white;" target="_blank">「メイクラブ1」の時に書いた感想</a></b>も、とにかく楽しめがいいじゃんみたいな感じだった。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
<a href="https://twitter.com/yts">@yts</a> 踊りまくっているのは本当に楽しいからだし、私がもともとクラブミュージュク出身だからです。とんでもないです!なんでもないことです。こちらこそ、だからこそ、歌舞伎町forever freeで見極めて頂ければと思います。よろしくお願いします。<br />
— ユキちゃん (@ggggray_zone) <a href="https://twitter.com/ggggray_zone/statuses/467344601762635776">2014, 5月 16</a></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:オレはtomadがやってきたことを評価し遅れたことについて自戒の念を持っていて、それは<マルチネ>の音源が、オレが2000年代前半に関係の深かった<ロムズ>の影響下にあるように思えたことや、彼らのパーティーが、同じく関係の深かった<RAW LIFE>の影響下にあるように思えたことが原因だったのかもしてない。<b>ただ、新しい世代が、継承にせよ反動にせよ、前の世代から何かしらの影響を受けているのは当たり前で、本当はそれ以外のオリジナルな部分に目をこらさなきゃいけなかったんだよなぁって。</b>渋谷に移った<渋家>のホームパーティに遊びに行って、そのことを痛感したな。<渋家>も「<素人の乱>の10年度版でしょ?」ぐらいにしか思ってなかったし。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.208、第四章/SNS的リアリティ)</span></blockquote>
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『東京の場合はみんなもっと愛がひねくれている』(磯部:p.217)</span><br />
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial;"> </span><span style="font-family: Arial;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/76946449838" target="_blank">大森靖子:だってミュージシャンはファンの人とチェキ撮ったりしないじゃん? CDをいっぱい買うのが当たり前、みたいなのもないし。それと、ミュージシャンって、自分からいろいろ仕掛けていかないといけないのに、何もやらないの。音楽が良ければいいと思ってるの。</a></span></blockquote>
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">わたしはいわゆるライヴハウスカメラマンみたいなことをやっていたので、神聖かまってちゃんの映像でおなじみのたけう珍具(<b><a href="http://twitter.com/takeuching" style="text-decoration: underline;" target="_blank">竹内道宏</a>=</b>銀杏チルドレンのはず)や、前述のニノミー、後藤まりこなどを撮ってる</span><b style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://twitter.com/eisukeasaoka" target="_blank">朝岡英輔</a></b><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">さん、H Moutainsとかのマナちゃん(<b><a href="http://twitter.com/mn506" target="_blank">スズキマナ</a></b>)とかいつも顔を合わせる同業同士で自然と仲良くなった。お互いに自分の撮っているバンドのライヴにカメラ2、カメラ3として手伝ってもらったり、カメラマンの地位向上(?)の為にちゃんと撮影したらお金もらおう!とか話したりもした。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">「インディ」のライヴを撮影してる特にアマチュアのカメラマンの人たちは、写真や映像を撮るのが好きだから、その音楽が好きだら、メンバーが友達だから、ライヴがタダで観れるから、、理由はそれぞれあるだろうけど、大概はお金を稼ぐためではなく、本人も周りも趣味の域で考えていることが多いと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そのこと自体が悪いなんて微塵も思わないけど、要はみんながみんなそうじゃないってこと。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ちなみにあたしはお金より楽しいもののほうが好き。お金は必要なんだけどねもちろん。</span><br />
<span style="background-color: white;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><b>『</b>あなたの意見をきかせてください。人生は短く札束はお墓に持っていけません。どうぞよろしく。<b><a href="http://twitter.com/katomani" target="_blank">(加藤マニ) </a>』</b></span></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">わたしはバンドマンの人たちはもっと積極的に自らをアピールしていっていいと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">まだ見ぬより多くの誰かに自分たちの音楽を聴いてほしいと願っているのなら尚更。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">「いずれ誰かに届くはず」っていうのはタダの言い訳で、まず届けるために何ができるかもっと考えて実践したらいい。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">もちろんそう思うような人はきっと自分たちの音楽と真面目に(語弊の釈明は省略)向き合っているはずだし。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そこでの選択肢には、ライヴハウスに限らずとも演奏できる場所(venueってやつですかね)はもちろん、アートワーク関係でデザイナーや他ジャンルのアーティスト、フードなんを巻き込んでみたり、今や群雄割拠過ぎて飽和しているとしか思えないけどインターネットの音楽マガジンのようなやつに売り込んでみたり、まさかの行政や地方自治法とか、もう既に先人がいるようなものでも、誰かだやっていたようなことでも、それぞれ自分たちにマッチして出来ることはいろいろあると思うのです。なんか既出過ぎておもしろくないな自分で言っておいて…</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">この本の第一章で銀杏BOYZが『映画監督や漫画家とのコラボレーションも自在にできたし、しかも商業的にそれを成立させる力もあった』(九龍:p.44)と言われているのと(ゼロの数とか)規模こそ違えど近いと思っていて、00年代ならいざ知らず2014年の今ならそのコラボレーションの幅がもっと振りきれていってもいいはずだし、実際におっと思うような事をやっている人たちもいて。もっとおっ!ってしたいでしょやっぱり。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:ヴェイパーウェイブなんかだと、サウンドとヴィジュアルが一体になったヴィデオ・ドラッグみたいな作品も多い。(p.190)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">これはYouTubeにいつくつ有名なチャンネルがあるけど、ビデオをつくっているのはサウンドとは別人というのがほとんだと思う。つまりネットにある音源で勝手にネットにある映像からMVをつくって勝手に公開するというやつ。あたしはどっちにも利があってステキだと思います。<b><a href="http://www.youtube.com/channel/UCW-6GpbAfAAExOg6OkAVCjg" target="_blank">Vision Music</a></b>、<a bold="" font-weight:="" href="http://www.youtube.com/channel/UC6hBefyLMtG7FXhZ55da3Vw" target="_blank"><b>Artzie Music</b></a>、<a href="http://www.youtube.com/channel/UCFj3JQ8fzrphrakqZ1kspRQ" target="_blank"><b>eazy peazy</b></a><br />
とか。<br />
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">「自分たちの音楽さえちゃんとやってればOKでしょ」の時代なんてとっくに終わってるわよってね。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">もっと周りを巻き込んだら面白いことになるんじゃないかって皆さんそういう気持ちは少なからずあると思うは承知で。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(がんばった甲斐あって)運良く自分のバンドだけ注目されたとして、それはそれでひとつの正解かもしれない。でもはたして、それがもはや「情報」としての「注目」や「良さ」なのだったとしたら、とてもじゃないけど長続きする(固定ファンが付くような)時代には思えないし、逆にただひたすら受動的なリスナーに消費されるだけで、それは音楽をつくる側にとっても、聴く側にとってもツマラナイものになってしまうのではないかと思っている。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:ミュージシャンとリスナーっていう旧態依然としたポップ・ミュージックの上下構造が続いているから、リスナー側は動員されるか、反発するかみたいな、お客さま気分のままなんじゃないかな。もともとハードコア・パンクやダンス・ミュージックが持っていた水平構造が、日本の音楽と政治の問題にも反映されればまた変わってくると思うんだけど。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.157、第三章/歌と踊りの政治性)</span></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">そこでやっぱりSCUM PARKが頭をよぎるのです。</span><br />
<br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://ototoy.jp/feature/2014022000" target="_blank">『アサミ : せっかくいい音楽をやっていても、正しい土俵でやっていないとちゃんと評価されない。単純にこいつらの音楽が好きだってやつが暴れているから、そういう意味で、正しく評価される土壌を「スカムパーク」で作りたい。だから、結果的にあんまり有名じゃない人が集まるのもそういう理由もあるんですよね。いまうまくいっている人たちは、正しいところでうまくいっている。「スカムパーク」みたいな土壌を必要としているのは、シーンからあぶれちゃっている人たちなんですよね。そういうのをイベント単位でできるようになったのはだいぶ間口が広がってきた感じはありますね。外側からもおもしろそうと思ってくれて、才能あるなって思うやつが出てくれたりもして。』</a></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">自分たちのシーンをつくることにここまで意識的なパーティーがこんなにも自分の近くにあるという事実。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">「シーンはあとから付いて来る」とか「最初から売れることなんて考えてやってない」とか「面白いことをしたいだけ」とかそういう言説は今まで至る所で目にしてきたけど、SCUM PARK周辺のよっぽどストイックで攻めの姿勢が(あたしの妄想や幻想だとしても)、こうして今ひとつのシーンとして蠢いているというところを考えるにつけ、ワクワクさん、どんとストップ、最後にひとつ、夢の中。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">もう得体のしれない<RAW LIFE>に憧れなくたっていいの、そう囁くのよ、あたしのゴーストが。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">あ、そうそう、電脳化しました。みんなハブ電脳になれるよ。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:(略)おれだってポピュラーなものに社会を見ているものの、それと同じようにアンダーグラウンドなものにも見ているんだよな。<b>小さいから反映の度合いが少ないかというと、そうではないんじゃないか</b>。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:アンダーグラウンドかどうかということよりも、そこにしかない局地的なものの持つポテンシャルを引き出すことは批評やジャーナリズムの持っている力のひとつだしね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.117、第三章/音楽と「リベラル」)</span></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:(略)『ジャパン』的な雑誌は、音楽を楽しむための付属品としてインタビュー記事をつくっていて、商業性を考えたら、じつはそれがいちばんうまい音楽批評のあり方ってことになるよね。あるいは、<b>音楽とインタビューが合わさることによって、「物語」という新たなエンターテイメントが立ち上がる</b>という。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(中略)</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">だから、『ジャパン』のインタビューだけを取り出して批判するのはたやすい。ただ、メディア論的な立場で言えば、逆にそれを、音楽産業構造体のひとつのパーツとして評価しなきゃいけないんじゃないかと。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.173第三章/「二万字インタビュー」再考)</span></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:現在の音楽産業の置かれている状況って古典派経済学が想定するような透明なマーケットをベースに動いているわけじゃなくて、経済学者のガルブレイスの言う「依存効果」がバリバリ働いていて、<b>生産プロセス自体が消費意欲を刺激するような側面がある</b>わけで、生産プロセス自体も分析や批評の多少になるし、物語化することも可能なんじゃないかな</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.175、第三章/「二万字インタビュー」再考)</span></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:(略)だから音楽批評の役割のひとつには、音楽家の「人生」とその「時代」、あるいは「政治」の関わりをいかに見出すかということがあるのかもしれないね。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.177、第三章/「二万字インタビュー」再考)</span></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">ここまで書いてみると4色ボールペンで無数に線を引かれた箇所にはほとんど触れられてないなと思うのだけど、ドッグイヤーしたところに関しては今の自分にできる精一杯のアウトプットになったと思うので、とりあえずここで擱筆ということにいたします。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br /><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">♥あとがき♥</span><br />
</span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><a href="http://0721twitter.tumblr.com/post/85787689214" target="_blank">"宮崎駿「学生時代に本を読まないのは勝手だけど、そのつけは全部自分が払うんだから。 知識や教養は力じゃないと思っているやつはずいぶん増えたけど、結局、無知なものはやっぱり無知ですからね。 どんなに気が良くて、どんなに一生懸命でも、ものを知らないというのは自分がどこにいるか知らないことですから。」"</a></span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span></span>
<br />
<div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span></span></span></span></div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
</span>
<br />
<div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">わたしはジブリ大好きなので。</span></span></span></div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
</span>
<br />
<div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"><br /></span></span></span></div>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">
先月書かれて、今月刷り上がったばかりの新刊を読むなんて初めて。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">こんなに一気に読めたのは山田詠美の『<b><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101036160/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4101036160&linkCode=as2&tag=okamabu-22" target="_blank">ぼくは勉強ができない</a></b>』ぶりかと。しかもこれは、「はじめに」〜注釈「おわりに」までぶっ通しで。 </span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部さんもゲスバンドのヴォーカル・ギターの<b style="background-color: white;"><a href="http://twitter.com/pcGenginn" target="_blank">ぽこにゃん</a></b>も、Baの<b style="background-color: white;"><a href="http://twitter.com/oh_suck" target="_blank">キッチン小判鮫</a></b>も、<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/74942927159/s-r-g-n-vj" target="_blank">がんちゃん</a></b>(VJあたまがぐあんぐあん)も</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">和光大学出身というのは面白い一致だった。あの界隈には和光生がいっぱいいる。話でしか聞いたことがないけど、オモローな大学のようですね。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">学生時代わたしは和光にもゆかりのある成城大学で東洋美術史を専攻していて、無数の性愛像で有名なインドはカジュラーホのヒンドゥー教寺院についての卒論を書いていたのだけど、面白かったのは副専攻の文化人類学の方で、教授らは一様にみんな性の話が大好きだったし、その分野の大きなテーマでもある人と人の「つながり」に興味があったわたしは、グローカル研究センターで「アッセンブリー!アッセンブリー!」と言っていた上杉富之教授とかの授業を取っていた。しかしながらまあご多分に漏れず軽音部で遊んでばかりいたので今となってはもっとちゃんと聞いてればよかったなぁ〜と思うのです。</span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-size: x-small;"><span style="font-family: Arial;"></span>ここからのちのちの為にコピペ。</span><br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『韓国から日本に留学したラッパーのMOMENTなんかは、「韓国はラップ・ミュージックを競争という側面からしか捉えなかったがために、奇形的なシーンになってしまった。<b>みんな他人を負かすことばかり考えていて、全体を盛り上げようとしない。</b>一方で日本はコミュニケーションを重視するあまり、<b>慣れ合いが強くなってしまっている</b>でしょう。…」』(磯部:p.120)</span></blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『どこの国にも、それぞれのローカルな問題があるわけで、<b>そこに日本からはなくなってしまったカウンター・カルチャー的なロマンティシズムを投影するのではなく</b>、問題をいかに繊細に紐解いていくかっていうことが重要なんじゃないかな。いや、それは国内でも同じか』(磯部:p.129)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『<b>「なんとなく、リベラル」</b>な言説って、都合いい目眩ましになってしまっているケースも多い。音楽のカウンター・カルチャー的な側面がそうしたものと結びつくことで、結果として<b>問題の先送りに加担しているケースもある</b>かもしれない』(九龍:p.113)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『システムに組み込まれた「自由」っていうのが一番やっかいな問題』(九龍:p.165) </span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『「複雑さを受け入れる」ことって、<b>「どっちもどっち」みたいな悪しき相対主義</b>に繋がったり、あるいは、問題を誇大化させて行動の足枷になってしまいがちだと思うんだよ。(磯部:p.171) </span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:<b>じつは風営法がクラブ・カルチャーを守っている側面もある</b>わけだよ。仮に風営法が撤廃されたら、大企業や悪徳業者が一気に傾れ込んできて、こんな小さなシーン、ひとたまりもないよ。かといって、<b>現行の風営法が時代に合っていないのもたしかだから、適度な規制緩和と、それを促すための地道な運動が必要</b>なんだけど、ほとんどの音楽関係者は「規制=ウザい」「権力=敵」みたいなどうしようもなく幼稚な発想で止まっていて、「ファック・バビロン!」って叫んで終わり』、みたいな。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">九龍:むしろ運動がカルチャーに対するドーピングになってしまっているケースもある。盛り上がっているときはいいけど、反動が怖いよ。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">磯部:音楽の本質は現実逃避だし、それこそ坂口の言うような「視点を変える」こととは相性が良いけれど、じつは「社会を変える」ことには向かない。だから、3・11が起きたばかりの頃は音楽家に社会変革を先導して欲しいと思っていたこともあったものの、いまは諦めていて、最近はむしろ<b>社会運動が取りこぼしがちなマイナーな感情を掬い取ってくれることを期待している</b>。</span><span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">(p.141、第三章/音楽が社会を変える必要はない?)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『「売れる」事はいつも「誤解」という理解に近い。隣にいる人でさえ、理解にはたどり着かない、だから誤解の中に感動があるんだ。私は無知に自信を持ったの」と書く。いい話だよね。ようするに、<b>リスナーが聴くのはサウンドだけではなく、イメージを含めた何か</b>であり、それこそがポップ・ミュージックなんだと』(磯部:p.186)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『ただ、大事なのは、どんなにセンスよくいろいろな要素を取り込んでも、<b>元ネタや文脈を知らない人が聴いたときにおもしろがれるものじゃないと流通はしない</b>ってことだよね。それでいて元ネタがわかったらわかったで別の楽しみ方もできるっていうのが理想。』(九龍:p.131)</span></blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『ただ、オレは、ナイアガラが『ゴー・ゴー・ナイアガラ』を聴いていないとよくわからない音楽だったように、いまはネットで文脈をたどらないとよくわからない音楽というのもあって、それはそれでおもしろいと思うんだよね。』(磯部:p.213) </span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『すべての音楽は出揃って、そべてのものが用意されているように見えるんだけど、そのぶん状況はどんどんドメスティックになっていて、みんなあまり旅に出ていない、』(九龍:p.220)</span></blockquote>
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;"></span><br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『地方のおもしろいバンドの背景にはそれぞれユニークなカルチャーの基板があって』(九龍:p.88)</span></blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『ただ、これまでにも話してきた通り、<b>現実にはむしろ逆のことが起こってる</b>わけでしょう。2020年の東京オリンピックに向けて東京の「中央」化が強化され、「地方」の衰退が進んでいる。』(磯部:p.223)</span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: Arial; font-size: 13px;">『「幻想」であるからこそ、そこにはまだ多様性を受け入れる土壌があるってことだからね。その多様性とか寛容性を減じないないよう、<b>嘘くさくないやり方で社会と交渉していく術</b>を身につけたいね。』(九龍:p.224)</span></blockquote>
<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757219598/ref=as_li_tf_il?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4757219598&linkCode=as2&tag=okamabu-22"><img border="0" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4757219598&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=okamabu-22" /></a><img alt="" border="0" src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=okamabu-22&l=as2&o=9&a=4757219598" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
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</div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-91056544005826389952014-05-02T20:19:00.000+09:002014-06-13T20:17:59.918+09:00harafromhell "Faust" director's cut<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
▶<a href="http://vimeo.com/92900556" style="font-weight: bold;" target="_blank">http://vimeo.com/okamabu/faust-download</a>(ダウンロード用スペシャル仕様)<br />
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<b><br /></b>
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パスワードは「0502」です。いい数字ですね〜<br />
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<div>
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<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-7FmR08tkYSc/U2MjdPEjOcI/AAAAAAAAA58/H0Q34oCBbd0/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-02+14.44.40.png" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="" border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-7FmR08tkYSc/U2MjdPEjOcI/AAAAAAAAA58/H0Q34oCBbd0/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-02+14.44.40.png" height="128" title="クレジットカード" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="font-size: small;">クレジットカード Code:はカード裏の3桁の数字です</span></td></tr>
</tbody></table>
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://2.bp.blogspot.com/-KJjWwbmIjAs/U2MjdWxAH_I/AAAAAAAAA6I/asM0T8lh_pY/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-02+14.45.22.png" imageanchor="1" style="clear: left; display: inline !important; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><img alt="" border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-KJjWwbmIjAs/U2MjdWxAH_I/AAAAAAAAA6I/asM0T8lh_pY/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-02+14.45.22.png" height="127" title="ペイパル" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="font-size: small;">PayPal 登録している名前、アドレス、金額だけでOKです</span></td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://4.bp.blogspot.com/-fyPpi13zP8o/U2MjdeeHTzI/AAAAAAAAA6A/oBpXysBPz0Q/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-02+14.47.16.png" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="" border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-fyPpi13zP8o/U2MjdeeHTzI/AAAAAAAAA6A/oBpXysBPz0Q/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-02+14.47.16.png" height="70" title="ファイルサイズ" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="font-size: small; text-align: left;">ダウンロードするファイルのサイズ</span></td></tr>
</tbody></table>
<br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;">4月の中頃にハラケンから音源をもらってしばらく聴きました。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">「ファウスト」はハラフロムヘルのライヴ版に近いと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">持ち時間30分くらいのライヴの後半のテンションだけ集めて7曲めちゃくちゃ丁寧に、イヤフォンをして聴いている人のためのライヴをしている感じ。そしてそれが、素晴らしい!かなりいい作品だと思います。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">ハラケンのセルフレヴューがこちら</span><br />
<span style="font-family: Arial;"><b><a href="http://blog.livedoor.jp/kento08171908/archives/1846576.html" target="_blank">http://blog.livedoor.jp/kento08171908/archives/1846576.html</a></b>(ハラブログヘル)</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">タテジマヨーコのマシンガン日記もあれ、ボーガン?スタンガンだっけ?</span><br />
<span style="font-family: Arial;"><b><a href="http://tatejimayoko.jugem.jp/?day=20140410" target="_blank">http://tatejimayoko.jugem.jp/?day=20140410</a></b>(やっぱりスタンガンだった)</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">ここから先はまだ <b><a href="http://harafromhell.jimdo.com/disc/" target="_blank">CD</a> </b></span><span style="font-family: Arial;">を聴いていない人にはおすすめしません♥</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
<span style="font-family: Arial;">ちなみにこれの前にめちゃくちゃ聴いていた<b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/12/blog-post.html" style="background-color: white;" target="_blank">大森靖子の「絶対少女」</a></b>はアイドル的な捉え方をして聴いてると一対一あるときはライヴ現場にいるみたいな。</span><span style="font-family: Arial;">(</span><b style="font-family: Arial;"><a href="http://0721twitter.tumblr.com/post/80222665987" style="background-color: white;" target="_blank">あまちゃん</a></b><span style="font-family: Arial;">より)</span><br />
<span style="font-family: Arial;">あの録音は本当に素晴らしい。どっかで全てが合っていた感じ。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">そして曲も15曲もあるから、レコーディング版らしい録音(ライヴ版、バンド編成とはちがうアレンジだったり)もたっぷりあって、それはある意味ゲスバンドのCDでも同じように言えるんだけど、</span><span style="font-family: Arial;">「ファウスト」を通して聴いていて物足りなさを感じてしまったのは最初あった。どちらもライヴのバンドだと思うんだけど。</span><iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="480" src="//www.youtube.com/embed/uYsV5hNdpO4" width="640"></iframe><br />
<br />
<span style="font-family: Arial;">でもタテジマオーバーダブ、コーラスとかもライヴであったらいいな〜欲しいな〜ってところだけ入れましたみたいな感じのなんともいいライヴだった〜って言いたくなるようなミニアルバム。PAは青木さんっていうんだ、っはーて感じ。それはつまり非常にハラフロムヘルに合っている音源だと思う。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">(追記:書き終わって今聴いてるけどやっぱりめちゃくちゃいい「絶対少女」うきょ〜〜〜〜!金かかってるのがわかるもってやっぱりもうすごい。)</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">1曲目のマトリョーシカさんのラスト三まわし目なんてライヴで聴いたらあの何倍だかわからない熱気があるし、</span><br />
<span style="font-family: Arial;">ほかはもうなんというか書く気も起きないくらい(おい)鳥肌モンのヤマがここから来るなんてって内容です。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">録音で真っ先に思い浮かぶのが「八月のこども」のラストで鳴ってるタケマルのシンバル。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">あの右上くらいにゆれるシャンシャンはほんとに好き。八月のこどもかなり好き。電話っぽいのもいい。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">映像でもペンタの練習風景で「ベースも あの 表じゃなくて っんぼー」がぴったりハマって気持ちよかった。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">ミサトさんっ!!シンクロ率700%だよ!</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">ギターは四番だけで打線が組めるくらいいいのですが、「軽い気持ちで」のトレーラーではカットしたあとのやつが特にぐっときます。りーりーりーわーもいいし、いやほんと無理です。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">ハラブログヘルで知ったんだけど、レコーディングとライヴとでは弾く人が違うっていうのもあるんですね。はー。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">あたしその後どうなったか知らない「サバ缶の水煮生活」8日目は2013年8月15日なんとお彼岸の中日の新宿red cloth。マトリョーシカさん、りーりーりーわー、八月のこども、のライヴ映像もこの日。いつまで続いたのか気になりました。<b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/12/blog-post_24.html" style="background-color: white;" target="_blank">この日は夢見てる</a></b>もみれてよかった</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">全曲頭から入れて音量は変えたく無かったんだけと唯一部分的に下げた「ディスコミュニケーション!」あたしは生では見たこと無いけど、蔵フェスでもろちゃん感じたのは確かこの曲だっと思う、透き通るコーラスからのギターカラミが素晴らしい。正直どちらのギターが弾いているフレーズがわからいんだけど、ライヴで見たことない曲は特に、本当にゴーちゃんもハラケンもどっちも好きです♥</span><br />
<span style="font-family: Arial;">「檸檬」好きなのでハラケンにはちゃんと練習してライヴでやってほしいです。「アイスランド成東」もききたい。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">終始一貫して真ん中近い低域で刻むアツローのベースがしっかり作品の雰囲気をキープしてのりのりなのが、また、たまりません。夏に帰ってからライヴで見るのを楽しみにしてるのがリズム隊でしょう。特に音源でこれだけ音が出てると!!</span><br />
<span style="font-family: Arial;">映像を見ながらあのモジャモジャのタケマルのドラムを聴いた人はあ〜絶対もっと音出てるみたいにわかっちゃうけど、まあライヴいけばそんなの常なものですよね。あと、映像は去年の8月だけど、蔵フェスの時点でもうリズムキープとノリと何より動きも数倍かっこよくなってますから、うふふ♥</span><br />
<span style="font-family: Arial;">ヨーコちゃんはずっと上手くなったと思います!素直に!素敵==!毎回ライヴでこの音源以上のものを魅せてもらえる思うとワクワクしますね、映像を編集しながら何度ときめいたことか(‘_’)素晴らしい女優さん♥あと歯並び良くて、小学生の時に田んぼでやっていた「芸能人は歯が命アパガード漁法」を思い出しちゃってびっくりしました。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="427" mozallowfullscreen="" msallowfullscreen="" oallowfullscreen="" src="https://www.flickr.com/photos/morookam/8455253747/in/set-72157632714634361/player/" webkitallowfullscreen="" width="640"></iframe><br />
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;">バイトぎりぎりだったけどなんとか<b><a href="http://okamabu.blogspot.com/2014/03/blog-post.html" target="_blank">ユーストで見れた蔵フェス</a></b>にはホントに感謝しております。コイチがいるので配信でも音がすごく良い!アーカイブがあるのでハラフロムヘルだけと言わずみんな見ちゃいます。 </span><br />
<br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">これはハラフロムヘルをライヴで見たことがある人とか「ファウスト」を聴いた人なら感じることだと思うけど、大サビからの「まだイクんだ\(^o^)/感」なんてライヴハウスで聴くんじゃなく家でパソコンで聴くから、電車でiPhoneで聴けるから逆に興奮するみたいなとこあります。PAは青木さんだし。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">ライヴだと最後の方は良すぎて実はどんなこと演奏してたのか覚えてない、はしゃぎすぎてちゃんと聴こえてなかったみたいな、これってこんな曲だったんだとまではいかなくてもライヴハウスあるあるみたい感じの人にはわかってもらえるとおもうんですけど。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">単にあたしがはしゃぎ過ぎでしかも最後にライヴでハラフロムヘルを見たのは去年のエンドレスサマーだからっていう言い訳がある。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">バンドからの要望はこれまでのビデオのメイキングと今回のレコーディング風景を使ってほしいっていうのだけで、音源の長さ場所指定なんて無いようなものだったのでなんて懐の深いやつらなんだと蕩けました。 </span><br />
<span style="font-family: Arial;">ということで映像も青木さんのレコーディングスタジオ minxで撮ってもらった4月頭のレコーディング風景とトッシーの以外はほぼ全て去年の8月に撮影したときのものを使っています。「軽いで気持ちで」のライヴ映像は8月8日渋谷LUSH。トッシーがビンタされるのはちょうど2年前2012年4月2日にred clothでたまたまハラフロムヘルとランランランズが対バンした日、LOOK2マン告知用に撮ったもの。本当にトッシーが痛そうで可愛そうでした、4月のまだ肌寒い新宿の夜。「明るい家族計画」で使ったのも8月8日LUSHの「最終回」の映像。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">セーラーヨーコちゃんもろもろは8月14日稲毛の海浜公園でやっていた千葉LOOKのサイトウヒロシミュージックショーの日。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">リハスタもろもろは8月20日のペンタ千葉とその周辺。 </span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">大滝詠一は <b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/74687577923" style="background-color: white;" target="_blank">ヒットは音楽つくる人じゃなくて聞く人がつくる</a></b> っていってたけど、</span><br />
<span style="font-family: Arial;">結局そういうことだと思います。大森靖子でもハラフロムヘルでもゲスバンドでもSCUM PARKでもKEATS//COLLECTIVEでもBusiness Cusual’87でも、現場でもインターネットでも求めてる人がいるってだけの話で、</span><br />
<span style="font-family: Arial;">その買う人の数の大なり小なりはあれハラフロムヘルも音を聴けば好きになっちゃうひとたちだっていっぱいいるなのに〜と思っていたので、どうかよろしく〜。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">このトレーラー映像を見てくれて好きだったら言わずもがなでしょうが、ライヴに行ってみると三半規管は耳にあるって本当だったんだってなるわよ。保証します。ダンっ!!(今タケマルのドラムがちょうど鳴りましたイヤフォンから)</span><br />
<span style="font-family: Arial;">だからこそのオカマ部スカット(恵比寿マスカッツ的な)というか。いい塩梅でファウストを一つの映像にできたな〜ともう何日もあのトレーラーを見ているのにアルバムを通しで聴くと毎回ぞわっとするからすごいです。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">その録音エンジニアであるあのオチャメな青木さんがPAをしている地元の千葉LOOK(ドラムが一段上がるし、照明もかっこいい)でレコ発やるなんて最高だろうな〜と思ってたので、行った方は図書館行ってネット居る時に「ハラフロムヘル」でエゴサするのでつぶやきお待ちしてます(^^ゞなんと家にネットが無いんですね〜!</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">着地点なんてもう考えない。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">つまり楽しいはつくれる♥2014</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">あたしが大森靖子以前にめちゃくちゃ聴いていた(見ていたglobeの2004年東京国際フォーラム<b><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Globe#globe_decade_.282003-2006.29" style="background-color: white;" target="_blank">decade最終公演</a></b>。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">Tumblrがない今、昔YouTubeから落としておいたお陰でなんと助かったことか。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">これは2時間半あるんだけど、本当に素晴らしい、ドラマが詰まりまくっていて毎回興奮する、画はHDじゃないけど音はいいしカッコ良すぎて笑う。TK。マーク。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">そしてKEIKOがもうほんとうにかっこいい!そして最高にかわいい!わたしにとってのアイドルはKEIKOしかいないなあと思った。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">時間の無い人用にとっておきを。といっても1個はさすがにきつい。。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"><b><a href="http://youtu.be/NT3NN5TzzBs?t=1h36m32s" style="background-color: white;" target="_blank">▶1時間36分</a></b>くらいからの「genesis of next」</span><br />
<span style="font-family: Arial;">これでよければ頭のFeel like dance から見たほうがいいです。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"><b><a href="http://youtu.be/NT3NN5TzzBs?t=2h3m16s" style="background-color: white;" target="_blank">▶2時間03分</a></b>からの事実上のトリみたいな「Many Classic Moments」からのMCは何度見ても素敵♥</span><span style="font-family: Arial;"> </span><br />
<br />
<span style="font-family: Arial;"><br /></span>
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">何がともあれあたしの処女作とも言えるクラスメイトからお互いの成長が見える作品ができてうれしいです。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">わたしはいつも自分が欲しくなっちゃうようなものをつくりたいなと思っています。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">ということで、ハラフロムヘルのライヴ行ったりCD買ったりしても尚この映像をストリーミングではなくDLしてまで見たい人はオカマ部の今後の活動のためにもサポートをしてくれたら大好き★うれしいです。(己はかのglobeをタダで落としといてというのはご愛嬌♥)</span><br />
<span style="font-family: Arial;">どちらにしてもクレジットカード決済か、PayPal決済なのでお金払いたいけど払えないって人はどうぞどうぞ!そのお気持ちだけでもありがたいので、DLしまくってください。</span><br />
<span style="font-family: Arial;">それもこれも全面的に協力してくれたハラフロムヘルのおかげですありがとう。</span><br />
<span style="font-family: Arial;"></span><br />
<span style="font-family: Arial;">フジロックには苗場にいるので行く皆様はハイネケンしようズ!</span><br />
<span style="font-family: Arial;">LOVE♥</span><br />
<span style="font-family: Arial;">オカマ部 モロちゃん</span>
</div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-29897298029223335772014-03-24T21:29:00.000+09:002014-03-24T23:25:21.772+09:00【蔵フェス】がもうすぐ<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
3月29日(土)松田家プレゼンツ
「蔵フェスvol.21〜フジロッ久(仮)レコ発ツアー!!蔵編〜」
出演
フジロッ久(仮)/逃亡くそタわけ/ハラフロムヘル/ランランランズ/ゲスバンド/the weddings
フジロッ久(仮)のレコ発お祝いパーティ!あと何組か追加になるかも!<br />
— 蔵フェス (@kurafes) <a href="https://twitter.com/kurafes/statuses/436495260504453121">2014, 2月 20</a></blockquote>
<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
蔵フェス予約受付終了しました!たくさんのご予約ありがとうございました〜!当日はUST放送予定なので、来られなかった…という方はぜひこちらのチャンネルからご視聴くださいませーっ!→ <a href="http://t.co/xudF6EPcks">http://t.co/xudF6EPcks</a><br />
— まつだひかり (@niko9_niku9) <a href="https://twitter.com/niko9_niku9/statuses/439042831013801984">2014, 2月 27</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script><br />
<br />
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
<a href="https://twitter.com/niko9_niku9">@niko9_niku9</a> まあ想定内だよね<br />
— 松田 耕太郎 (@kotarods) <a href="https://twitter.com/kotarods/statuses/448098616394010624">2014, 3月 24</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script><br />
<br />
蔵フェスがすぐそこまで来てまいりました!<br />
インターネットのひとにも優しい!ユースト配信もあります!<br />
<br />
主宰コータロー(兄・ドラム:デロッピードロッピー、ランランランズ)がこんな顔になっていく様子が間近で見れます。<br />
ちなみにヒカリちゃん(妹・ベース:デロッピードロッピー、nakanoiseバンド)は有名イラストレーター、マンガ家、アニメ作家、声優、人妻、その他すごいです笑<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="427" mozallowfullscreen="" msallowfullscreen="" oallowfullscreen="" src="https://www.flickr.com/photos/morookam/6330281979/player/2105886d3a" webkitallowfullscreen="" width="640"></iframe><br />
<br />
<br />
<br />
そしてのめちゃおいしい美枝子(母・料理)の手料理食べ放題が最高これ!(トッシー:ランランランズ)<br />
これは小判鮫</div>
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="427" mozallowfullscreen="" msallowfullscreen="" oallowfullscreen="" src="https://www.flickr.com/photos/morookam/6328781623/player/77b30021b0" webkitallowfullscreen="" width="640"></iframe><br />
<br />
<br />
<br />
もう何回も繰り返し自分で見てるフジロッ久(仮)のライヴも蔵フェスで、<br />
ライヴを観るのは初めてでめちゃくちゃ興奮して感動した話は昔日記で書いた覚えがある。<br />
<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="450" mozallowfullscreen="" src="//player.vimeo.com/video/39501025?byline=0&portrait=0&color=ba608e" webkitallowfullscreen="" width="800"></iframe><br />
<br />
<br />
あったこれだ、<br />
▶<b><a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/10/dont-miss-my-new-musicvideo_14.html" target="_blank">お暇な方で蔵フェスに興味ある方はどうぞ〜</a></b><br />
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-92217455362604063182014-02-01T15:49:00.000+09:002014-02-16T02:49:42.127+09:00インタビュー意訳まとめ : Joe Kay (Soulection)<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<b><a href="http://noisey.vice.com/en_uk/read/youneedtohearthis-touching-bass-soulection" target="_blank">FEATURES TOUCHING BASS: SOULECTION YOU NEED TO HEAR THIS By Errol Anderson</a>(元記事)</b><br />
<br />
好みのものが多くてよくお世話になっているLAのレーベル、ラジオ <a href="http://soulection.com/" target="_blank"><strong>Soulection</strong></a> の共同創立者 <a href="http://twitter.com/J0EKAY" target="_blank"><strong>Joe Kay</strong></a> (Co-founder, Head of A&R, DJ) noisey UKによるインタビューがおもしろかったのでテキトー意訳でまとめた。違ってた教えてください!onegai<br />
<br />
Soulection チームメンバーの写真や紹介は <b><a href="http://soulection.com/team/" target="_blank">こちら</a> </b>Joeさん若そう。<br />
<br />
「<i>A&R(エーアンドアール)はレコード会社における職務の一つ。[Artist and Repertoire(アーティスト・アンド・レパートリー)の略。アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する。実際には上記の職務だけでなく企画、制作、宣伝に至るまでレコード会社の業務全般に幅広く責任者として携わる。</i>」(wiki)だそうで、要は中心人物でディレクターってことですかね。<br />
<br />
彼自身は音楽をつくることはなくて、良い音楽を広めることに専念しているそうです。<br />
<br />
<iframe frameborder="no" height="450" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/users/23071&color=ba608e&auto_play=false&hide_related=false&show_artwork=true" width="100%"></iframe>
<br />
インタビューはまだ小さい自分の娘(音楽大好き!将来が気になる)の自慢話から、子供の時はドリームキャスト(!)にハマりまくって NBA 2Kっていうバスケットゲームでは国内TOP10入りもしていた(!)っていう他では聞けない話なんかで始まる。ハマるとトコトンやっちゃうタチらしいです。猫?<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" src="http://www.gamershell.com/static/boxart/large/8521.jpg" height="341" width="400" /></div>
<br />
<br />
音楽との出会いは母ちゃんとおばさんに連れられて行ったロングビーチ(L.A.,CA)のコンベンションセンターでやっていたレゲエフェスティバルで、ルーツ、ダヴが流れる中、滅茶苦茶オープンな人たちがウィードをつけてて、家族と来てたのにこれはヤバイってなっちゃたって、え、さすがに今ではもうやってないようなすごいパーティだったらしいけど、南も北も米大陸で起こってる大麻合法化の波に乗って復活したりして。しないか。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><span style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><a href="https://www.blogger.com/goog_1423062409"><img border="0" src="http://chronicfatigue209.com/wp-content/uploads/2013/06/marijuana_dispensary_venice_susan_slade_law-thumb-560x369-445x330.jpg" height="296" width="400" /></a></span></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><a href="http://chronicfatigue209.com/archives/2220">http://chronicfatigue209.com/archives/2220</a></td></tr>
</tbody></table>
<br />
今は袂を分けた <b><a href="http://twitter.com/9uillaume6onte" target="_blank">96</a></b>(印象的な眼とSの文字を組み合わせたロゴなどヴィジュアル面も担当していた)とSoulectionを始めた2010年頃はアート・カルチャーの紹介するブログだったのが、Flying Lotusのレーベル <b><a href="http://www.brainfeedersite.com/%E2%80%8E" target="_blank">Brainfeeder</a> </b>などを見て、世界中にはまだまだ沢山かっこいいビートメイカーがいるから、自分らの好きな曲だけでコンピをつくりたいとなって、ラジオもやっちゃえってやったら、大好評。<br />
</div>
<iframe seamless="" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=3335143018/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=f171a2/tracklist=false/artwork=small/transparent=true/" style="border: 0; height: 142px; width: 100%;">&amp;amp;lt;a href="http://soulection.bandcamp.com/album/24"&amp;amp;gt;24 by Ta-Ku&amp;amp;lt;/a&amp;amp;gt;</iframe> 2011年4月1日にリリースされたレーベル2枚目は、オーストラリアの <b><a href="http://soundcloud.com/takugotbeats" target="_blank">Ta-Ku</a> </b>による「24」で、これはTa-KuがSoulectionでのJoeの音楽セレクションにインスパイアされて24時間でつくり上げたアルバムを、完成してそのままJoeに送り、その日のうちに公開されたものとのこと。そしてName Your Priceのアルバムの売上など前の月に起こっていた東日本大震災への義援金として送ってくれていたそうです。<br />
<br />
そこからいろいろ動き出して、実験的なことをしながら5,6枚リリースしてから、もちょっとマジでやってみるかとなり、96氏が離れた後は同じく共同創立者の <b><a href="http://twitter.com/andrepower" target="_blank">Andre Power</a> </b>がそのとんでも無い才能を開花させて(!)Soulectionのアート・ディレクションやアーティストとのコミュニケーションまでこなし今に至る。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="background-color: white;">” Errol Anderson : How important do you think it is to have an online identity. In the sense that people recognise you as being a cultural force rather than getting lost within the Internet? </span></blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span style="background-color: white;"> Joe Kay : It’s very true. You can post something and within minutes it can be swallowed up on your feed. Social media, to me, is something that just makes sense to me. As my day job I also do social media so I’ve just embraced it. It’s also just quality content and being honest rather than just spamming people. ”</span></blockquote>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" src="http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080714/warner13.jpg" height="360" width="640" /></div>
<br />
<br />
オンラインアイデンティティで真っ先に思い浮かんじゃったやつ。すぐ観たくなる。<br />
<br />
<blockquote class="twitter-tweet" data-cards="hidden" lang="ja">
Mr. Carmack x Esta x Ginuwine = Soulection <a href="https://t.co/lrjg0Nzw55">https://t.co/lrjg0Nzw55</a><br />
— Soulection (@Soulection) <a href="https://twitter.com/Soulection/statuses/324714673394036736">2013, 4月 18</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<br />
インターネットの話からSoundCloudで面白いと思うアーティストにあげていた <b><a href="http://soundcloud.com/mr_carmack" target="_blank">Mr. Carmack</a> </b>わたしのアイドル <b><a href="http://soundcloud.com/macross-82-99" target="_blank">マクロス <u>MACROSS 82-99</u></a> </b>も「Carmack 凄すぎ 音楽つくるのやんなっちゃった」と言っております。<br />
<b><br /></b>
そしてなんとJoeさん日本に興味津々、あとオーストラリア、ニュージーランド、スペイン。いいね。では、あたしは中南米に。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="background-color: white; font-size: large;">” I want to visit Japan because we have a really good presence out there.<br /> We now have our own team out there and I love how different their culture is but they still embrace things. "</span></b></blockquote>
<br />
元来ビートレーベルであったSoulectionは今後、自らのでヴォーカルを擁し、膨大な過去のR&Bやラップのサンプリングと共にネクトレベルへ行くそうなので、とても楽しみです。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-52205236580985125332014-01-27T15:26:00.000+09:002014-01-27T15:27:14.940+09:00POEM CORE TOKYO : POEM TAPE VOL.1 by BOOL<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<iframe seamless="" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=1799847257/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=f171a2/tracklist=false/transparent=true/" style="border: 0; height: 720px; width: 600px;"><a href="http://poemcoretokyo.bandcamp.com/album/poem-tape-vol-1">POEM TAPE VOL.1 by BOOL</a></iframe>
<br />
<br />
<i><a href="http://poemcoretokyo.bandcamp.com/album/poem-tape-vol-1" style="background-color: white;" target="_blank"><span style="font-family: Times, Times New Roman, serif; font-size: large;"><b>つまり、音楽トラックの制作が出来ないポエマーでもポエムコアムーブメントに参加が出来、トラックメイカーは自分でポエムを朗読しなくてポエムコアが作れるのだ。</b></span></a></i><br />
<br />
<br />
きみはNewAgeさ<br />
<br />
<b><a href="http://twitter.com/bool_" target="_blank">BOOL. Yokohama, Japan.</a></b></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-91340011463952057012014-01-25T23:45:00.001+09:002014-01-27T15:34:34.041+09:00ありがとう / mucho gracias<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
やっぱ、布いいね!糸可愛い!糸触るの幸せだった!ゴミしか作ってなかったんだけど!ほんと、ゴミ作ってたんだけど、ゴミ作るのたのしいんだよ
ゴミ作ったことないでしょ?みんな
まじで、ゴミなんだよ。
ほとんど捨てたけど、こんど見せるよ
汚水出すし、ダイオキシン出すし、結果ゴミだし!<br />
— 夢空 星華 (@1193eki) <a href="https://twitter.com/1193eki/statuses/427088380124352513">2014, 1月 25</a></blockquote>
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
天然で、ゴミつくってたからね!かなり楽しい!
本気で創造したものが、ほんとうに!ゴミなの!ああ!!けさんありがとう!ゴミ作ってたこと思い出させてくれて!!昨日からずっと、お腹痛い!多幸!!ゴミなのに、物凄いオーラ放ってんの!ゴミの概念が、崩壊!<br />
— 夢空 星華 (@1193eki) <a href="https://twitter.com/1193eki/statuses/427089492051111937">2014, 1月 25</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<br />
他人のつぶやきを厚顔無恥に己が日記の冒頭に貼り付けるこの体たらく。<br />
久しぶりに覗いたデブログ、たかのさん忙しいだろうに最近またしっかり書いていてうれしいです。<br />
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-64186647546435638642014-01-22T22:58:00.000+09:002014-01-23T20:06:37.073+09:00嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div class="separator tr_bq" style="clear: both; text-align: left;">
素晴らしい映画でした。</div>
<div class="separator tr_bq" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" height="640" src="https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQ_TvB9P1gIq52RKrdLM2kRrTu8VtjQtJHqkgSLM2ZN6GxLldupxw" width="448" /></div>
<div class="separator tr_bq" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<br />
<blockquote>
『<b><i><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93_%E5%B5%90%E3%82%92%E5%91%BC%E3%81%B6_%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%84!%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%8A%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%80%86%E8%A5%B2" target="_blank">クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲</a></i></b> 』<br />
2001年4月21日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズの9作目。キャッチコピーは『未来はオラが守るゾ』監督・脚本 原恵一、原作 臼井儀人</blockquote>
<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
ストリートファッション誌がこぞって特集する「90's回帰」を受け、取り急ぎ『釣り具の上州屋』をチェックワン&ツーしてまいりました。
つば付ニット帽、多機能ベスト、椅子付きバックパックなど、相変わらずクソイケてる最新Bボーイギア満載!
おすすめは釣人の正装服『SHIMANO』!<br />
— SEX山口 (@sexyamaguchi) <a href="https://twitter.com/sexyamaguchi/statuses/425766372707012608">2014, 1月 21</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<br />
<br />
国道沿いにある上州屋の斜向かいに広がるでっかい平屋建て・ワークマンで<a href="http://www.toraichi.com/" style="font-weight: bold;" target="_blank">寅壱</a>なども物色したい流れですね。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="675" mozallowfullscreen="" src="http://www.toraichi-shop.com/user_data/dpm1314aw/fbook.html" webkitallowfullscreen="" width="940"></iframe><br />
<br />
<br />
<br />
20世紀博よ 永遠に<br />
<br />
<br />
懐かしい匂いに殺されるのか。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="450" mozallowfullscreen="" src="//player.vimeo.com/video/76840438?byline=0&portrait=0&color=b45078" webkitallowfullscreen="" width="800"></iframe><br />
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-24897751542404998692014-01-19T19:56:00.000+09:002014-01-19T19:57:12.786+09:00本日の優良非公式RT / Today's Special<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
壊れかけ遊佐DJにて出演です <a href="https://twitter.com/yusa_haruna">@yusa_haruna</a>: いまRTしたママズタトゥーっていう2/2に下北沢ベースメントバーとスリーで行われるイベントにDJででれることになりました、気になってたイベントなので、嬉しい!<br />
— 壊れかけのテープレコーダーズ (@kowarekakedayo) <a href="https://twitter.com/kowarekakedayo/statuses/424839475965878272">2014, 1月 19</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script><br />
和やかな雰囲気にさせていただきました。<br />
ありがとう。<br />
<br />
<b>▶<a href="http://okamabu.com/daily-okamabu-photo/" target="_blank">daily okamabu | okamabu.com</a></b><br />
<br />
こちらは夏です。<br />
では</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-47779611503633965902014-01-09T09:47:00.000+09:002014-02-16T02:55:24.126+09:00vaporwave » Perfume » PERFECT BLUE » ULTRA BLUE » (((さらうんど))) » 夢眠ねむ<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
タイトルのような変遷をたどったことの記録。<br />
<br />
先日ようやっと紅白のPerfumeをYouTubeでみました。<br />
Rhizomatiksがプロジェクションマッピングをやるっていうので見たかったやつです。<br />
そのうちなんでもYoutuTubeにあがるでしょうと思っていたら、もうだいぶ前にアップされていたようで、さっそく拝見させていただきました。アップされ消されの繰り返しなんでしょうか、おつかれさまです。<br />
<b><a href="http://www.fashion-headline.com/article/2013/12/31/4598.html" target="_blank">こちらの記事</a></b>によりますと「<i>赤外線カメラと距離計測カメラを用いて身体の動きをリアルタイムで解析し、動きに合わせて映像がはみ出ないように調整</i>」しているそうで、まったく驚きです。<br />
VJっていうのはホント面白いですよね、リアルタイムで映像をつくっちゃったりミックスしちゃうんですから、プログラミングにしろ、手動にしろ、もうあれはライヴで!ギグで!生で体感したらやっぱりとんでもないもんだと思います。VJ、視覚関係は今年ももっと盛り上がっていくんでしょう。楽しみです。フジロック人間としてはソナーとかだけじゃなくて、フジでもなんかこうでっかい仕掛けの新しいものをどーんと見てみたいとも思う。いや、でもフジがあればいいです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img alt="" border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-II48aCEa-50/Us3moMOha5I/AAAAAAAAA4g/ZihasOEd9n8/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-01-09+10.59.35.png" height="640" title="" width="444" /></div>
<br />
そして今敏監督の映画「<b><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC" target="_blank">PERFECT BLUE</a></b>」をすごい久しぶりに観ました。<br />
この人の映画は「千年女優」を観たのが最初で、その時は妙にハマっていたらしく、公開初日の初回に先着でもらえるセル画を目当てに朝も早くからひとり映画館に並んだのを覚えております。全館合計2000枚くらいだったそうだけど、ウチの館は何枚だったんだろうか。前売り券二枚買って二枚分もらったような気もする。前にカードキャプターさくらの特典ポスターをふとんの下に敷いて伸ばしていたら寝汗でダメにしちゃったけど、セル画は今でも大切に保管してある。、はず。<br />
その時に観て思った事は忘れてしまったけど、今でも好きですこの人の作品。「東京ゴッドファーザーズ」も劇場で観たな。映画館で観たいですね、映画。<br />
<br />
そんな浅はかなオタクのセル画自慢は置いといて、なんでまた観てみようかと思った動機ですが。<br />
このところあたしがお熱なvaporwave漁り、それに不随してYouTubeやらなんやら見てるとぽつぽつと目にしていたパーフェクトブルーネタ、それと<a href="http://okamabu.blogspot.com.au/2013/12/rugby-vol14-japanese-indie-night.html" target="_blank"><b>12/30に書いたHi-Hi-Whoopeeのユーストの中</b></a>でPerfumeについて話してたことがちょっと気になってたっていうのがあります。「PERFECT BLUE」は三人組女性アイドルから一人が女優転向の為に脱退するところから物語がはじまります。ネタポロリもあるので、この映画観てない方はご注意ください。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a class="twitter-timeline" data-widget-id="421048596251701248" href="https://twitter.com/yumeminemu">@yumeminemu からのツイート</a>
<script>!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+"://platform.twitter.com/widgets.js";fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,"script","twitter-wjs");</script>
</div>
そして何よりアイドル「<b><a href="http://dempagumi.dearstage.com/" target="_blank">でんぱ組.inc</a></b>」夢眠ねむのインタビューを読んだのが、これを書こうと思った決め手ね。これはタイトル通り直近でたどり着いた先(←いまここ)ってやつです。これはもう古いんですかね?(←イモここ)<br />
<br />
タンブラーでどんぶらこどんぶらこ(本来は桃が川上から流されてきた場合にしか使われない日本語特有の擬音らしい)と流れてきたちょうど一年前のインタビュー記事で、引用元の記事の本物は有料登録しないと見れないものらしいのですが、これがタンブラーの素敵なところといいましょうか。(追記:あとから気づいたらtofubeatsのポストだった。)<br />
▶<b><span style="color: #0b5394;"><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/72680166680" style="background-color: #ead1dc;" target="_blank">「覚悟を決めて夢眠ねむと向き合おう」夢眠ねむ|でんぱ組.inc|生きる場所なんてどこにもなかった―</a></span></b><br />
<br />
でんぱ組も夢眠ねむも最上もがもホントに名前しか知らない程度なので恐縮なんですが、すごくいいインタビューでこれをを読んでもらうと話が早いじゃないかと思いまして長いですが是非。「アイドル」ということばを知っている人なら読んで損ないですし、もちろんアイドルは関係なくても面白いと思います。なんか見たことあるような、と思っていたら一連の<b><a href="http://oomoriseiko.info/zettaisyoujo/index.html" target="_blank">大森靖子</a></b>ちゃんからの流れでした。<br />
<br />
ちょっと一節引用して、<br />
<br />
「<i style="background-color: white;"><b>学校に馴染めない私は趣味で音楽を作っていました。テーマは人間の二面性。私と私の中のもう一人の私がどうやって切り替わるのか、どうやって共存するのか。そんな曲を作っていました。表現したい自分と、何もできない無力な自分。それを埋めるのが、「夢眠ねむ」というもう一人の自分でした。</b></i>」<br />
<br />
わたしがパーフェクトブルーを観ておもったことと、最近別で考えていたことと、現在進行形のアイドルカルチャーとが見事に噛み合った気がしました。僭越ながら。<br />
三次元のアイドルに一度もハマったことの無いあたしが、アイドルカルチャーみたいなものを論ずるなんてとてもじゃないですが、論点は「アイドル」より「人間の二面性(多面性)」「理想の自分と現実の自分」みたいなもので、まさにこの現役バリバリのアイドル夢眠ねむさんのインタビューをもって全部ひっくるめたオチになった!!という感じでございました。<br />
<br />
映画の中で鏡の中やいたるところに「自分じゃない自分」が出てきて、主人公みまりんに限らずマネージャーのルミちゃんしかり、他の俳優などしかり、それは映画のかなり重要な要素であるわけです。そんなことを最近鏡を見ながら考えていたわたしにしたら、ここでこのインタビューは目からウロコだったわけですね。<br />
<br />
この映画はまだインターネットなんて一般家庭にほとんど普及していなかった1998年の公開で、ストーリーを乱暴に説明すると、一人のかわいい娘さんがアイドルから女優に転向していくなかで、ストーカーやらマネージャーやらと一緒に狂っていっちゃう話だと思ってます。当時知らなかったけど国内R-15だったのね、海外18禁って、すごいわね。田舎から芸能界に憧れて東京に出てきて、理想と現実の狭間でストーキングされ羨望や焦燥や重圧とかのカオスにいた娘さんが、レイプされての解離性同一性障害の殺人者になっちゃうという何度も見たことあるような設定の劇中ドラマを撮影して行く中で夢と現実がわからなくなってきてしまい、現実で人まで惨殺されちゃうけど、結局誰も殺していない霧越未麻は、なにかでっかいことをを決断したり乗り越えたりして大女優になりつつあります。「私は本物だよ」とだけ残して。<br />
<br />
アイドル・インターネット共に大きく盛り上がっている今ここで見て面白いと思ったわけです。前と全く印象が違った。<br />
<br />
宇多田ヒカルの「<b><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/ULTRA_BLUE" target="_blank">ULTRA BLUE</a></b>」はまさに「PERFECT BLUE」のタイトルからの単純な思いつきで聴いたら、なんやなんやすごいぞってなりました。<br />
「Keep Tryin'」いいなあなんて言いてってたら<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gqPXNz_h8J4" width="560"></iframe><br /></div>
「<i>誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ みんなの願いは同時には叶わない</i>」<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/P8EdOtFrc5w" width="560"></iframe>
</div>
「<i>青い空が見えぬなら青い傘広げて いいじゃないか キャンバスは君のもの</i>」<br />
「<i>もう自分には夢のない絵しか描けないというなら 塗り潰してよ キャンバスを何度でも</i>」<br />
<br />
みんなのウィキペディアを見てみますと、この頃は内面的に病んでたそうですが、一曲以外は12曲全て作詞作曲編曲にプログラミングまで一人って、ひえ〜〜〜UTADA。<br />
<br />
「<b><i style="background-color: white;">今まで彼女自身、自分を隠そう、他人に自分を見せないようにしようという気持ちが強く、作品にも表れていたというが、今回は初めて自分を見せよう、自分の良い部分も悪い部分も全て認め、表現することが出来たと語っている。(wiki)</i></b>」<br />
<br />
こんなのが、パーフェクトブルーの後にやってきて、このあとに読むことになる件の夢眠ねむインタビューにも繋がってくるわけですね。<br />
<br />
宇多田ヒカル本人がアルバムタイトルについて語る「<i>『ULTRA BLUE』ってよいタイトルだと思う。BLUEが持つイメージをそのまま特定していないから</i>」っていうのを当てはめても、パーフェクト・ブルーなんてそのままもう、完璧なBLUE。<br />
これがBLUEというものです!みたいな感じで、もう決めつけられたものというか。<br />
こうあるべき、こうじゃなきゃいけない、みたいな固定概念といいましょうか。<br />
映画の中でストーカーがアイドルに持っていたのもこういう類いの感情で、それがエスカレートして狂ってしまった。マネージャーは若かったころアイドルとしての夢を果たせなかった自分の姿を主人公に投影して狂っていってしまった。んじゃないかと思っています。<br />
<br />
「BLUEのなにか」なのか「BLUEそのもの」なのかっていうのはこの際どうでもいい気する。RED でも APPLEでも。ふじでもサンつがるでも。<br />
例えばBLUE SKYだっら(((さらうんど)))のきみはNew Ageのラストなんて飛行機と雲があっての青空が完璧だったってことでしょ、この場合。<br />
何ひとつ視界には無い真っ青な空が完璧の青空なのかと言われたらその時次第といいますか。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/k474iuH0xr0" width="560"></iframe><br /></div>
<br />
<br />
鏡を見て「本当の自分」とか考えて悶々とするのもいいかもしれないけど、<br />
今こうやってインターネットもどんどん新しい可能性を持ってきて、なりたい自分がいてもいなくても、鏡の中の自分=見られる側の自分になることに関してのハードルは決して高くない。この映画みた後はアイドルにはないりたくないと思ったけど。。<br />
<br />
それでもちょっと踏み切れば自分から簡単に発信できたり、あわよくばそこに新しいコミュニティができあがったり。<br />
<strike>「きみもNew Age」「だれでもきみはNew Age」っていうのが始まっているのね、きっと。</strike><br />
<strike><br /></strike>
賛否両論あるんでしょうけど、このいわゆる「オタク文化」の浸透だって、メインストリーム以外でも堂々と胸張って(とまではいかなくても)自分の好きな事がやりやすい環境に、受け入れてくれる環境がそれぞれあるんじゃないのかと思ったわけです。何事に関しても。<br />
これを読み返した数年後の自分は何を思うのだろうか「だから言ったのに」とかだったら、、、。そしてこれはまさにオタクがリアルに出てきたでんぱ組.incのことでは、、。<br />
<br />
靖子ちゃんが出てきて、アイドルと一緒にやってるのをみても、今は納得できる。<br />
「大森靖子」を一度もアイドルと思ったことがないから、最初は不思議だったけど。<br />
<br />
最終的にこんなまとめになっちゃったけど、映画見る前に考えてたのはそれはそれでやっぱりちょっと恥ずかしいもんで、あたしとて日常生活でずーっと鏡なんて見てたらおかしくなっちゃうんじゃないかって感じだからあんまりしないけど、変な動きしてみたり、喋りかけたり、それをたのしいっていう感覚はもちろんあるし、自分の創りだした想像上のキャラクターを見て面白がっているというか。自分ではなくて、これこれこういう人だと考えるんだけど、詰まるところ「あなた、誰なの?」ってなるのよね。<br />
そういったところの個人差みたいなことで、女優とかいわゆる芸能人とか自ら自分の姿を日常生活でいつも目にするような人たちとは「自分の中での自分」の認識具合がいろいろ違うんだろうなと思った。もちろん化粧とかするひとは鏡の中の自分は割りと見慣れたものなんだろうし。そういう広い意味でのアイデンティティ(!)というかエゴ(!)みたいな。<br />
<br />
結局こんな終わりになってしまった。<br />
弱ってる時に聴くアイドルソングは本当に麻薬なんでしょうか?<br />
<br /></div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/QddDPHoJOyA?list=PLiag6xIRPE4TGR4PqWkrqRmuGvcYa0DAy" width="560"></iframe></div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-12762721565269185072014-01-07T07:01:00.000+09:002014-01-10T00:20:09.975+09:00あけましておめでとうございます / happy new year<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
もう既に一週間も過ぎてしまいました〜<br />
今年2014年もいい年でありますようにと、今年もよろしくお願いしますと。<br />
<br />
さて今日は、年明け早々(というか大晦日、これ時差?)うれしいリリースがございまして。<br />
まさにお年玉といった感じでありますね! ?<br />
<br />
<iframe seamless="" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=3576051156/size=medium/bgcol=ffffff/linkcol=f171a2/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://fortune500.bandcamp.com/album/sailorwave">SAILORWAVE by マクロスMACROSS 82-99</a></iframe><br /></div>
<b><a href="http://fortune500.bandcamp.com/album/sailorwave" target="_blank">SAILORWAVE by マクロスMACROSS 82-99</a></b><br />
<br />
もう正月だからか有難過ぎてどうしようもない感じです。<br />
bandcampの目玉商品 Name Your Priceってつまりタダ〜いくらでも¥ですらなくて、やはりのFree Downloadなんてお年玉以外にないですわい。<br />
SoundCloudの既出曲が入ってると言っても、NYPでもいいのにと思ってしまうほどに〜<br />
メキシコ文化でもあるんでしょうかお年玉っていうのは。<br />
<br />
うひょ〜これこれっ!この音この音〜〜またどっから拾ってきたのやら!<br />
とひとりキャーキャーやってたら、、たっ!達郎!!?</div>
<div style="text-align: left;">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/Hy8t4ZsehZA" width="420"></iframe>
</div>
恥ずかしながら声が入ってきてやっと気が付きましたが、山下達郎のメリー・ゴー・ラウンドでございます。<br />
本当にこうもぐっとくる素晴らしくてナイスチョイスな選曲にすごいな〜とただただ感動です。<br />
<br />
そんなことやってたらお次はAKIRAですって!なんなんでしょうねマクロス<br />
<br />
スペイン、ポルトガル語圏の中南米は国を超えたらフランスよりかなりぐっつぐつに日本アニメ関係にアツいんだろうなと感じさせるエピソードがまだ他にもありまして。<br />
<br />
メルボルンの家を引っ越すちょっと前に新しく入居してきた女の子は、メキシコのアニメ会社でアニメーターのインターンやってたくらいのアニメ好きで、マニアックなのから、あたしの知らないアニメのセリフを日本語で喋ってきて驚いたものです。もっと前に引っ越してきてくれたらいろいろ話せたのになとちょっと残念ではありました。<br />
実はその家にはワンピースを愛してやまない声の大っきい自称”Kai Zokku Oh”イタリア人もいたし、いっつもモクモクさせながらドラゴンボールのアニメ見て音楽つくってるニューヨーカーもいたけど。いいルームメイトでした〜<br />
<br />
でもメキシコとか南米とかであんな曲達をねえ、とか思ってたら<br />
▶<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/72467308318" target="_blank"><b>「(アニソン歌手として有名な)影山ヒロノブさんに誘われて行ったブラジルのイベントでは、あまりの熱狂振りに腰を抜かしました。</b></a><br />
<br />
ひえーほんとですかとちょっとぐぐっただけで、<br />
▶<a href="http://gigazine.net/news/20130310-mexico-japanese-otaku-culture/" target="_blank"><b>GigaZiNE : メキシコで愛される日本のアニメやキャラクターたち、メキシコ人はオタクだった</b></a><br />
<br />
もうこれはデジタル・ネイティブならぬメキシコのジャパニメーション・ネイティブが、ついにvaporwaveっぽい曲をつくってしまった!って感じなんでしょうか、すごいです、<b><a href="http://fortune500.bandcamp.com/album/sailorwave" target="_blank">マクロスMACROSS 82-99</a> </b>もう恋ね。<br />
<br />
そして、こちらはなんだかvaporwave音像の本場オリジナル感をまとった米国はマイアミからの使者(全てあたしの妄想) <a href="https://soundcloud.com/parrot-jungle-95" target="_blank"><b>オウムのジャングルPARROT JUNGLE 95</b></a>の中の人がやってる素晴らしいYouTubeチャンネル「<a href="http://www.youtube.com/user/ArtzieMusic/" target="_blank"><b>Artzie Music</b></a>」には、マクロスがオウムをフューチャーしたSAILORWAVE収録曲「ABOUT U」のビデオが早速アップされました。それにしてもすごい名前よね、オウムのジャングル95って。地下鉄サリンは95年。ナウシカ映画は84年。それすなわち30年前。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/UdTDLUO54co" width="560"></iframe><br />
<br />
今回は幽白玄海と幽助のエンドレスファミコン!<br />
毎回この溢れんばかりのタンブラー感の漂うビデオがたまらないArtzie Musicは現在326本のビデオを公開中。全世界と5674人のチャンネル登録者たちに日夜たのしみvaporwaveを提供してくれます。<br />
<br />
こんなチャンネルで言えば、割と幅広く600本くらいの動画を公開してる「 <b><a href="http://www.youtube.com/user/ItsVisionMusic" target="_blank">Vision Music</a></b>」が Favourite songs of 2013 (and late December 2012)動画をアップしました。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/Cuse2aQGP_s" width="560"></iframe><br />
<br />
全部見れますね!<br />
こんな2時間半の大作をまるまる鑑賞できてしまうっていう色んな事が今のオーストラリア暮らしの恩恵であり、、、。<br />
<br />
それにしても良いタイミングで再び音楽聴きはじめられてよかった〜<br />
年末年始でどこもかしこも2013年総決算やってくれるもんだから、取り残されていた分を去年分だけでも一気に聴く良いチャンスをいただけてうれしい限りです。<br />
どちらのサイトも趣の違ったリストアップをしていておもろい。<br />
<br />
それにしてもホントに何なんでしょうこのリバイバル感。<br />
さっそく元旦にアップされた小鉄さん<a href="http://twitter.com/y0kotetsu" style="font-weight: bold;" target="_blank">@y0kotetsu</a>の<a href="http://hihiwhoopee.tumblr.com/post/71826044079/mp3-macross-82-99-sailorwave" target="_blank"><b>Hi-Hi-Whoopeeの記事</b></a>にもある通り、<br />
あたしのタンブラーのダッシュボードが偏ってるだけ?じゃないはず。<br />
<br />
セーラームーンだって、国内外でファッション化しているようで<a href="http://www.fashionsnap.com/news/2013-12-11/pj-smoon/" target="_blank"><b>ピーチジョンがセーラームーン下着つくったり</b></a>してるし。なんか逆輸入感あるけど。さすがにたくさん目にしてきたセーラームーン全面プリントセーターはいかがなものかとおもってます。でも20周年っていうんだからすごい!ハロウィーンなんかでバーっと来たコスプレ文化の一般層への浸透!みたいのも後押しるんでしょうね、きっと。<br />
あたしはどうしてもコスプレはなあ、実際してみたいけど、見てもなんかな〜という感じなんだな、二次元は二次元じゃなきゃ意味ないのよね。三次元だったら三次元としてやる方法が別にもっとたくさんあるんだから。ということでコスプレとか実写化とかには基本的にあまり沸かないわたしです。<br />
<br />
そして、あたしは見れてないけど2013年の映画「<b><a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/" target="_blank">パシフィック・リム</a></b>」のギレルモ・デル・トロ監督はブラジル生まれメキシコ育ちで生粋のオタク。一番影響を受けたのはこの度実写化となりました「<b><a href="http://patlabor-nextgeneration.com/" target="_blank">機動警察パトレイバー</a></b>」<br />
押井守好きといえばマトリックスでおなじみウォシャウスキー姉弟の映画「<a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/cloudatlas/index.html" target="_blank"><b>クラウド・アトラス</b></a>」は観ました。女性型ロボットが表紙の学会誌が話題になってる感じも今っぽいし、(あたしの大好きなグランドホテル形式の映画なので)お暇な方は是非。<br />
<br />
こちらはそのインタビューとか<br />
▶<a href="http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130813/p5" target="_blank"><b>「パシフィック・リム」見る前にいろいろ。</b></a><br />
▶<b><a href="http://www.cinematoday.jp/page/N0054049" target="_blank">「鉄人28号」「マグマ大使」「パトレイバー」ギレルモ・デル・トロ監督が明かす日本愛!</a></b><br />
<br />
50歳近い監督がほぼジャパニメーション・ネイティブなわけだから、若い世代なんてもっといろいろと面白い進化をしているんだろうなと。<br />
<br />
あたしはちょっと音楽聴いてなかったおかげで、一気にたまってたものが聴けたけど、彼らは生まれた時から1960年代から2010年台、現在進行形の日本アニメやら漫画やらがどんっと積まれた状態で育つんだから、そりゃあもういろいろ出てきてもおかしくない状況ってことよね、これって。<br />
<br />
今年は<a href="http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140103/biz14010312240003-n1.htm" target="_blank"><b>パナソニックがパワードスーツ量産する</b></a>って言い出すし、おいおい強化外骨格かいな。<br />
なんかもうすごい、既にいろいろ。<br />
<br />
もっと他にもなにかしらリバイバルしてるんでしょうきっと。あたしの知らないだけで。<br />
<br />
やっぱり好きなもんは好きなわけだから、それだけよね詰まるところ。<br />
<br />
それでもって、ちょっと前に流行った2020年東京オリンピックの時のあたし!なんてちっともアテにならないほどいろいろ変わったり、変わらなかったりするんでしょうね。<br />
<br />
ほんとに<b><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/AKIRA_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)" target="_blank">AKIRA</a></b>みたいになってたりしてね!ご存知の方が多いでしょうが、AKIRAの舞台設定は2020年東京オリンピックを翌年の控えた2019年のネオ東京、つまり、<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://soundcloud.com/macross-82-99" target="_blank"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-IxTYm7jotcw/Uss7jMbnYVI/AAAAAAAAA4Q/ZMkmIchmMvM/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-01-07+10.25.03.png" height="640" width="275" /></a></div>
<br />
ここまでくればマクロスの存在がより特別なものだといえる。と信じている。恋だから?<br />
<b><a href="http://okamabu.tumblr.com/post/71380359379/i-think-the-genre-of-music-existed-long-before" target="_blank">Hi-Hi-WhoopeeでESPRIT 空想</a></b>が”ヴェイパーウェイヴのアーティスト達を代表して話すのはためらいつつ”語っていたり、実際そう感じることも多いvaporwaveにおける日本文化の取り込み感とはやはり一線を画するものであることは間違い無い。<br />
<br />
あとはVHS-waveを提唱している「<b><a href="http://tsqdance.bandcamp.com/album/vhs-wave-vol-ten" target="_blank">天安门 Tiananmen Square Dance</a></b>」も結構おもしろいと思っている。<br />
<br />
「<i><a href="http://twitter.com/oh_joo/status/305337698460241921" target="_blank">日本のオタクはナードばかりでギークが少ない</a></i>」なんて言わせたくないですね。? なんとなく。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-52178289264307347932013-12-30T02:13:00.000+09:002014-01-19T16:34:29.530+09:00笹口騒音ハーモニカ 紅白笹合戦 / RUGBY VOL.14 JAPANESE INDIE NIGHT<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
RUGBY VOL.14 JAPANESE INDIE NIGHT セットリスト <a href="http://t.co/qwPbyduzHM">http://t.co/qwPbyduzHM</a> アーカイブ <a href="http://t.co/brl9tCzEd6">http://t.co/brl9tCzEd6</a> お疲れさまでした :)<br />
— Hi-Hi-Whoopee (@hihiwhoopee) <a href="https://twitter.com/hihiwhoopee/statuses/417327280143073281">2013, 12月 29</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<a href="http://hihiwhoopee.tumblr.com/" target="_blank">Hi-Hi-Whoopee</a>の<a href="http://twitter.com/hihikun_" target="_blank">@hihikun_</a>と<a href="http://twitter.com/az_ogi" target="_blank">@az_ogi</a>という方々がやっていた2013年下半期20曲みたいなユーストラジオを聞きました。スカイプ会話みたいなやつかしら?よくわからんけど。リストアップされた楽曲の番号は順位付けではなく再生順ですね。聞けばわかるけど。<br />
昨日の笹口騒音ハーモニカ主催の紅白笹合戦@三鷹おんがくのじかんは今までで一番ユーストに感謝しました〜、ほんとにありがたいですね、世界中どこにいてもネットがあればこんなにも便利なんだなと改めて思ったわけです。<br />
<br />
そしてネットっぽいといえば、やっぱりあたしにとって今年はvaporwave界隈が一番大きな収穫だったかなと思った。あとjukeとかもあるけど、vaporからの流れの方が今は聴いてると思う。<br />
マクロスMACROSS 82-99から聴き始めたvaporwaveをどんどん聴いていったら、ある先で<a href="http://www.tofubeats.com/" target="_blank">tofubeats</a>に行き着いて、今日のラジオを聴いてあーそういうことだったのかなとかちょっと納得がいった。そしてどこまで掘ってもあたしにはマクロスがいればいいや感が否めない、そもそもvaporwaveというジャンルというよりマクロスMACROSS 82-99が好きなんじゃないかと。いやvaporwaveは好きなんだけど。<br />
<br />
<iframe seamless="" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=267851522/size=medium/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;">&amp;amp;amp;amp;lt;a href="http://keatscollective.bandcamp.com/album/-"&amp;amp;amp;amp;gt;ネオ東京 by マクロスMACROSS 82-99&amp;amp;amp;amp;lt;/a&amp;amp;amp;amp;gt;</iframe>
<br />
<br />
もちろんtofubeatsさん名前こそ聞いたことはあるけど、日本を出るちょっと前あたりに「水星」っていうアルバムが出てけっこういいらしいくらいの感じでほとんど聴いていないままオーストラリアでだらだら暮らしていました。<br />
ダフトパンクの『Random Access Memories』とか、最近はディスコっぽいの多いな〜とか、ダサかっこいい昔感のある人がいっぱいでいいな〜、とか思いつつなにか誰かの音源を買って全曲聴いたりまでするわけではなくだった。その前のchillwaveも結局そこまで聴かなかったし。<br />
それこそつい先日書いたみたいに新しい音楽をdigることをしていなかったから、それへの愛情みたいなものもなんとなく薄らいでいたんでしょう。<br />
そして結局その2つがいい感じに合わさったようなvaporwaveがタイミング的にもいろいろ良かったんだと思う。あのローファイなフィルター感みたいなのが好きなのね〜<br />
アートワークとかYouTubeにあがってるイメージ映像みたいな80's〜90's感ゴテゴテのサンプリングなんて、なんかぐっときちゃう。日本人以外がそれをやってるからっていうのもやっぱり面白さのひとつだと思う。わーこうやって掘り起こしてくるんだ!みたいにな。<br />
▶<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/71380359379/i-think-the-genre-of-music-existed-long-before" target="_blank">http://okamabu.tumblr.com/post/71380359379/i-think-the-genre-of-music-existed-long-before</a><br />
Hi-Hi-Whoopeeのインタビューでやってた、ESPRIT 空想の話もなるほどだった。<br />
<br />
配信聞いてて@hihikunと@az_ogiくん(どちらも20前半くらいかしら)がすごいvaporwave好きなのが伝わってきた。だから味覇の話してるときが一番おもしろかった。<br />
その流れのtofubeats好きもすごい伝わってきた。6/22曲目で「<a href="http://www.youtube.com/watch?v=PyeFDMBw640" target="_blank">Don't Stop The Music</a>」流したときの特に@az_ogiくんの早すぎでしょ感が面白かった。でもそれくらい日本はtofubeats熱だったんだなと。<br />
彼らの一番好きな音楽というような意味でのルーツはvaporwaveみたいなものじゃないのはわかるけど、今の時代の流れの中での好きなものというか。そういのって誰しもあるわね。単純にこれ面白い!あれも面白いな!みたいな。<br />
まあ結局はもろもろのタイミングみたいなのに集約されそうな気がするけど。<br />
<br />
<iframe seamless="" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=2661426610/size=medium/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/t=2/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://dancinthruthenightsxsugarscampaign.bandcamp.com/album/4">ダブルトラブル ~4人は仲良し~ by Dancinthruthenights</a></iframe>
<br />
<br />
全体としてはふたりともいろんな音楽には詳しいことはもちろんわかるけど、やっぱり何もかもに興味があって好きなんて無いわけで「JAPANESE INDIE NIGHT」と題されていても、けっこう偏ったり、認識が ん?という印象もあった。ちなみに@az_ogiくんは日本語ラップをほとんど聴かないらしい。そういうわたしだって今でこそ聴いてるけど。あとは現場よりSoundCloudとかBandcampとかネット寄り、音源寄りな感じもした。あたしなんてオーストラリアだからもちろん現場は知らないけど、SCUM PARKはほんと楽しそうだ。アーカイブもあるから気になったら聞いてみたらいいと思います。また聞きたいなRUGBY。<br />
<br />
あたしが好きなったvaporwaveっていうと、どうしても今聴いてる限りのtofubeatsみたない感じでは無いんだけど、もっとちゃんと聴いてみたくなった。というお話でした。<br />
<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
ほんとの紅白よりおもろいよー!今夜は笹フォロハーの皆さん三鷹おんがくのじかんえ2013ラストマスカム!<a href="http://t.co/Fw3CjD55wG">http://t.co/Fw3CjD55wG</a>
《紅組》タテジマヨーコ・円庭鈴子・カネコアヤノ《白組》笹口騒音ハーモニカ・タカハシヒョウリ・折坂悠太《司会》アゼガミチハル・りゅう<br />
— 笹口騒音 (@sasasoso) <a href="https://twitter.com/sasasoso/statuses/416869073343889408">2013, 12月 28</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
それにしても紅白笹合戦はほんとによかったな。司会のアゼガミチハルさん(あまちゃん)と りゅうくん(タモさん)もう最高だった。<br />
出演者も全員素晴らしくて本当にびっくりした。タカハシヒョウさんはMC中ギター弾きっぱしなんだなと、それだけ気になったけど、みんな面白くてパソコンの前でオーストラリア来て以来一番大笑いした。ありがとう。<br />
良い年越しができると思った。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-4998107076493119392013-12-28T00:00:00.000+09:002013-12-30T17:57:10.614+09:00年の瀬二〇一三 / まさにエンドレス!続・サマーチルドレン2<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
散々8mmきゃっきゃとか騒いできましたが、<br />
もちろん別にカメラに限った話ではないけれどもデジタルものもだ〜い好きよ。これも昔からね。新しいものや技術は人の心をときめかせるのが得意ですもの。<br />
<br />
というお話、これも続きものですので、最初からどうぞ♥<br />
<br />
<i>▼続きを読む</i><br />
<a name='more'></a><br />
フィルムはアナログで、目に見えて、手に取れる物質だけど、<br />
デジタルは情報で全くの別物だということは言うまでもない。<br />
だから当然のようにどっちにも良し悪しがって、それらは覆ることがないけど、そのふたつをミックスするのはこれまた別の話だと思っているし、わたしの作品づくりのテーマのひとつであることは確かだ。どっちも好きなんだからしょうがないわよね。簡単にいえばいいとこどりしたいというか。欲張りなのねあたしって。<br />
<br />
とは言え同じフィルムとデジタルのミックスというテーマにしても、<a href="http://vimeo.com/76840438" target="_blank">ハラフロムヘルのクラスメイト</a>と、<a href="http://vimeo.com/81358235" target="_blank">偶然の産物のThe Sleeping Beauty</a>と、この<a href="http://vimeo.com/82695111" target="_blank">笹口騒音コンピューターのENDLESS SUMMER CHILDREN</a>ではそれぞれプロセスが違う。<br />
<br />
クラスメイトは完成の時の日記にもチョロっと書いたけど、あたしが初めて8mmでつくった映像作品の完成形をみたい、というような漠然とした願望?がずっと心のどっかにあって、それが彼らに出会ったことで形になったんだと思っている。<br />
偶然の産物のはまさしく偶然の産物で、三浦の彼がフリーダウンロードの曲を公開したタイミングと、あたしがオーストラリアへ来てから撮っていた大自然モノとかで何かつくりたいなと思っていたタイミングが重なって出来た。数日前にちょうど近所の家のクリスマスイルミネーションを撮っていてまさにバッチリのタイミングだと思った。もともと偶然の産物とは何か一緒にやりたいと思ってはいたけど、そのために以前から撮っていた映像だけでは実現しなかったわけだ。<br />
笹口騒音コンピューターにしてもしかり。<br />
どれもやっぱり音楽、曲からインスパイアされているというのは同じだけど、それぞれベクトルというか、作用するところとか範囲とかは違っていたりする。<br />
<br />
もうひとつアナログ・デジタルの対比で言えば、写真のアナログ・デジタルと映像のアナログ・デジタルの対比もまた同じでは無くて、写真で言えばFacebookのかわりにインスタグラムをSNSとして使うひとが増えてるっていうのも、みんな大好きチェキが進化し続けるのだって、かたやデジタル、かたやアナログだけど、わたしは人々のもつフィルムルックへの愛着抜きには語れないと思う。<br />
チェキなんかは第一にその場で現物の写真になって手元に残ることがもちろん最大の魅力なんだろうけど、もしその写真がデジイチとまでは言わないまでも、iPhoneの標準カメラで撮ったような画で浮かび上がってきたら、一気にあの生々しい魅力は損なわれるだろうし、インスタグラムはまさにそういったフィルムルックのエフェクトを数多く組み込むことで今や新しいSNSとしての地位すら築いたのではないでしょうか。それだけでは無いのは百も承知だけど、要因としてはかなり大きいと思っている。<br />
<br />
デジタルのハッセルブラッド(400万くらいのもあるね)を使ってスタジオで撮った写真も、フィルムの大判を担いで山登って撮った写真も、使い捨てカメラ(数百円で買えるね)で撮った日付入りの写真も、全部が鮮明でくっきりした群衆の写真も、ボケてブレてくすんだ海の写真もどれもいい。アナログは好きだけど、フィルム写真の方が優れているなんて言う気はさらさら無い。どんな表現形態でも好きな写真は好きだ。<br />
<br />
では映像はというと今の時代はとくに写真のそれよりも大きく 限りなくデジタル寄りだと思う。Youtubeを見てDVDの映画を見るようにそもそも映像=デジタルという考え方のほうが主流でしょう。今どき街中でフィルムカメラを構えてる人は少なからずいても、ビデオカメラや、ましてや8mmフィルムカメラを回してる人なんていない。<br />
<br />
映像はいわば連続写真なわけだから、作品をつくるにあたって編集によって加工できるマージンがあらゆる面で写真とは比べ物にならないほど大きい。<br />
フィルム=アナログにこだわらなくてもフィルムルックは手に入れられるし、むしろそれ以外の素晴らしくてナイスチョイスな映像表現の可能性は無限と言ってもいい。<br />
<br />
それでも先に言ったように多くの人がフィルムやアナログや、いわゆるレトロやノスタルジックというような感覚、質感なんかへの愛着、親近感があって、わたし自身もまさにそうだ。<br />
そしてわたしは映像においてデジタルはデジタル、フィルムはフィルムと明確に区別したい。<br />
ミックスうんぬんというのも、これを大前提としている。と思う。<br />
ここで言うミックスというのは単にどちらも使うということではなく、お互いに一番ぐっとくるような表現を目的に応じて使い分けることだと思う。映像はビジュアル、見た目が全てなのだからフィルムはどうしてもフィルムじゃなきゃ意味が無いし、デジタルはどうしてもデジタルじゃなきゃダメだという具合に。<br />
あたしの愛するフィルムの質感をデジタルで再現することなんて宇宙が無くなっても不可能だから、わたしはフィルムを使い続けたい。好きなんですもの。<br />
<br />
直接は関係ない話になるけど、既存のものを二次加工する人たちのセンスには毎回度肝を抜かれるし好きだけど、今のところそれはその道の方たちに任せたい。みんな頭のつくりおかしいよ!なにそのマッシュアップ みたいなの楽しい。ヒントをもらうこともたくさんあるし、やりたい気持ちになったらやりたいとは思っている。面白そうだし。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-74056400688979013282013-12-27T03:52:00.000+09:002014-05-29T05:39:31.269+09:00年の瀬二〇一三 / これぞENDLESS!続・SUMMER CHILDREN1<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<br />
一応昨日の続きなので、新しくつくったMVみてね♥<br />
<br />
<i>▼続きを読む</i><br />
<a name='more'></a><br />
昨日はなんか記憶だのノスタルジーがどうのこうの言ってた気がする。<br />
なんだか言い訳がしたかったんでしょうね、<br />
これから誰が興味あるかしれないあたしの記憶を振り返ってつらつら書きますけど、別に懐古主義なわけじゃなくて、そこに未来も見てますよみたいな。 は?<br />
<br />
そもそもなぜいっぱいあった中から一聴しただけで「ENDLESS SUMMER CHILDREN」を選んでMVをつくろうと思ったかというと、まさしく、わたしがENDLESS SUMMER CHILDRENのひとりだからです。え?<br />
<br />
ほんとにそう思ったんです、音楽聴いてると、あ〜これ自分のこと歌ってるな〜とか、う〜んうんわかるな〜ぐっとくるな〜とかいろいろあるけど、<br />
この曲を聴いた時は、この曲そのものがあたしだ、と確信した。はぁ?<br />
<br />
いやそもそもMVをつくろうと、つくることを前提にアルバムを聴き始めたっていうのも、なんらかの影響を及ぼしたのだとおもうけど、言ったら直感というか「<i>そう囁くのよ、あたしのゴーストが</i>」というか。<br />
20曲以上あったのに2曲目でまさかの即決だ。おお〜<br />
<br />
絵にしても音楽にしても写真にしても映像にしてもその他もろもろ芸術とかアートとか呼ばれてるものって、生み出された時点でその本人から分離して、本人以外がそれに触れて、そこで何かがまた生まれる、みたいなものかなと思う。<br />
世に言う作品の解釈というやつでしょうか。<br />
生みの親しかわからないこともあるし、だからこそわからないこともある。<br />
それが他人の解釈だし、つまりこれは合っていて、これは間違っているなんてことは無い。<br />
作品になった以上、もともとは自分の一部だったものでも分離して独立しているし、そもそも作品として人目に晒すことを目的として発表をおこなっているわけだから、そうでないと辻褄が合わない。<br />
あなたはわたしの言いたいことを少しもわかっていないし、むしろ言えば逆だ、みたいなやりとりがあっても不思議じゃないし、悪いことじゃない。<br />
その人は自分以外の誰かにこう思ってほしいとか、何か考えがあって作品を発表していたんでしょうから。<br />
でも自分がされたくないような勘違いな解釈をされて、それが一般化して売れちゃって苦悩しちゃうひとだっているんだろうから、それは何という可哀想だし、最低限でも親のことわかっていてほしいとか、知識が多ければいいわけでもないし、無さすぎてもそれはそれで成り立たないような例だってあるだろう。<br />
<br />
ちなみにわたし作品はと言われれば、あまりピンとくる気の利いた表し方がない。気の利いてないのもピンと来ない。わからない。<br />
正直かなり最初に音楽ありきで、そこに自分の撮った映像をぶつけた時の反応みたいな直感みたいなものばっかりに頼っちゃうから、MV以外で映像を編集して作品をつくる、たとえば映画みたいなものなんて今はまったく考えられない。<br />
そもそもあまり映画監督をやってみたいと思ったことはなくて、これはなんか力士とか海女ちゃんみたいにハナから考えに入っていない。といいつつ押井守監督の「<i>自分の作品の客は1万人程度でいいと思っている、1本の映画を100万人が1回観るのも、1万人が100回観るのも同じ</i>(<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%BC%E4%BA%95%E5%AE%88" target="_blank">wiki</a>)」という言葉はすきだ。<br />
だから何回も見て欲しいし、そのたびに違う発見やひらめきをしてほしい、と思っている。実際にあたしがそんなのだから。<br />
<blockquote class="twitter-tweet" data-cards="hidden" lang="ja">
【笹口騒音9th『NO!』MVコンペ第二弾!】
現在オーストラリア在住のオモロオカくん <a href="https://twitter.com/okama_bu">@okama_bu</a> が「ENDLESS SUMMER CHILDREN」のMVを作ってくれました!センチメンタル!
こちらからマスチェケー!→<a href="http://t.co/ZtXZkzm9sh">http://t.co/ZtXZkzm9sh</a><br />
— 笹口騒音 (@sasasoso) <a href="https://twitter.com/sasasoso/statuses/416222302947143681">2013, 12月 26</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
ご当人には「センチメンタル」と言って頂いております。<br />
なるほど〜センチメンタルか〜と思ってそれについて考えたりしてます。<br />
なので、どう思ったとか言ってくれるとうれしいです。<br />
<br />
あ、監督はいいとして撮影はやってみたいと思ったことあるな。DP(撮影監督)なんてセンスのある職人みたいなイメージだ。そんな人の下についたらすごいたのしいんだろうなと思う。<br />
<br />
どこに戻っていいのかすらわからない。<br />
「直感は大切に」ってこと? ん?<br />
思い出話に花を咲かせようじゃないの。<br />
<br />
前半の全裸ではしゃいでるENDLESS SUMMER CHILDRENを撮影してくれたのは、またしても登場ミキちゃんだ。<br />
あれは熱海・伊東・小田原を二泊三日で野宿(テントだよ!)旅した時のもの、確か大学がはしかで休校になった二十歳のこと。2007年くらい?ですかね。<br />
この旅行も言わずもがなものすごい楽しかったのはMVをご覧になった方はお分かりですよね?あれがEOS5Dで撮影されてたらさすがにYoutubeにはあげなかったでしょう。<br />
Vimeoはそういうのわかってくれるので安心してアップできます。<br />
日本語でも動画検索を是非対応させて欲しいですね、近いうちに。<br />
<br />
あと面白いのが、キリンビールの看板でおなじみの「田舎料理 おかめ」は江古田だ。<br />
日芸とは線路を挟んで反対側の文化通り?にある。<br />
お隣はタバコの自販機でのMV出演、日用品雑貨タバコ「たしろ商店」、赤い寿し提灯が誘う「梅寿司」です。わかる人がいるんだろうか、日芸の方。ここはぼやけてるけど夜の文化通りですよー、と呼びかけてもそこに人はいない。<br />
<br />
そう、これを読んでるようなひとならお分かりかもしれませんが、江古田には日大の芸術学部があり、笹口さんの母校だ。こういうのって晒しちゃまずいのかしら?公然の事実なら大丈夫よね?ごめんなさいネットリテラシーがゴニョゴニョ。<br />
太平洋不知火楽団やオムやら、もちろん高野さんも。<br />
そして、オワリズム弁慶とあたしをつなげたのも日芸のケースケによるところは間違いない。それを言ったらえきちゃんやツッチーも出てくるが、これはものすごくスモールなサークルの話なのでたぶんもうしない。<br />
<br />
なぜあたしが江古田に?<br />
当時あたしの使っていたKodakのスーパー8の現像を個人相手にもやってくれる(1本いくらだったかな、忘れた)育映社という会社が江古田にあったので、撮影したフィルムがたまると江古田に行って現像を頼み、あがったら受け取りにまた江古田にいくということをしていた。便利なウィキペディアによると育映社が受付を終了したのが、2005年11月だから、2003年か2004年の頃の江古田の風景ってことですね。<br />
ということはおそらくこの時期はあのひとたちは江古田にいたんじゃないかなと思ったわけです。<br />
<br />
ウィキペディアさんが続けることには、育映社の機材・人材はレトロエンタープライズに引き継がれたとのこと。ん?レトロ?<br />
<br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA" target="_blank">レトロエンタープライズ - Wikipedia</a><br />
<br />
今年ハラフロムヘルのMV用に撮った8mmの現像をお願いしたとこでした。<br />
やっぱりニッチな産業っていうのはサークルが小さいです。<br />
みんなつながっています。<br />
<br />
あとは何でしょうか、<br />
なぜか忘れたが母親とふたりで行った北鎌倉寺院散策、円山町、大宮や実家周り、<br />
冒頭の少年は斜向かいの家の子がうちのお隣さんの駐車場で遊んでるところをベランダから盗撮(!)したもの。実はクラスメイトにもちょこっと出ている。<br />
今年夏の帰国時に会ったらあたしよりずいぶんガタイの良い柔道高校三年生になっていて、びっくりした。<br />
その場をセッティングしてくれたのが、幼なじみでアーティストの<b><a href="http://hirakawakenkyujyo.blog104.fc2.com/" target="_blank">平川恒太</a></b>で、これまた冒頭で何か燃えている映像は、彼が仲間たちといっしょにキュレーションしていた千葉県鴨川のお寺でインスタレーションや展示をしたりする企画のときに彼がやっていたパフォーマンスだ。お寺の宿坊に泊まるツアーの企画で楽しかったし美味しかった。「アートが山をのぼること」という名前だ。鴨川またいきたいな。<br />
<br />
なんだ、これ、<br />
いつになったら終わるんだろう、<br />
何をやっているんだろう。<br />
<br />
ネタが尽きないといえばいいのかしら?<br />
・・・。<br />
<br />
さらに余談では最近自分が書くようになったからか人のブログを前より見るようになったのですが、デブログの日記タイトルにいちいちどっきりしたりする。なんか予言でもしてるのかなと思ったりした。<br />
「十代の時にできなかったことを大人になってやる遊びすごい楽しい」って、えっあたしも思ってたんです、みたいな感じで、胸がキュンとします。恋でしょうか?<br />
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-27778207559855521112013-12-26T23:04:00.000+09:002013-12-29T03:58:08.634+09:00年の瀬二〇一三 / いきなりMVつくったよ 笹口騒音コンピューター<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="450" mozallowfullscreen="" src="//player.vimeo.com/video/82695111?byline=0&portrait=0&color=b45078" webkitallowfullscreen="" width="800"></iframe>
<br />
<strike>かっこ良く普段喋らない英語でタイトルを書いてみましたが、合ってるなのかしら?</strike><br />
日本を離れ1年が経つのにこの程度なので、また来年の夏に帰った時にもし会ったとしてもそのことは突っ込まないでくださいね、えへへ、らぁでぃだ〜〜<br />
<br />
笹口騒音ハーモニカが9枚目(!)のフル(!)アルバム、笹口騒音コンピューター名義で<br />
「NO!」というCDをリリースした。ちょうど1ヶ月前の11/27でしたね。<br />
<br />
そしてツイッターで宣伝してたのが、昨日の日記に載っけた「MVコンペ」というやつですね、コンペティションですね。<br />
<span style="background-color: white; color: #373737; font-family: 'Helvetica Neue', Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 15px; line-height: 24px;"><i>(いろいろアブナイ諸事情(笑)により笹口ライブ会場&ヤナガワレコーズ通販限定だけど)</i></span><br />
と本人の言うとおり今のわたしにはとってもありがたいものになっておりますインターネットダンロード販売はしてなかったので、SoundCloudにあがっていたデモしか聴いていなかったのです。<br />
あたしがツイッターで見て知ったのがちょうどクリスマスの日で、あたしもあたなのMVがつくりたいの!生ませて!とサンタさんにお願いしていましたところ、なんともうパソコンの中に!<br />
<br />
1曲目は唯一しっかりと締め切りを守ったMVがYoutubeで見れるタイトルトラックの「NO!」<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="//www.youtube.com/embed/C81UhoJKBL8" width="640"></iframe><br />
<br />
おー!ほんとにコンピュータだと思って思わず笑う。<br />
なんか容量のちっこいコンピュータに笹口騒音ハーモニカを詰め込めるだけ詰め込んだって感じがして、タイトルトラックというのもインパクトは大きい。<br />
<br />
でも2曲目も「ENDLESS SUMMER CHILDREN」聴いたらもう最初の音から<br />
わ!!!なんだこりゃ!!!てなって、あっ、花火か〜ってなる。<br />
<br />
夢見てるでも書いてまたになっちゃうけど、この人のソロの音源はみんな手作り感丸出し、あたしの大好きな類いのローファイな感じがたまらないの。<br />
1枚毎に何曲かは、わ!!!ってなる音が入ってるから驚く。惚れ込む。<br />
わ!!!いきなりぶっ飛んだ音出てきた!みたいな感じ。<br />
<br />
バンドじゃなくてソロだとその凄さがよくわかる。<br />
本当にあのセンスの音選びに毎度毎度ぐっとくる。もちろんあたしのよくわからない録音のことエフェクトとかも全部ひっくるめて。<br />
<br />
うみのてだとあたしったら世間の女の子と一緒で高野さんにばっかり目が行っちゃって、、というのは半分冗談だけど、あの人のギターにも人柄にしたって、それだけ人を惹きつける魅力があるということなんでしょう、ゲスバンドやピンクトカレフでそれを実際に証明していますものね、素敵です。<a href="http://www.youtube.com/watch?v=RIKHqcScsTM" target="_blank">人柄だけじゃmusicじゃなくて</a>。て。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="427" mozallowfullscreen="" msallowfullscreen="" oallowfullscreen="" src="https://www.flickr.com/photos/morookam/4963189754/player/695b8e6276" webkitallowfullscreen="" width="640"></iframe><br />
<br />
初めて笹口さんを観たのはうみのてで、2010年の8月ってことになっていましたけど、<br />
いつからだっけなたかのんを知ってしまったのは、しまったのは。<br />
あ、その日はのちにゲスバンドを組むことになるぽこ助と迫さんのCreepy popも出ていた。わたしはkooreruongakuを見に行ったわけだったが、対バンも面白かったな。<br />
そんなこんなで最初の頃ほどうみのてで笹口さんに興奮するってことは減ったわけですけど、逆にというか、ソロの方への傾倒が始まったわけです。<br />
今まで何度も波があるんですけど、最初はまだハイチでバイトしてた頃に、<br />
仕込み場であのピラピラのビニールのCDケースに入った昔のCDRを午前中ずっと取っ替え引っ替えしながら聴いて、今思うとあのときに一気にハマったんだと思う。<br />
<br />
そこ頃うみのてはまだまともな録音音源なんてなくて、うみのてといえばライヴという気持ちもそこから生まれてわけなんでしょう、きっと。<br />
ソロの笹口騒音ハーモニカは音源で聴きたくなるのがうみのてとの違い<br />
あれ、これあの曲とおんなじ感じだ、とか、そういうのはあるけど、<br />
あたしはひっくるめても好きっていう方のひとです。<br />
<br />
今回につくったMVの半分でみんなで遊んでるやつは、2011年9月に山形の長井市の古代の丘縄文村(!)というところでやっている<strike>「みんなの文楽」</strike>「ぼくらの文楽」というフェスに笹口騒音ハーモニカ、Temple Book、+高野さん出演するってんであたしは運転手をしたわけです。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="//www.youtube.com/embed/jG1NnOHsEWU" width="640"></iframe><br />
この日は笹口騒音ハーモニカより(!)Temple Bookがすごく良かったのでこちらを。<br />
<br />
ライブが終わって旅館に戻って夜はコンビニ酒を部屋でのんだのが、<br />
この時の動画を見返したら、酔っ払ってひどく慣れ慣れしい自分に引いた。<br />
自分の酔っぱらいの時を鮮明な映像に納めておいて、真面目な時にみると、面白いと思いますよ、おすすめです、うふふ<br />
<br />
あたしにとっていわゆる遠征ライヴではなく言ってしまえば一泊二日の旅行だったから、旅行カテゴリーに当てはめてしまえば、すごーく楽しい旅行だった。<br />
バンドの人たちはしょっちゅう他県にライヴしに行ったりする時こんな楽しい思いしてるのかな〜そうならいいな思った。<br />
<br />
MVの話をしようと思っていたのに、もうどうしてもダメみたいねあたしったら。<br />
<br />
つまり「<i>たとえ記憶が幻の同義語であったとしても、人は記憶によって生きるものだ</i>」という便利なお言葉をお借りしましょうね。<br />
生きているっていうのは自分が誰かの、もちろん自分の記憶の中だけじゃなくて、細胞が成長して老いて死んでいくまで時間と共に現実世界の中で存在し続けるしか無いんだから、未来に目を向けるなんてのは、否が応でも。だったら記憶って大事よねって感じなんでしょうか。自分でもあまりよくわかってませんけど、文にすると特に。<br />
<br />
あたしはいわゆる「ノスタルジー」みたいな感じが昔から大好物で、なんで実物を見たこともないような8mmなんかに惹かれたのかなんてまさにその気があったんでしょうとしか言えない。<br />
今年つくったハラフロムヘル、偶然の産物、そしてこのMV3本にはどれにもこれでもかと8mmを使っている。<br />
まったく飽きない。というより今が一番楽しい。<br />
そもそも最初に8mmのカメラをヤフオクで落としたのはもうほぼ10年も前だ、飽きるなら最初からハマらない年月かもしれない。<br />
何より8mmの映像がパソコンで編集できるってだけで、当時のあたしが知ったら飛び上がって喜ぶと思う。<br />
ハラフロムヘルのクラスメイトで使った8mmの映像は高校卒業の時に有志で集まり美術室やらを借りて絵だの立体だのそれぞれ好き勝手やった卒展用に編集した作品が元ネタだ。エディターを回しながらコマに印をつけて、スプライサーでフィルムを切り貼りして、たまに失敗すると映写機の中で詰まったりした。要は完全にアナログでかなり手間がかかる。<br />
<br />
<br />
ああ、、これはこれはやはり一日じゃ無理です。<br />
すぐどっかに寄り道したくなっちゃて「<i>分かったんです、書きたいだけじゃダメなんだってこと</i>」<br />
<br />
ではまた。<br />
明日から書ければ何かしら思いついたことから書いてみます。<br />
<br />
あ、FFF、、、</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-41878759348977702932013-12-25T00:00:00.000+09:002013-12-26T01:25:30.673+09:00おほほ<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
笹口騒音コンピューターの「NO!」いいです〜<br />
わたくしただいま「ENDLESS SUMMER CHILDREN」という曲のMVづくりに没頭しているので、<br />
年の瀬二〇一三はお休みでございます。<br />
<br />
数日中にあげるので乞うご期待〜<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
【MV募集!】
参加が1作品のみだったので笹口騒音9th『NO!』のMVコンペ引き続きMV募集します!
『NO!』の収録曲でMVを作ってYouTubeにあげるだけの簡単なコンペです!
参加者には豪華参加賞あり!
あわよくば参加してくれた人達と一緒に映画を作りたいと考えてます!<br />
— 笹口騒音 (@sasasoso) <a href="https://twitter.com/sasasoso/statuses/415425803208228865">2013, 12月 24</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-13067092232595250632013-12-24T00:00:00.000+09:002014-01-28T00:31:06.682+09:00年の瀬二〇一三 / 夢見てる<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
日はまたいだけど、なんとか気持ちを切り替えて日記が書けそうです。<br />
2013年振り返りスペシャルの第二弾ですね。<br />
<br />
昨晩びっくりした バンド <b><a href="http://yumemiteru.futene.net/" target="_blank">夢見てる</a></b> の解散です<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja">
夢見てるは解散します。本当に今までありがとうございました。たくさんの出会いがありました。僕の青春でした。<br />
— 安部勇磨 (@yyyyuuumma) <a href="https://twitter.com/yyyyuuumma/statuses/415092844701831168">2013, 12月 23</a></blockquote>
<script async="" charset="utf-8" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>
ちょうどそーだ明日は夢見てるのこと書こうかなと思ってたところにまさかの解散とは。<br />
<br />
夢見てるは今年の夏の帰国中に一回だけみてそのとき好きになったバンドで、<br />
escapeっていうCDを買ったんだけど、これまたよかったんです。<br />
8月15日の新宿紅布だった。<br />
<br /></div>
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="536" mozallowfullscreen="" msallowfullscreen="" oallowfullscreen="" src="https://www.flickr.com/photos/morookam/9663005584/player/ef39ce8bae" webkitallowfullscreen="" width="800"></iframe><br />
<br />
ライヴは思わずカラダが踊っちゃうような音の波がわたしを〜って感じですごいたのしかった。<br />
いつものように酔っ払っていたのをいいことに、しかもセロさん(もぐらか迷子)も居合わせたもんだから、またまたいい気分に拍車がかかって、ボーカルのあべちゃんにベタベタ絡んだ。<br />
あべちゃん最初こそかなりイヤそうだったけど、めんどくさがりつつなんとか受け入れてくれて、ああ不器用そうだけど好きだなこの人もと思った。<br />
この時一回しか絡んでないので真偽の程は定かではないけど!<br />
<br />
それで例のescapeっていうのは5曲入りのepなんだけど、いい〜<br />
5曲ってのがまたあたしにも優しい仕様だったと思う。<br />
ループが早くて全曲たくさん聴けるし、ちょうどよかったのかしらね。<br />
あと、録音もかなり大きかったんだと思う。<br />
この全体的にちょっともやっとした音が好き。昨日のvaporwaveにしてもなんなんでしょこのもやっと好きは。やっぱりベタにアナログ感みたいなのかしら。<br />
<br />
それは、ある。<br />
<br />
録音って大切なんだなあってしみじみ思ったのはといえば、ヤーチャイカの「ただしくはばたけ、鳥たちよ」が出た時のことが最初に浮かんだ。そう!たまたまだけどこの日の紅布はヤーチャイカもいました〜!<br />
わたしはあの音源の音はあんまり好きじゃなくて、あーあたし2nd demoみたいな音が好きだったんだなとハッとした。ひとことで言ってしまえば中途半端なんだと思う。ライヴで自分たちが出したい音に寄った録音にするのか、うひょ〜!スタジオ盤!といっていろいろ遊ぶのか。<br />
それが、よくわからい音源は聴いてもぐっとこないものが多い。<br />
これは別にローファイとまでは言わなくても、ちっとももやっとしてないから好きじゃないっていうわけではなくて、やっぱりどちらにせよそのバンドっぽい音で聴こえるとしっくりくるみたいなものかもしれない。<br />
そのしっくりの元だってライヴを観たことあって、さらにはどんな人たちかとかなんとなくでも知ってるからっていう、単純に音だけから伝わる情景みたいなもの以外にまた別な要因があってできてたりするんだろうな。<br />
<br />
今みたいな情報時代ならなんかやばいって情報を仕入れてYoutubeみて、ライヴは行かないにしてもネットで音源買って聴くだけの人だっているわけだろうし、その人達は現場の音を知らないわけです。<br />
なんか偉そうに書いたけど、あたし録音のことなんてちっともわかってません。ごめんなさい。ただの素人リスナーもどきです。ぺこり。<br />
<br />
やっぱり脱線したので戻る。<br />
<br />
あたしは5曲目の「終わっているのかな」という曲がとくに好きなわけだけど、<br />
YoutubeにPVがあがっている1曲目の「海へ行こうよ」もほんとじわじわくる、これは深い。味わい深い?<br />
<br /></div>
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="//www.youtube.com/embed/UtbCBV7aSQs" width="640"></iframe><br />
<br />
PV自体もジワジワ来る、ローファイな感じがしつつ、夢見てるの音の感じ、キャラクターなんかも絶妙にミックスされて成り立ってて、このてきと〜に気の抜けた感じでまたいろいろ伝わってくる、すごく好みのやつ。<br />
<br />
まず彼の声が好みですね、コーラスもいいし、たしか15日に話した時はドラムとコーラスのゆかもん?は今はお休みしてるんですと言っていた。はず。その時は。酔っぱらいの勘違いなら関係者各位お許しを。<br />
女の子のコーラスってやっぱりいいわね〜、しかもあべちゃんの声にも、音にもぴったりな感じが。PVの「海へ行こうよ」なんて特にぐっとくる感じですが、4曲目の「you say hello」も素敵だ。<br />
それと音源で聴いてると歌詞もいいなあと気づくのです。<br />
もやっとしてて言ったらポップで明るくてカラダゆらゆら揺らしちゃう感じの曲たちに、斜に構えたというんでしょうか、冷ややか?絶望?とまではまさかいかないけど、一歩離れてやる気なく眺めてるみたいな。これはほんとにあべちゃんの勝手な第一印象とぴったりあっちゃってね、また。<br />
ほんとこういうの表すのはとても苦手なので聴いてみて欲しいです、たぶん毎回これ言っちゃいそうだけど。やっぱり聴いた人が聴いた人なりに何を感じたかでいいと思うから、こうやって書いてるけど、基本的にはあんまり気にしないでほしいと思っております。ただ、なんか言ってるから聴いてみるかってなったらいかな、なんて、えへ<br />
いいなと思ったの気持ちを誰かと共有したいんでしょうね、恐らく。<br />
<br />
うわ、2,3枚書けるかと思ってたらとってもじゃないけど無理だった。<br />
クリスマスの明日は11月に銀杏BOYZからあびちゃんとチン中村が脱退を発表した時にiTunes Storeで衝動買いしたFat Fox Fanclubの「F」とかですかね、なにこの告知、必要あるのかしら?これぞまさに情報化時代の賜物!現場を知らず音源とYoutubeでしか知らないバンドでございます!ははは!<br />
<br />
とにかくなんとか2日連続で書けました!よかった〜。<br />
こうしていろいろとこつこつと続けられる人間にわたしはなりたいです。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-86519680921242631822013-12-23T21:37:00.000+09:002014-03-04T22:12:59.581+09:00年の瀬二〇一三 / ポルシェ・スペシャル仕様<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
いつの間にか2013年が終わろうとしている。<br />
そしてやはり今年も全然日記つけられなかった。へへ<br />
いろいろあった、これも毎年同じ。<br />
早かった、これも毎年同じ。<br />
7,8月に1ヶ月だけ日本に帰ったけど、最初に出国してからはちょうど1年くらい。<br />
夜の上海で全力疾走したり、インドでカメラをバックごと盗られたり、<br />
そういえば、年越しは居候してたインド人の友達の家でダウンしていたんだった、熱出てたあたし。<br />
<br />
▶<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/69548146548" target="_blank">http://okamabu.tumblr.com/post/69548146548</a><br />
DJをしたりトラックを作っている<a href="http://habaneroposse.com/" target="_blank">HABANERO POSSE</a>のGUNHEADという高名な方が「最近良い曲がないとか思ってる人は自分のDIG能力を疑え! 」と言っておられてますが、わたしはつい最近まで以前ほど自分で新しい音楽をdigることを放棄していたように思う。<br />
別にいい曲が無いとは思ってないし、いままで聴いてきたものやジャンルである程度満足していたのでしょう。<br />
昔友だちと話していたのが、ミキが紹介してくれるものはたいていアタリだからあいつに任せておけばおっけ〜みたいな内容で、教えてもらったアーティスやらは一度には挙げられないくらい沢山ある。ミキとはkooreruongakuやらTOURSでギターを弾いたりしているやつだ。<br />
その彼が2009年にあたしが初めてインドに行った時から毎回旅先で聴く用のミックスCDをつくってくれていて、季節の変わり目とかにも出るそれらが毎回とてもよくて、DJとかやればいいのにといつも思っている。<br />
<br />
話は逸れて、ラウンジDJ?って言うのかしら?っていいなあ、<br />
転換DJも信念があってそこに徹底してやってるDJは素敵だ。<br />
何がいいって、あたしはやっぱりめちゃいいDJがいたらもう踊りたいから<br />
DJなんて全くのお門違いで身の丈に合ってないけど、<br />
家とか外でみんなでのんでる時とかの選曲って考えながらやると楽しいし、好きよ。<br />
<br />
ちょうど1年前の今日、2012年12月23日には上海の空港で一晩大変お世話になったミキのミックスCD「 印 豪 世田谷」盤をたまたま今日聴いてハっとしたので書いておこうと思いたったわけね。<br />
<br />
そんなこんなで近頃は正直めっきり暇なのでまたいろいろ聴き始めました〜<br />
ころのところはvaporwaveってのを聴くようになりました。<br />
味覇ウェーブみたいと最初思った。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Ws9qEZ1iL._AA300_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Ws9qEZ1iL._AA300_.jpg" /></a></div>
<br />
このへんの音楽のジャンルの話はちょっとよくわからいので、というより音楽のジャンルの境界というかカテコライズというのかが、もういつからか曖昧というか、チンプンカンプンになった辺りからあたしなんてずっとチンプンカンプンですが、聴けばなんとなくわかると思います。<br />
今月出たばかりなのだと、たんぶらにもあげたt e l e p a t h テレパシー能力者の「夜遊び」がカッコ良かったな〜<br />
▶<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/70887419831/listen-download-by-t-e-l-e-p-a-t-h" target="_blank">http://okamabu.tumblr.com/post/70887419831/listen-download-by-t-e-l-e-p-a-t-h</a><br />
<br />
チルも好きだしギラギラの古めかしいのも好きなあたしにはぴったりだったのでしょう。<br />
vaporwaveはもやぁ〜っと波だからテレパシー能力者は特にギラギラしてないけど、<br />
これもYo La Tengo同様ずっと続けて聴いてられそうな音楽でした。<br />
あとはこれもvaporwaveっていうのかどうかわからないけど、<br />
マクロスMACROSS 82-99もさいっこうに好みのタ・イ・プ〜<br />
▶<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/70645075183/listen-download-by-macross-82-99" target="_blank">http://okamabu.tumblr.com/post/70645075183/listen-download-by-macross-82-99</a><br />
<br />
なんで直リンじゃなくてわざわざタンブラー経由のリンクなのかというと、これまたうみのて高野さんじゃないけれど、こんなブログわざわざ見てくれているような人だったら、あたしはあんまり長い文章は書けないけど、タンブラーでしょっちゅうお気に入りをぺたぺたしてるので、そっちの方がネタがいっぱいあって楽しいかなと思ったわけです。<br />
<br />
<a href="http://keatscollective.bandcamp.com/" target="_blank">KEATS//COLLECTIVE</a>とか<a href="http://businesscasual87.bandcamp.com/" target="_blank">BUSINESS CASUAL 87'</a>のリリースしてるのは、ぐっとくるものが多いあたしでです。ほんとに今ってネットレーベルってすごいいっぱいあってすごいいきおいなのね、おどろいちゃった くらいに取り残されていたあたしです。<br />
似たものばっかりと言われれば、そのと〜り〜〜と答えますが、<br />
いいんじゃなくて?それでも<br />
<br />
これが「今のキブン」ってやつかしら!きゃ言っちゃった〜<br />
<br />
はい、何書いていたか忘れました。<br />
ほんとに文章書けないな、これって月日が解決する問題なのかしら?<br />
5年後くらいには脱線しなくて、わかりやすい文とかも書けるのかしら?否〜<br />
<br />
あ、そうそう、最近何聴いてるかというお話でしたね。<br />
と、いうことでさすがに全部というわけにはいかないけど、出来る限りがんばって今年はこんなの聴いてましたのようなのも書いてみようかしら。<br />
やっぱり書いとかないと後から読み返してニヤニヤもできませんからね!にまにま<br />
<br />
明日クリスマスイヴだけど書けるかな、<br />
書けるか。今のあたしにはまったく影響力をもたないただの夏の日だ。<br />
<br />
あ、公式の「<a href="http://okamabu.com/" target="_blank">オカマ部ドット混む</a>」では<br />
なんとか1日1枚を目標に「デイリーオカマ部」ってフォトログをやっております。<br />
その日の1枚とその日の気分やなんかで聴かずにはいられような感じだったり、逆に写真撮ってから、あ、あの曲と一緒にしよと思ったりして聴いていた曲の歌詞の一部と、てきと〜な直感英語のタイトルをつけて、その曲のYoutubeなんかものっけてます。<br />
日記を書くより相当楽なので、そっちも楽しい。<br />
<br />
さて、終わり。<br />
元気です。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-86154136379410003072013-12-11T13:18:00.001+09:002014-02-11T22:26:54.409+09:00大森靖子『絶対少女』<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<a href="http://twitter.com/oomoriseiko" target="_blank">@oomoriseiko 大森靖子'14</a> 13/12/11発売<br />
靖子ちゃんのセカンド・アルバム『絶対少女』を聴いた。<br />
<a href="http://itunes.apple.com/jp/album/jue-dui-shao-nu/id765473264" target="_blank">http://itunes.apple.com/jp/album/jue-dui-shao-nu/id765473264</a><br />
<br />
CDで欲しいなと思っていたけど、発売日にまた<a href="http://oomoriseiko.info/zettaisyoujo/index.html" target="_blank">公式の全曲解説</a>を読んでたら、<br />
これは待ってられないと思ってまたiTunes Storeで買ってしまいました。<br />
オーストラリアにいても日本のアルバムがパソコンで買えるなんてほんとに便利なもんですね。<br />
<br />
初聴で今年いちばんすごいと思ったアルバムだったので、<br />
これはあとあと自分が見返して恥ずかしい想いをしたいわということで感想を書こうと。<br />
聴いてない人は読まないでね♥<br />
というのは冗談だけど、わたしはすごくいいアルバムだと思う。<br />
ああ、こんな感想なんて書けないのかもと思ってきた。<br />
<br />
気を確かに気長に書くことにします。<br />
<br />
<i>▼続きを読む</i><br />
<a name='more'></a>あたしは全曲解説を読んでから全曲聴いたからそのせいもあるだろうけど、<br />
さっそく1曲目の「絶対少女」の1音目で勝手にあっこれって。<br />
<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/69548146548" target="_blank">http://okamabu.tumblr.com/post/69548146548</a><br />
『「私なんかが何やっても」みたいな気持ちまるごとダサかった』<br />
って言ってたのがあたしの中でEDMっぽいのと繋がったというか<br />
全然思ってなかった音だったから最初はちょっと驚いたけど、普通に聴けたて、<br />
2周目以降はあーEDMっぽいのもやっぱりいい曲はいいんだなと真剣に思った。<br />
直枝さんの言うようにキョートなディスコチューンだ、どっかのDJがクラブで流しているのを想像してしまった。ディスコか。ディスコキラー。中毒性のある楽曲だ。<br />
<br />
それと同時に9日に公開になったこのアルバム2曲目からの<a href="http://www.youtube.com/watch?v=WdQ6wmap8U4" target="_blank">MV「ミッドナイト清純異性交遊」</a>をYoutubeで見た時点で<a href="http://www.youtube.com/watch?v=aT2B-MEAMLA" target="_blank">来来来チームとやっていたバンドもの</a>とは違って音は完全にぶりっぶりのEDM?だったのに、<br />
あたしの意識は完全に映像にいっていたんだなとそこにも驚いた。<br />
良い悪いとかじゃなくて偏ってみてるとすごいなって、視覚と聴覚の関係は。<br />
そもそも自分の中で違和感を感じなかったということがある。<br />
MVはカッコ良かったけどあたしはそこまでぐっとこなかった、今は。音源ばっかり聞いてたから実は3回くらいしか見てないし。<br />
これはモーニング娘。の道重さゆみの為の曲であることは知っていたけど、<br />
あたしはモーニング娘。も通ってきてないし道重さゆみというひとに関しては全く何も知らない。<br />
でも同性だったら似たもの好きで、異性は自分に無いものを持ってる人が好きって昔の誰かの言葉みたいなのを結構信じちゃってる節があるあたしは、このふたりはもしかして似ているんじゃないかと思っている。<br />
それにしても解説にあるサンリオのノート1冊分道重さゆみの魅力を書き出しからのくだりなんて、本当に尋常ならざる愛を感じる。<br />
<br />
全曲解説ではプロデュースをした直枝政広さんは通しで各曲にわりとシンプルなコメントを寄せているが、靖子ちゃんはと言うと言いたいことが溢れてくると言わんばかりに、溢れている。<br />
だから聴いたけどまだ読んでない人も読むといいと思います。<br />
<br />
それから公式ブログの<a href="http://blog.livedoor.jp/omorimorimori/archives/52133645.html" target="_blank">12/10「世界よこれでもくらえ」</a>にもこのアルバムに関して書いてて、こちらもなかなか過激です、読むといいと思います。<br />
<br />
3曲目の「エンドレスダンス」まで来たあたりようやくというかプロデューサーという存在の大きさを知った。<br />
恥ずかしながらよくバンドのアルバムなどで「〜をプロデュースに迎えた」とかいうフレーズを聞いてもプロデューサーが実際何をしてるのかさっぱりわかっていなかったが、<br />
こういうのもプロデュースっていうんだと感心した。<br />
今更ながら目からウロコで、人と人のつながりってすごいなと改めて思った。<br />
<br />
5曲目「Over The Party」になって、最初の衝撃と一緒に、しかしそれと反するように、<br />
あ、あたしの知ってる大森靖子だと思った。すさまじいサウンドだ。<br />
「Over 30 おばさん / 進化する豚」の鷲掴み破壊力たるや。ノイズもビンビン。<br />
6曲目「少女3号」のタイトルはTheピーズの「実験4号」に由来するタイトルらしいが、あたしは知らなくて最初にJUDY AND MARYの「くじら12号」が頭に浮かんできた。<br />
<br />
そして8曲目の「PS」で次の衝撃が待っている。<br />
これはでかい音は出ないから安心してイヤホンでもヘッドホンの音量をいっぱいにあげて聴くのが最高だと思う。<br />
生の大森靖子がそこいて、しかも声や息遣いや空気感だけじゃないものまで含んでいる。<br />
囁くような鋭いトレブルが鼓膜に突き刺さってくるし、耳は痛くないのに大変だ。<br />
これも直枝さんがこだわったアナログ録音のたまものなのでしょうか。<br />
エンジニアはGok Soundの近藤祥昭さんと原真人さんだそうです、もちろん知らないですが、職人仕事みたいのはいつでもあたしを感動させます。<br />
9曲目「hayatochiri」10曲目「W」のオーバーダブも美しい。<br />
<br />
11曲目「展覧会の絵」<br />
そんなにライヴ観たこと無いけどこの曲はなんだか多く耳にしていた気がしていた曲。<br />
これはピンクトカレフでも聴くいわゆる生楽器のバンドサウンドだけど、ライヴとは違う、これはすごい録音だと思う。ライヴじゃないけどライヴでそれがちゃんとレコーディングされてまとまっているというか、はい、あたしにはうまく言えません。<br />
<br />
12曲目「青い部屋」は唯一のピアノ弾き語りだけど、あたしはピアノ弾き語りを観たことが無くて、でもアルバム終盤のこのあたりでは既にああ、完全に大森靖子だってなっている。この詞でこのメロディはすごい。<br />
できるだけすごいとか使わないようにしてみてもダメね。ピアノ見てみたい。<br />
<br />
『それ!それ! それそれそれ! あれ!あれ! あれそれどれ?!<br />
それ!それ! それがどれのことかわーかんなーいー』<br />
<br />
やっぱり14曲目「君と映画」は直枝さんがサウンドデモをつくったそう。<br />
これも耳慣れた曲だったけど、仰るとおりこのアルバムではとってもポップでキャッチーに仕上がっている。とっても素敵です。『君と映画 君と漫画』ってうたうところとか、イントロも。<br />
<br />
『何年たっても映画を見るとき手をつないで感動したい』<br />
<br />
ついに最後の15曲目。すごいボリューム〜。<br />
これだけの曲を15曲もってとんでもないとこだと思います。<br />
最後は靖子ちゃんがハロプロの中で一番好きだというタンポポの「I&YOU&I&YOU&I」のカバー。またももちろん原曲は知らないけど、同じく知らない人も大森靖子の曲と言われたらそう思ってしまうと思う、誰しも思うだろうけど。<br />
そんなことよりこの愛の曲でアルバムが締めくくられていて、あたしはとても嬉しい。<br />
<br />
『、とにかく全ての女の子を肯定したいと思いました。わたしはずっと普通の女の子になりたかった、だから私は全員の女の子になろうと思いました。』<br />
これは「アルバム「絶対少女」寄せて」からの一節。<br />
<br />
『私は、私が死んだあとに私の音楽がどうなろうと、全く興味が無い、音源っていうものへの執着がまるでなくて、むしろ、既に過去になってしまったものがCDにパッキングされていつまでも売られるということに恐怖すら感じている』<br />
これは「W」の曲解説(靖子ちゃんの曲解説は必ずしもその曲だけの解説という感じでは無いけど)の一節。4曲目「あまい」の解説でも『大森靖子は完全に「今でしょ」タイプのダガツガツした人間』と言っている。<br />
<br />
ここまできっぱりと音源への無執着を言われても面白いくらい納得してしまうのが、<br />
あたしの中での大森靖子という人で、イメージでは坂口恭平と似ていてその人特有の、<br />
大森靖子が大森靖子で存在することのズバ抜けた説得力がある。<br />
「アイドル」との関係性にしても、強い自分と弱い自分にしても、もちろん恋愛にしても、<br />
いろいろ矛盾してそうなのにそうじゃないのはそこに嘘がないからだと思う。<br />
はっきり言って今も昔も嘘っぽい音楽がいっぱいある中で、大森靖子のやりたいこには嘘がなくて、思ったことはなんでも言っちゃうし。<br />
説得力も説得される方の聴き手側によってそれぞれだろうから、そりゃあアンチだって生まれるだろうし、いろいろ違ったそれぞれのやり方で嘘な無い良い音楽をやってる人たちはたくさんいるけど。<br />
<br />
「嘘」って何って言われても。<br />
<br />
少なくとも大森靖子は敵をつくりたくて大森靖子でいるわけではないし、<br />
大森靖子でいることで自然といろんなものと戦わざるを得ないんだと思う。<br />
<div>
それが大森靖子の『今でしょ』の刹那感を孕んだ生き方だろうから。</div>
<div>
同じ87年生まれというのもなんか嬉しいし、これからも最期まで大森靖子をしてほしいです。</div>
<br />
<div style="text-align: right;">
<span style="font-size: x-small;">坂口恭平といえば、<a href="http://www.youtube.com/watch?v=tZcl8lyNlO0&list=PLXLD9I6RS_x59cnenvRQ94tsEKOZr99Q5" target="_blank">【福島・原発】「これからの生き方」 宮台真司×坂口恭平(新政府初代内閣総理大臣)2012/6/10</a> はとてもおもしろいです。</span></div>
<div style="text-align: left;">
<br />
あー疲れたけど、スッキリした。</div>
<br />
またお得意の加筆、訂正が入るかもしれないですが、ご愛嬌というこで。<br />
こんなに1枚のアルバムを通しで聴き続けたのは久しぶりです。<br />
とにかく、大森靖子セカンドアルバム「絶対少女」はすごいアルバムでした。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-25019204035185880852013-11-09T20:13:00.001+09:002013-12-25T06:08:37.507+09:00肉体は嘘を付かない<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
嘘、欺瞞がこの世の中そこらじゅうに溢れてるなんて今更言う事でもでないけど、<br />
<div>
またそういうのがいちいち気になってしまった時期が来て、<br />
それでも信じられるものに何とかしがみついていないと発狂しちゃう。くらい。<br />
<br />
身体、肉体はあからさまに嘘を付かない。<br />
だからそんな望まない狂気を少しでも紛らわせようと無我夢中で肉体を狂信する。<br />
言い過ぎた。そんなことだったら、バキになっちゃうわ。<br />
でも筋トレとかしてみると自分の肉体が変わっていくのが目に見えてわかる。<br />
身体が一番の資本。<br />
これはひとつの真実なんじゃないかと思っている。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/hV6UZUmnrlE" width="420"></iframe>
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/SCqhe8Gp4Vg" width="420"></iframe>
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="//www.youtube.com/embed/nffEsLEt7aA" width="420"></iframe>
<br />
<br />
ふぅ。<br />
さすがどんと先生。生気が出てきました。ありがとうございます。<br />
<br />
この感じって▼このかさこさんというブロガーが話題にしていたホテルの偽装とは直接関係無いんだけど、<br />
<a href="http://okamabu.tumblr.com/post/66452595182" target="_blank">http://okamabu.tumblr.com/post/66452595182</a><br />
詰まるところ毎度お馴染みの自己嫌悪モードに突入するのは勘弁願いたい。<br />
<br />
やっぱり天気が安定しない、嵐だ、雷雨だ。<br />
<br />
最近整理していると書いた昔の映像からひとつづつ載っけていこうと思う。<br />
アルバム「ニューユタカ」を出したばっかりのフジロッ久(仮)<br />
これぞ踊らにゃそんそんというか、血湧き肉躍るね。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="450" mozallowfullscreen="" src="//player.vimeo.com/video/39501025?byline=0&color=ff0179" webkitallowfullscreen="" width="800"></iframe><br />
<br />
<br /></div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-88555567449253844022013-11-06T17:44:00.000+09:002013-12-23T22:13:47.475+09:00ベタなものってベタであってこそ活きるって<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
たかのんの<a href="http://blog.livedoor.jp/takanomerde/" target="_blank">デブログ</a>を意識しなかったと言ったら嘘よ。<br />
ベタもタイトルもここでは許されよう、何よりあの人のものなんて真似出来ないでしょ。<br />
好きなものに影響されちゃうのは昔からなの。<br />
スギムちゃんと一緒にいたときなんてずっとエセ関西便で喋っちゃうし。あほだ。<br />
書き溜めたネタ帳みたいな、いや、そんなみみっちいものじゃないけど、<br />
いつも感心してしまいます。<br />
出来立てほやほや例の<a href="http://vimeo.com/76840438" target="_blank">MV</a>でもお馴染み(言いたい)タテジマヨーコの詞もとてもよい。<br />
最近読んだ<a href="http://qonversations.net/kawada_yamato/5086/" target="_blank">山戸結希(映画監督)のインタビュー</a>にしても、<br />
言葉っていうのはすごい〜。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-WKJxZkiQHY4/UnnqgTcEAoI/AAAAAAAAApI/7rE6VeNg7EQ/s1600/merkaba4.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em; text-align: left;"><img border="0" height="198" src="http://3.bp.blogspot.com/-WKJxZkiQHY4/UnnqgTcEAoI/AAAAAAAAApI/7rE6VeNg7EQ/s200/merkaba4.jpg" width="200" /></a></div>
ここに着いた時から一向に夏が到来しないオーストラリア。<br />
今はゴールドコーストとシドニーの間あたりにおります。<br />
先月の方が暖かかったのではないかというくらい夜が特に寒い。<br />
薪を拾ってきては暖炉に放り込んで暖をとる感じ。<br />
こんなに薪拾いが大変だとは、というより燃費がわるいのかな、燃やし過ぎるからすぐなくなっちゃうんですよ、そうです、<br />
少ない薪でいかに長くもたせるかが重要ということか。<br />
昼間に海で裸で寝そべって日差しは強くてもうひえー紫外線!と思うかもしれませんが、なんか表面が強くなったようです。<br />
そして風も強い、だから前よりちょっと肌寒い。<br />
<br />
<br />
最近キセルの「旅」というアルバムをちゃんと聴いた。<br />
「近未来」が一番好きでいつもあればっかり聴いちゃうんだな。<br />
キセルのアルバムは通しで全曲いいな〜といつも思っている。<br />
「夢」も次に好きだ。<br />
でもこの3枚の中では一番新しい、といっても2005年(でた、2005)のアルバムらしい「旅」はほとんど聴いていなかった、ipodに入れるだけ入れて聴かなかったやつの膨大な中のひとつ。<br />
<br />
サンセットライブで観たキセルが一番印象に残っている。海だし。やっぱり。<br />
あ!あれがでっかいのこぎりか!と面白かった<br />
<div style="text-align: right;">
<span style="font-size: x-small;">Sun Set Live 2008 @ Keya Beach (5th to 7th Sept. '08)- Kicell -</span></div>
<div style="text-align: right;">
<span style="font-size: x-small;"><a href="http://smashingmag.com/feature/08feature/080907kicell_sam.html" target="_blank">http://smashingmag.com/feature/08feature/080907kicell_sam.html</a></span></div>
<div style="text-align: left;">
キセルは兄弟なのだが、弟の大学受験の失敗の勢いで結成したらしい、<br />
さすがWikipedia、役に立ちます。</div>
<div style="text-align: left;">
兄弟姉妹でバンドと言えばさっき見た<a href="http://kanatato.com/" target="_blank">カナタトクラス</a>、楢原さんは大学の先輩で、前は<a href="http://radio-dtm.jp/" target="_blank">radioDTM</a>の社長もライヴでギターとか弾いてた。</div>
<div style="text-align: left;">
映像の整理をしていると昔撮ったライヴがいっぱい出てきて楽しい、<br />
あたしは自分で撮ったのを何回でも見る、飽きないし、発見がいっぱいある、</div>
<div style="text-align: left;">
あーだめだめそれじゃあ!とかは次へのいい手がかりになる。</div>
<div style="text-align: left;">
何より自分の観たいものを撮ってるんだから嬉しく無い訳が無い。興奮だ。</div>
<div style="text-align: left;">
イヤホンして身体が勝手に踊っちゃうなんてしょっちゅうだ。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
まただ、また迷路になっちゃった。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
「旅」は前に2枚より元気な感じがする。曲もそうだし、詞もアクティブだ。</div>
<div style="text-align: left;">
よし1曲目「夏が来る」わたしのところにはなかなか来ない。わたしは夏を待っている。早く来い。</div>
<div style="text-align: left;">
ホントに旅先で書いたのかなーと思うくらいの旅感。心の旅感。</div>
<div class="" style="clear: both; text-align: left;">
すごいぜ。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/Hk6yR6PUTpc?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe><iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/A1PIgkf6CWg?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
すごいな。こっちの「心の旅」も。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
アルバムでササソーよろしく同じ言葉もちらほら出てくる。</div>
あの曲とあの曲はこういう関係なのかな、とか、あ〜、うぅ〜とか、あぅあぅとか。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
こういうべったりなアルバム好きです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
行く道は帰る道さ、ふむふむ。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
サマタイムも始まり夏(に向かっているはず)のオーストラリア。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
なんでしょう、もうこういうのを求めているとしか考えれられないような選曲の割合たるやで日々を過ごしてるんですが、今回はキセルについて。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
もっといっぱいあるのよ、恥ずかしながら。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
でも、日記なんてもともとつけられないんだけど、後から読み返したら面白いんだろうなと、昔からブログしてるひとをみて思ったりした、から。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
太陽ってすごいな〜と毎日思ってますが、</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
どうやら銀河系には太陽に似た恒星で水がありそうな地球型惑星が100億個くらいあるらしってのが最近わかったようで、恒星ってつまり自分で核融合して光ってるんでしょ、なんで水?すごい。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
★動かしてるエネルギーを発電に使っちゃおうってのもすごいよね。ひえー。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-tmYoVNGr0L8/UnoVkBoUwpI/AAAAAAAAApY/C7IowghwybY/s1600/sacred-geometry-crop-circle.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="282" src="http://2.bp.blogspot.com/-tmYoVNGr0L8/UnoVkBoUwpI/AAAAAAAAApY/C7IowghwybY/s320/sacred-geometry-crop-circle.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-39081323442646571672013-10-16T03:54:00.002+09:002013-12-25T06:10:38.257+09:00クラスメイトMVおまけ話1<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
ハラフロムヘルのライヴの話も書き忘れてて昨日書き足しちゃったけど、<br />
なんだかちょっとイケナイ気分になってきたので、<br />
新しくおまけして書こうかしら。<br />
<br />
そもそもブログって同じ投稿を編集したら投稿日も新しくなったりしないのか?<br />
まあ いっか。<br />
<br />
これがわたしの「クラスメイト」です!みたいなこと最初に書いてたわりに、<br />
じわじわいろいろ言いたくなっちゃう衝動に駆られてきた。<br />
<br />
結論から言えば『「思春期」的な』発想と言いましょうか。<br />
<br />
あとは別件ではあるけど、ハラフロムヘルというバンドの紹介映像にもしたいと思っていた。知名度はあるとバンドの活動に大きいものでしょうから。<br />
<br />
あれだけ冒頭からパートと名前を見せられれば逆にハラフロムヘルが。なんて。<br />
果たして実際のところは覚えられてるのかしら?遠征が楽しみですね。<br />
最後に稲毛海岸の防波堤の映像を入れたのもしかり。<br />
<br />
<br />
実は今オーストラリアでも違うジャンルの曲でトレーラーをつくったりしていて、<br />
わたしたちこういうことやってます!という意味ではベクトルは同じだ。<br />
そんなこったでこのMV(ミュージックビデオ)はハラフロムヘルのプロモーションビデオ(PV)とも言えるなと後から思ったわけです。<br />
蛇足 自分ではMVと言ってるけどPVでもMVでもどっちでも構わないと思ってる。<br />
こんな話いくらでもあるし、見てる側が違いを認識してないのであれば、何て事無い。<br />
昔からほとんどの人が見て来てるのがMVだけど、いつからかPVとも呼んでいて、いやあれはMVって呼ぶべきなんだ!って流れだとわたしは認識しています。<br />
PVの方が言いやすいなしかし。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-11370669716375195832013-10-15T22:03:00.000+09:002013-12-28T14:45:29.793+09:00Wow!! Pants Cool + universe<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
ワウパンのMVまだの人はみてからみてもいいのでは?<br />
でも、その前にクラスメイトのMVはみてね!<br />
<br />
アップしてから少し縁遠くなってしまったTwitterでエゴサーチしてはMVを評判を見てにまにましてたら<br />
一緒にランランラン、ワウパンもいいとの情報が!むむっ!ワウパン!<br />
ワウパンと言えば一度それこそランランとサウパンの企画で見ている。<br />
ここでも再々々登場くらいでしょうかランランランズ!<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
<span style="font-size: x-small;">Wow!! Pants Cool / Aug.3 2012 @BUSH BASH</span></div>
<div style="text-align: right;">
<span style="font-size: x-small;"><a href="http://www.flickr.com/photos/morookam/sets/72157632702651222/" target="_blank">http://www.flickr.com/photos/morookam/sets/72157632702651222/</a></span></div>
<br />
その時はどうも浮いた感じのヴォーカルがいて、民族的で、うにゃうにゃみたいな感じで、<br />
よくわからなかった。キライでは無かったけど、好きって言うわけでもない。<br />
でもライヴのあと出て来たメンバーの人たちと話したらヒゲもじゃのお兄さんなんて<br />
すごい朗らかでびっくりして良い気分だったのは言うまでもない。<br />
BUSH BUSHについてもいつか書いてみたい。<br />
<br />
いつのころからか対バンをきっかけにしてだろうかハラフロムヘルのタテジマヨーコがワウパンに傾倒していくのをわたしTwitterで見ていた、おそらく |ω・`)ストーカー?<br />
<br />
そんな中のこの邂逅です。<br />
<br />
Wow!! Pants Cool "ホームイ" MV<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=W88xDATvMP4" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=W88xDATvMP4</a><br />
<br />
<br />
”ほんとに涙が出た やっぱり宇宙だった すごいとしか言えない 全ては繋がっているんだなあ〜”<br />
思わずTwitterでそう言ってしまっています。<br />
<br />
これだけ見たら むむ!こいつ!みたいな感じかしらやっぱり。<br />
涙はちょっと目が乾いてたのも部屋が暗かったのもあったりしてわかるけど、<br />
やっぱり宇宙に繋がっていったということなのだな。<br />
<br />
でもそれにはまず今のオーストラリアの生活と宇宙との関わりから話を書き始めないといけないからとても長くなってしまう、文章を書くのが遅いから面倒ということで、いつか。<br />
<br />
宇宙もそうだし、ワウパンの前作MVなんて<br />
<br />
Wow!! Pants Cool "ハウスキット" MV<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=jDCi8tTa9e0" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=jDCi8tTa9e0</a><br />
<br />
<br />
フィルムのカット編集?っていうの?で、もうそりゃあびっくりした。<br />
あたし!ぱくりじゃないわよ!一応!<br />
身近なところで引き算のお手本を見つけた感じです。<br />
シンプルだからこそ光る随所の見せ所のカットとエフェクトというでしょうか<誰?<br />
う〜いいMV!<br />
<br />
音楽も忘れてないわよもちろん。<br />
好きです!大好きです。<br />
恒例の何っぽいてのをあえてやればやっぱりハウスキットはトクマルシューゴみたいな感じだけど、彼らのプロウィールを見たら、なんと<br />
<br />
【プラスパワーミュージックを演奏する5人組のバンド】<br />
Wow!! Pants Cool - ワウパンツクール (通称:ワウパン)<br />
<br />
なんてこったこれはもう言わずもがなだし、ちょっと書き疲れたので、この辺で。<br />
面白くなってきそうですね</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8933693345647625765.post-32001725232895706912013-10-14T17:04:00.000+09:002013-12-29T04:34:39.558+09:00『Dont miss my new MusicVideo#』<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="450" mozallowfullscreen="" src="//player.vimeo.com/video/76840438?byline=0&portrait=0&color=b45078" webkitallowfullscreen="" width="800"></iframe>
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<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
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いつもはあまり長々とものを書かないのですが、
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<div style="text-align: justify;">
<span style="text-align: left;">今回は読んで欲しいのでがんばります。</span></div>
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FBから移植してたくさん加筆しました。</div>
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<br /></div>
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ハラフロムヘルというバンドのMV(ミュージックビデオ)をつくりました。<br />
「クラスメイト」という曲です。</div>
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脚本・演出・撮影・編集と自分ひとりで映像作品をつくったのは初めてです。</div>
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いい音楽といい映像でいい作品になっています。</div>
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<br /></div>
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結論を言ってしまいました。</div>
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そういう事でした。</div>
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いい作品はいい映像といい音楽で出来てしまうんです。</div>
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わたしはこのハラフロムヘルが本当に好きフロム腹、つまり腹の底から好きというわけで、腹と言っても宇宙ぐらいの胃袋を持った腹の見えない底からくらい好きなんです。</div>
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そしてそんな宇宙の力を感じずにはいられない在オーストラリア今時分のわたしです、初めてだらけの映像編集にはいろいろとやられましたけど、おかげ様で今出せる限界くらいに納得しています。</div>
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それではハラフロムヘルとのなれそめなどから、</div>
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第一章 蔵フェスこそが全てのはじまり</div>
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初めてハラフロムヘルを観たのが2012年2月18日の蔵フェスvol.19。</div>
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蔵フェスとはデロッピードロッピーという千葉のバンドの松田兄妹が、</div>
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成田空港駅が最寄り(!)の実家の土蔵(!)や母屋をつかって自分らでつくっている音楽フェスだ。</div>
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19回目の蔵フェスは大好きで仲良しのランランランズというバンド(デロッピードロッピーの兄がドラマーを兼任している)のレコ発イベントで、</div>
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ずっと観たかったフジロッ久(仮)で大いに心身がヴわァッとして感動してみなぎった感じがしたり酩酊したりして、とにかく楽しいフェスなのだ、フジロックと並んで日本の二大フェスである。</div>
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[ 蔵フェスvol.19 写真]</div>
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<a href="http://www.flickr.com/photos/morookam/sets/72157632714634361/" target="_blank"><span style="font-size: x-small;">http://www.flickr.com/photos/morookam/sets/72157632714634361/</span></a></div>
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[ 蔵フェスvol.19 映像]</div>
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<a href="http://www.youtube.com/playlist?list=PLEE849370E6040D40" target="_blank"><span style="font-size: x-small;">http://www.youtube.com/playlist?list=PLEE849370E6040D40</span></a></div>
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<br /></div>
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わたしは前回にあたるvol.18から公式カメラマン(!)として参加している。</div>
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あの時は前日に下北でオワリズム弁慶のライヴがあって朝まで打ち上げしてそのまま多古町まで行ったのだそういえば。</div>
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そう、まさにフジロックの入場ゲートのように華麗に空港駅のパスポートチェックをスルーして</div>
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もちろん持ってなかったけど</div>
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蔵フェスについてもそのうち書きたい し </div>
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というよりもむしろ行きたい。しかし神々しい写真たちだ、素晴らしい。</div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://4.bp.blogspot.com/-4iS_UzwT_eA/UlrszgssGWI/AAAAAAAAAnk/9hQMl9DtdN8/s1600/a7226718cfc073c0b4206771a03eac09.jpeg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://4.bp.blogspot.com/-4iS_UzwT_eA/UlrszgssGWI/AAAAAAAAAnk/9hQMl9DtdN8/s200/a7226718cfc073c0b4206771a03eac09.jpeg" width="149" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="font-size: small; text-align: left;">松田家にて(たぶんほそね君撮影)</span></td></tr>
</tbody></table>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-183CxWkHp80/Ulrs0P_4vhI/AAAAAAAAAno/Qz_rK64vOSE/s1600/4d4abeeeb07881dae6cf27caacd3f1ce.jpeg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://3.bp.blogspot.com/-183CxWkHp80/Ulrs0P_4vhI/AAAAAAAAAno/Qz_rK64vOSE/s200/4d4abeeeb07881dae6cf27caacd3f1ce.jpeg" width="149" /></a> </td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="font-size: small; text-align: left;">成田空港にて(グーミ小畑くん撮影)</span></td></tr>
</tbody></table>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-Z-4osgUtx_w/Ulrvu0JuODI/AAAAAAAAAn0/pIv8tmnLHGA/s1600/YkVzA.jpeg" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://3.bp.blogspot.com/-Z-4osgUtx_w/Ulrvu0JuODI/AAAAAAAAAn0/pIv8tmnLHGA/s200/YkVzA.jpeg" width="150" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="font-size: small; text-align: left;">フジロック’12(撮り人知らズ)</span></td></tr>
</tbody></table>
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第二章 蔵の中のわたしとハラフロムヘル(ようやく)</div>
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ハラフロムヘルはとっても衝撃的にぐっときた。</div>
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衝撃的なのにじんわりしているしほっこりしているしとんがってるけどやさしくて、</div>
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なんかこれ知ってる、憶えてるなこの感覚みたいな感じだった。</div>
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照れみたいな感情も受け入れられるような懐が深く浸透力のある世界観。</div>
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なんだこれは、これは書いててちょっと恥ずかしくなったけど、ハラフロムヘルは不思議とそうならない。</div>
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ただ懐かしさだけでは説明できない童謡っぽさやノスタルジーといった類いの情景。<br />
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それになんていたって大事な事を書き忘れていた!<br />
ライブで放たれる熱量、得てして生き急ぐかのように尻上がりに上昇するテンションの波?渦?は見ている人、フロアとの境界を力づくでぶち破ったりする。<br />
ありきたりなエヴァの初号機が両手でATフィールドをあれするイメージ。<br />
パンクバンドをやろうと結成させた経緯を見てもうなづけると思う。<br />
身体か心かわからないけど、何かぶわあっと熱が生まれたような。<br />
<br /></div>
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そしてその感情は今回こうして「クラスメイト」という曲のMVをつくるということを、何となくわかっていた、と強がってもいいくらいの何かだった。<br />
実際その日は1曲しか撮らないと決めていて、それが「クラスメイト」だったのだ。<br />
<br />
第三章 夏休みの宿題<br />
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八月、わたしはバイトしていたレストランにホリデーをもらい、<br />
気温一桁、冬のメルボルンから、熱中症とゲリラ豪雨注意報の灼熱日本に帰省した。<br />
およそ1ヶ月間、分刻みのスケジュールをこなしながらライヴハウスなんかを飲み歩き、時には公園で野宿しながら千葉東京埼玉を飛び回り撮影した。<br />
千葉は遠い。<br />
千葉県は東京・埼玉の隣だけど、千葉駅は新宿から電車で1時間かかる。<br />
「千葉のバンド」といっても千葉と柏はこれまた1時間くらい離れていて文脈よっては全然違うものらしい。<br />
それを言ったら「東京のバンド」だって新宿と八王子じゃいろいろ違うだろうものね。<br />
単純で当たり前の事なのに忘れてた。<br />
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稲毛の海ではバンドのアー写(アーティスト写真)も撮った。<br />
これも採用になったのはやっぱりOM-1のフィルムで撮った写真だ。<br />
夏休み中の中学校にお邪魔(ゲリラ)してびくびくしながら撮影したり、ひとりひとり呼び出したり家に押し掛けたりもした。<br />
千葉は遠くなくなっていた。<br />
<br />
クラスメイトのMVをつくろうという話はヴォーカルのタテジマヨーコとたぶんどっちからともなく以前からしていた、はず。一時帰国に合わせて自然とつくる流れになる。<br />
頭の中にあったイメージをお粗末な絵コンテみたいのに起こした。<br />
脚本みたいなのもあったけど、それはつくっていく中で結構変わっていく。<br />
<br />
この作品は8ミリフィルムで撮影した映像をメインに使っていて、<br />
高校生のときの自分が撮っていたフィルムが作品の中でとても大きな意味を持っている。<br />
<strike>2005年、8年前に</strike>2003〜05年に撮った8ミリと今年新たに撮ったものとが、<br />
それぞれの想いや表現を含み、弾けて融けた。<br />
あの時の気持ちだけじゃなくて明るさとか匂いとか空気の流れまで入り込んで溢れ出した。<br />
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あの時つくりたかったものが今回こうして完成したんだ、ともう一回強がりたい。</div>
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8ミリフィルムと曲終盤の5人での合唱というイメージをハラフロムヘルの印象的な情景と結びつける。そしてそれが「クラスメイト」という曲であるということが全てを示しているように思う。<br />
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ああ、やっぱり長い文章は特に何言ってるかわかんなくなっちゃう。<br />
思い出したら書き足したりするのかも。<br />
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とにかく自分の中でのハラフロムヘルの「クラスメイト」はこういうものになりました。</div>
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何度観ても新たな気づきがあって愉しめるはずなので飽きるまで観てください。</div>
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”うたのおねえさんタテジマヨーコ”みたいなのをどこかで見かけたけど、<br />
NHKさんみんなのうたに載っけてくれないかなホントに。</div>
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宇宙がすごいのと、はたらくおっさん最後の「行こうやろう踊ろうさわごう〜」H山ズの「知りたい食べたい飲みたい遊びたい」のくだりはまた別の機会に</div>
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Unknownnoreply@blogger.com0